十六夜さんのレビュー一覧
投稿者:十六夜
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2023/03/27 01:06
若君と唯が大好きです
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完結を迎え、ここまで名残惜しく思う作品に出会えたのは久しぶりでした。繰り返し読み返したくなるので全巻揃えました。悔いはありません(笑)
髪が伸びてロングになり、すっかり“戦国の女性”になった唯ちゃんが一度でいいから見たかった!彼女のトレードマークはおかっぱ頭ですけども(笑)
番外編という形でまた唯と若君、それから二人の子供たち、個性豊かな御月家の人々に出会えないかなぁ…
2023/03/29 02:21
王の正体
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2巻にして王の正体が判明しましたね。
作中で語られているとおり、既にこの王家は“魔界”です。これから王家の問題が明らかになっていくのが楽しみです。
まだ先のことと思いますが、アルナの正体がバレる瞬間が非常に楽しみです。入れ替わりものの醍醐味なので。アーサーの正体はあっさり明かされてしまったのでアルナはいつなのか…
●気になったこと
各話の間のフリースペースに【vivre ou mourir, aimer tranquillement(生きるか死ぬか、静かに愛するか)】と書かれていて(ちょっとシェイクスピアのハムレットの有名なフレーズに似てる…?)
調べたらフランス語でこのような意味でした。
なんとこのフレーズがサブタイトルなんですね。気に留めずに読み進めていたら気づかないままでした。
中世ヨーロッパをモデルに描いていると思われますが、英語ではなく、あえてフランス語にしたのは何か意図があるのでしょうか…
単純にアルナの母国のモデルだから、とかですかね?
2023/03/28 04:17
あの武将の最期…
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6巻ではついに森可成が討死の時を迎えました…
信長を扱った他作品でも森可成の最期はかっこよく描かれており、信長の忍びではどう描かれるのかドキドキしていました。
史実からわかっていたことですが、やはり泣けてしまいました。可成と千鳥の絆も涙を誘います。
コメディ4コマ漫画ですが、キャラクターに愛着が湧いてしまっているため余計に胸に来ました…
何百年も前の人なのに、こうして涙する。彼と同じ時を生きた人々に思いを馳せながら読みました。
神作家・紫式部のありえない日々(1)【電子限定描き下ろしペーパー付き】
2023/03/28 03:55
現代オタク女子に通ずる
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現代のオタクと全く同じ葛藤をしていたりしてとても「あ〜分かる」の連続でした(笑)
どこまでも視点は現代チックで、紫式部はまるでラノベ作家のよう。彼女が書いた源氏物語のことを帝をはじめ、みな“同人誌”と呼ぶし(なんともシュール)、感覚は現代のまま平安の空気が味わえます。
また宮中が同人誌即売会と化しているのも笑いを誘います。
歴史上の人物に現代を生きるオタクが憑依、あるいは転生しているような感じでしょうか。
とはいえ、いわゆる“オタク”の情熱はきっと1000年経っても変わらない普遍のものなんでしょうね(笑)
扉絵が面白く、各話のサブタイトルもいい。
作者さんの発想に何度も笑わされました。
2023/03/28 03:20
ただ、引き込まれる
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1巻分を無料で読んだら、この作品の醸し出す空気感や、コマ割り、時間の流れ、登場人物の視線など、すっかり魅了されていました。没入感がすごくて、作品に吸い込まれてしまったようです。読後のなんとも不思議な感じ…自然と次巻に手が伸びます。
まず、キャラクターの表情や視線がすごくよくて見入ってしまう。彼らの表情に釘付けになりながら、ページをめくっていました。
はじめタイトルから内容が想像できず、意味がわかったとき、なるほどな、と思いました。
森下先生の感性や言葉選びが素敵で読んでいて心地よかったです。
「記憶」に残る作品です。この先も二人の恋を見守ります。
2023/03/27 00:00
ゾクゾクする
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この作家さんの作品を読むのは初めてだったので1巻からの怒涛の展開に呆然としてしまいました。なるほど、容赦ない。
今後もきっと理不尽なことがあるのでしょう。でも良い意味でゾクゾクし続きが気になってしょうがない!
非常に自分好みのストーリーを書かれる作家さんだったので、別作品「女王の花」も読んでみたいと思います。
2023/03/26 14:20
こういう作品を待っておりました
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ヒロインがとても良い。賢く、文をわきまえ自分の幸せよりも、まずお家のことを第一に身を引く姿勢なのがいじらしいです。
「悪しき正室」どころか土地に住まう民に慕われ、元夫が討死した後は自分の周りの人たちを守る立ち回りができる「良妻」かつ頼もしい「女城主」といったところ。過酷な環境を生き抜いてきたため、とにかく肝が座っています。
お家事情や戦事情など、戦国時代の生活に関する描写がしっかり描かれていて本作のような本格派(?)戦国版少女漫画をずっと求めていました。
上から目線になってしまうのですが、作者さんは戦国時代のことをよく調べられて描かれていると感じました。些細な描写からも当時の価値観が伺えるのです。
個人的ではありますが、違和感なく(ツッコミどころなく)楽しく読めるのが嬉しい。
非常に先が気になり続きが待ち遠しい作品です。
2023/03/29 19:06
アーサー過去編
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今回はアーサーの過去がメインでした。
王妃の座を巡るデスゲームだということは承知でしたが、なんというか、まともなキャラが少ないですね…
みな欲にまみれていて自分のことしか考えていない。侍女のカミラもなりふり構わなくなってきましたし…
そもそも彼女は自分の保身が第一で、アルナに自分を守ってもらおうと考えるくらいの人物。忠誠心なんてものはなかったのでしょうが、替え玉の役割にしても到底その器でなかったですね…
物語としては面白いのですが、3巻は消化不良で終わってしまいました。
魅力的なキャラよりも人間性に問題ありのキャラが目立ちすぎていて、主人公のアルナがまだ冴えないので(今後成長していくとは思いますが)どうしてもストレスが溜まってしまいます。
アルナの活躍がそろそろ見たいです。
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