名無しさんのレビュー一覧
投稿者:名無し
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ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~(9)【電子限定描き下ろし付き】
2025/10/04 22:37
ついに九巻
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コミカライズもついに二桁を目前にしてこのふたりの仲を見守るならば外せない山がまたやって参りました。
相手が大事が故に怒ってしまう者と今まで押し殺してきた感情に翻弄される者と…他の三人にも苦難があり、まだ少しこの苦しい感じが続くのかなと思うと華麗なる反撃と仲直りがはやく見たくてたまりません。
とりあえず小説をもう一度読み返そうと思います。
中村先生のこれでもかというくらい叩きのめしてくる文章と尾羊先生のユーモラスかつえぐりこんでくる美麗な描写。
どちらも本当に大好きです。
こちらの巻は本当に色々盛りだくさんなのですが小説で読んだ時には腹立たしさしかなかったシーンが少し切なさというか、あ、こういう感情もあり得たのか、と思わされるところがあり…
とはいえ方々への仕打ちが碌でもないことに変わりはないので同情の余地はないのですが…
次の十巻も楽しみにしております。
2025/10/19 22:39
少し残念
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シリーズ三作目。
だんだん中弛みというかワンパターンになってしまう頃合いなのかなと思います。
舞台は違えど展開は似たような感じ。
この方の作品を最近読み漁っていますが、共感はできてもちょっと好きになれない女性主人公たち。
それでも読み始めはなんか…うん…と思いながらも読み終わる頃には頑張ってほしいなと思えたのが一作目、二作目でした。
そのふたりが活躍している姿が見られたのはとてもよかったです。
そしてずっと美味しそうな常夜灯のご飯とシェフ・堤さん・常連の方々はいいな、こういうお店行ってみたいなと思わせてくれます。
ただ今作の主人公がどうにも好きになれませんでした。
燻りながらも頑張ってる姿を描かれたのでしょうが言葉の端々に卑下というか、いや、あなたがそれ言うの?と思ってしまうようなところが多々ありました。
そういうつもりはないのかもしれませんが自分の職場を見下している風に読み取れましたし、自分に都合のよい恋愛脳っぽいところも私は受け付けませんでした。
結末がどうなるのかが気になりなんとか読み切りましたがもうすぐ出る次作を読むかどうかすごく悩んでいます。
あと一人称で綴られているのですが冒頭の個人に対する表記がころころ変わっていたのが気になりました。
同じページで同一人物がふたつの呼ばれ方で書かれている、途中で前述の呼び方と変わる等読み進めるのに違和感があり、編集の方は気にならなかったのかが疑問でした。
魅力がまったくないわけではない、むしろ憧れというか読んでいてわくわくするシーンもあるだけに少し残念でした。
2025/09/13 13:48
少し物足りない
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設定や物語としては面白いなと思います。
ただ少し物足りないなと思ってしまうところもあり…
聡明な、王妃教育も受けたであろう淑女にしては粗忽に思えるところが間々あるのも残念でした。
謎解きものなのかとも思いましたが伏線等はなく早々に事態が展開していくので軽い読み物としてはよいかもしれません。
文体はうつくしく読みやすいのでとてもよかったです。
2024/11/03 15:50
はじまりはよかった
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どこか懐かしさすら感じる中華ファンタジーのお話でした。話の始まりはあまりにも容赦がなく、ここからどうなっていくのかがとても気になり読み切ってしまいました。
主人公の成長も含めた物語だったと思うのですがあまり好ましい感じではなく、登場人物たちにもやっとしてしまうことの方が多かったです。
少女漫画でもものすごい大作があるのでそのカテゴリーだから、というわけではないですがある意味少女漫画らしい作品だったのではないかと思います。
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