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ノホホンさんのレビュー一覧

投稿者:ノホホン

13 件中 1 件~ 13 件を表示
大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち

大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち

2022/11/10 18:05

自然との共生について考えさせられました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『土』が誕生してからの5億年の物語。土と生き物の関係,土と文明の関係,土との今後の関わり方について語られる。難しい内容もあるが,写真や図も多く,文章は読みやすい。何よりも,研究者である著者の熱い思いが,行間から気持ちよく伝わってくる。

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クリスパーCRISPR 究極の遺伝子編集技術の発見

クリスパーCRISPR 究極の遺伝子編集技術の発見

2023/06/08 11:35

ゲノム編集技術は細菌の免疫機構の研究から生まれた

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ノーベル賞を受賞したゲノム編集技術CRISPR/Cas9。新発見は,細菌が持つ
免疫機構を理解するための基礎研究から得られた。本書は2部構成で,
新発見につながった研究物語が第一部。第二部は,ゲノム編集の応用について
述べた後,今や実務レベルになったゲノム編集の安全面・倫理面に関して
著者が実施した行動と考えが語られる。
新しい科学技術が間違った方向に利用されないためは,本書で述べられている
ように,科学コミュニケーションを通じて社会全体でルール化をしていく必要がある
のであろう。CRISPRの興味がある人だけではなく,科学技術の利用のされ方に
関心や不安のある方に読んでいただきたいと思う。

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土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

2023/05/13 16:43

干ばつ被害も大雨被害も土しだい

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農業を始めた4年間は悪天候の影響で収入がほとんどなかった著者。しかし,近隣の農家でも4年連続で不作だったのは著者の農地だけ。なぜ?? 必死に環境再生型農業に取り組み,ようやく天候に影響されずに安定した収穫が得られるようになる。理由は,土壌が健康になったから。
家庭菜園を始めた私にとって,アメリカの大農場のやり方と同じことはできない。でも本書を参考に,「耕して化学肥料や農薬を使う農業の常識」を考え直してみたい。
リジェネレティブ農業(環境再生型農業),自然農法に関心のある方は最初に読んでおきたい一冊。

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イヴの七人の娘たち 遺伝子が語る人類の絆

イヴの七人の娘たち 遺伝子が語る人類の絆

2023/03/26 22:15

6億の欧州人は,たった7名の女性の子孫だって

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ミトコンドリアDNAの解析を基に進化系統樹を推察する手法を用いて,人類の母系の祖先を辿り,アフリカから世界へホモサピエンスが広がる足跡について解明していく。初版は2001年だが,本書の内容は少しも色褪せておらず,知的好奇心を満たしてくれる。それは,著者が人類への愛情をこめて,情熱を注いできた研究成果を一般の人にも分かりやすい文章で語り掛けてくれるからだろう。

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土が変わるとお腹も変わる 土壌微生物と有機農業

土が変わるとお腹も変わる 土壌微生物と有機農業

2023/03/16 18:38

お腹も,地球も,土壌微生物が・・・

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公園や田畑,植林された山の緑を見て,「自然はいいな」と思っていた。
しかし,人の手が入った大地では土壌微生物の多様性は失われていて,
本当の意味での自然ではないらしい。
農地は耕すと土壌のカーボンは失われ,大気の二酸化炭素に変わるそうだ。
その量は化石燃料由来の二酸化炭素を上回る。
目からウロコの内容に,これからの農業のあり方,気候変動への対処法などに
ついて考えさせられた。

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この国のかたちを見つめ直す

この国のかたちを見つめ直す

2023/01/22 11:18

日本における良識って

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著者は,日本学術会議の名簿から除外された6名のうちの一人。
どのような考え,意見の方なのか知りたくて本書を読んだ。
本書には,歴史学者である著者の新聞連載のエッセーやコラムが
テーマ別(国家,震災と原発,天皇制,戦争,世界の中の日本)に
収められている。
読後感として,著者の意見・考えはニュートラルと思え,
私には同意できることが多かった。
日本学術会議の問題をはじめ,現実にモヤモヤを感じている人には
読んで欲しい一冊。

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体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉

体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉

2023/10/29 18:10

「脳の感覚」と「体の動き」の誤差をカバーするテクノロジー

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運動をする時に,脳の中の感覚と身体の動きは一致していないという。そこに気が付かないまま練習すれば,かえって身につくのが遅れる。脳と体の誤差を埋めるテクノロジー(ピアノ演奏の感覚トレーニングのエクソケルトン,卓球トレーニングシステムのスピンポン,ゴルフ練習システムノバーチャルシャドウ,できるへのジャンプを誘導するブレイン・マシン・インターフェイスなど)や,誤差を生じるメカニズムを基礎解析する試み(自分の運動を本人目線で撮影するモノアイ,架空のしっぽを振る練習のブレイン・マシン・インターフェイスなど)について紹介・解説されていて興味深い内容の一冊。
ただ,メカニズムからテクノロジーへと順序立てて解説されていないためか,整理して理解するのに少々苦労しました。

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あつまる細胞 体づくりの謎

あつまる細胞 体づくりの謎

2023/07/25 15:24

細胞が集まって,器官を作るのはなぜ?

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海の動物カイメンを,布で包んで絞ると細胞がバラバラになる。
バラバラにされた細胞は,時間がたつと自然に集まって
上皮や骨格からなるカイメンの体が再びできるという。
動物の細胞はバラバラになっても生きることができるが,
自然に多細胞体に戻ろうとするということらしい。
どんな作用が働いていて,どんな機構が起きているのだろう。
本書は細胞が集まり,特定の細胞同士が接着するために鍵となる物質を
探求した研究の物語。
今後も研究は続いていくのだろうが,ここまで解明してきた研究者に
敬意を表したい。
そして,生命の精緻な仕組みには,いつも感心させられるばかり。
本書はやや専門的なので,理系の人向きかな。

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人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版

人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版

2023/04/12 15:33

これから人類はどうなるのだろうと考えている人に

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進化科学が好きで,常日頃,人類の未来を妄想しているので,期待して本書を購入。
著者は人間の変容の視座で,認知と進化に関して書籍類を読み込み,対談を重ねてきた。その内容や所見について,エッセイ,インタビュー,作品評などの形で発表してきたものを本書にまとめてある。私の好きな「サピエンス全史」などの部分は,他の書籍の人間観との位置づけが理解でき,期待通り。一方で,未読の書籍の部分や,哲学的な表現・議論が続く部分は私のキャパを超えていたので,飛ばし読みした。元々,一般の人にレクチャーする目的の本ではないので,読み易くないのはしょうがないか。
購入を検討されている方は,本書の目次を調べて,好きな書籍が本書に取り上げられているかどうかを確認してみるのが良いと思う。

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樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声

2023/02/06 23:33

樹木の時間はゆっくりでも,動物のような環境対応力

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森と樹木を愛した森林管理官が長年観察して知りえた樹木の真の姿を語る37編のコラム。森林は樹木のコミュニティで,樹木は情報を知らせ合い,根を通して共生しているという。樹木は光や音を感じ,害虫や雑菌に対応する生命力を持つことを本書で知る。
樹木の生活を尊重する視点を入れて,環境保護,生物多様性,カーボンニュートラル等への対応について改めて考えてみるきっかけになった。

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R帝国

R帝国

2023/01/22 11:13

新しい戦前から何が始まるのか

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近未来の架空の国の物語「R帝国」は2017年に執筆された。
あらためて2022年を振り返ると,この物語の構成要素「カルト・侵略・陰謀説
・原発問題・感染症」は全て現実に起こっている。
物語の中では,「日本の戦争」が小説の形で引用され,
R帝国の政党政治や国際緊張関係と対比される。
本のあとがきで,作者が『R』の意味を暗示しているが,
現実の世界では『R』されないことを祈るばかり。

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増えるものたちの進化生物学

増えるものたちの進化生物学

2023/08/16 22:30

進化生物学者の生命観・人間観

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進化生物学の視点から,「何のためにうまれてきたのか」等の哲学的な命題を
考える内容。新しい切り口で,専門的過ぎることもなく,内容も良い。
でも,進化生物学の本として期待していた私としては,本選びの的を
外してしまった感じ。また,理解しやすいように,深入りし過ぎずに
まとめられているためか,読後に「納得」はしても「共感」までにならなかったかな。
切り口も内容も良いので,個人的な意見として,
もっと尖って理系の読者をも唸らせるサイエンス本に,
本書を『進化』させていただけることを期待します。

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SDGsの不都合な真実 「脱炭素」が世界を救うの大噓

SDGsの不都合な真実 「脱炭素」が世界を救うの大噓

2022/10/28 11:45

不都合はわかるが真実は伝わらなかった

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SDGs関係の政策や報道・時流は,本質よりも象徴的なものが多く危惧していたので,本書を購入。(例えば,レジ袋が海洋汚染の主原因ではないのに,レジ袋の有料化だけで海の環境を守れるみたいな・・・)特定の国や団体等の利益誘導に影響され,一面的になっているSDGs政策・活動に関して,問題提起をして日本の利益にならないことを本書は述べている。しかし,対局の意見を主張するあまり,読後感としてSDGs自体を否定するような印象を受けてしまう。そのためSDGsを真面目に考えている人には,届かないメッセージで終わっているのは残念。難しい課題について多面的な意見を整理してもらえてなく,提言も不足しているためかと思う。

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