ひろとこさんのレビュー一覧
投稿者:ひろとこ
日本の歪み
2023/11/23 11:11
良質な大人の議論が楽しめる
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日本の戦後の歴史を振り返りながら、現代の日本の問題点を3人の論客が熱く語っている。経験や知識に裏付けされ、お互いの立場を尊重する良識的な議論が楽しめる。現代の日本に閉塞感を感じている方は一読をお勧めする。個人的には東浩紀の視点が特に鋭く面白いと感じた。
暗闇の効用
2023/10/29 15:57
私たちには暗闇が必要だ
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光害(ひかりがい)という言葉を初めて知った。温暖化だけではなく、光害によっても、たくさんの昆虫が絶滅の危機に瀕している。私たちは夜景やイルミネーションを無邪気に楽しんでいるけれど、過剰な光は私たちの健康にも悪い影響を与える。
谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を思い出し、私たちの行動も変える必要がある。本書の巻末には暗闇を守るための10箇条がある。これを手がかりに暗闇を楽しみたい。
アラビアン・ナイト
2023/05/07 21:06
ヤマザキマリさんのおすすめ本
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ヤマザキマリさんのおすすめ本ということで、以前から読んでみたいと思っていた。変な感想かもしれないが、何かと窮屈な日本から逃れて自由になった気分。正直だから報われるとか、そういう話とはちょっと違うというか。自分で考えて行動することとか、運を味方につけるとか、ある種の潔さとか、大人が読みたい童話です。
2023/01/29 19:41
これからの時代の介護に必携
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介護そのものはプロにお任せして、無理のない範囲でやりましょうという本。結局はそれがみんなの幸せにつながりますよ、と「親不孝介護」を勧めてくれる。ライターの方の体験という具体例にそった実践的な解説だ。親に会いたくなければ会わなくても良いと言ってくれるし、救われる子供は多いはず。個人的経験からも、子どもがやってくれると思えば他人の介入を受け入れなくなる、というのは本当だと思う。これからもバイブルにします!
海のアトリエ
2022/12/25 21:37
繰り返し開く美しい絵本
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自分が子供の頃に出会いたかった大人、したかった経験、味わいたかった時間、美しい世界を感じたくて、繰り返し開く一冊。子供の頃には得られなかったけれど、今からでも求めたい世界で、開くたびに幸せな気持ちになる。堀川さんの描く海、光、風、人は本当にすてき。こんな大人が側にいてくれたら少し違った人生を歩んでいたのではないか、とちょっとだけ残念に思わずにはいられない。
ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って
2023/11/23 11:22
面白い!
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他には読んだことのないタイプの本だった。絶滅動物かわいそう的な本ではなく、出島にドードーがきたかもしれない歴史的事実を追ったり、世界をめぐって学術的な興味をかき立てられたり、何よりその裏には著者の行動力と熱い思いが感じられて、とても楽しかった。その上で1周回ってやっぱりドードーが絶滅していなかったら良かったなと思うのである。
訂正する力
2023/11/23 11:04
訂正を恐れずに
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お互いがそれぞれの正義の主張をぶつけ合って、議論が成り立たなくなった時代に読むべき一冊。訂正を受け入れるようになれば、少しは生きづらい人が減るのではないか。しっかりとした哲学的な下地がありながら、誰もが読みやすくお勧めできる。
せいめいのれきし 地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし 改訂版
2023/11/23 11:29
大人になって、今更と思ったか…
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地球の始まりについて全く知識がない文系の私。絵本でなければとても読まないであろう内容の本だった。絵本と馬鹿にすることなかれ…地球上にいつどんな生物が誕生してどのように進化していったのか視覚的によくわかる。読んで本当に良かったと思う。
シーリングスタンプの楽しみ方 封筒に、カードに、ラッピングに、癒しの時間に
2023/07/01 19:04
素敵なアイデアがたくさん!
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シーリングスタンプについて一通りのことがわかる一冊。カラーで写真が沢山あってとても美しい本。シーリングスタンプについて基本的な知識のある人も、スタンプやワックスのメーカーやその特徴がわかって次の一つを買う参考になる。何よりシーリングスタンプを使うアイデア色々紹介されていてイメージが広がる。おすすめできる。
植物と仕事をするPlants & Works
2023/06/15 08:28
期待以上に楽しい緑と花の世界
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観葉植物、花、多肉植物を仕事にしている人や、育てている世界の人々の生活を垣間見られる本。
タイトルには、邦題は「植物と仕事をする」だが、いわゆる狭い意味の仕事ではない。生活の中に植物がある人の日常が美しいカラー写真で紹介されている。そのまま自分の生活に取り入れられるかはともかくとして、日本にはない個性やセンスや工夫があってとても楽しめる。
特に印象に残ったのは、フランスのフラワーアーティスト、画家の女性。彼女が自宅である。白の壁に描いた絵と、実際の自然が渾然一体となった。世界はため息が出るほど美しい。
俳句が伝える戦時下のロシア ロシアの市民、8人へのインタビュー
2023/05/17 12:47
俳句に興味がなくても大丈夫!
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戦争が長期化する中、ロシアの市民が何を考えているのか興味があった。8人の男女が、各自の詠んだ句を入り口にインタビューを受けている。俳句に興味があると言う特殊な人ではあるのだけれど、ロシア人の内面が垣間見られた。戦争や政治だけでは、その国のことを理解したとは言えないだろう。俳句が、松尾芭蕉が、熱く語られていて、それもまたうれしくも不思議な気がした。
私が1番いろいろ考えさせられたのは次の一句。
ロシア世界 家庭の出合いは 前線に (オレク)
詳細は本書でご確認されたし。
読み終えて、ただただ戦争が早く終わることを願わずにはいられなかった。
ルリユールおじさん
2023/05/07 20:59
好きなことを仕事にする情熱
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ルリユールおじさんは父親を規範にその仕事を引き継いでいる。植物好きな少女がルリユールおじさんに大切な植物図鑑を修理してもらったら…、好きなものに対する情熱とか、古いものを大切に引き継ぐ価値観とか、時代が変わっても失いたくないものを思い出させてくれる大人の絵本。美しい絵に、手元の置く幸せを感じる。
動物園を考える 日本と世界の違いを超えて
2022/12/28 12:43
これは面白い!知っておくべき動物園の事
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一般の日本人は動物園、水族館が好きな割には、その裏側に無知だと思う。たまにイルカにショーをさせるのがかわいそうだとか問題になるものの、世界の動物園がどうなっているかなんて全く知識がなかった。世界の事例を見ながら、みんなが身近な動物園がどうあるべきか考えていけば、日本の動物園、水族館ももっと良くなるはず。まずは本書を読んでその舞台裏にも興味を持つ人が増えていけばいいと思う。
2023/02/17 20:36
おしゃれな観葉植物の実用書NO.1
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