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remiさんのレビュー一覧

投稿者:remi

127 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本コンセント

2001/04/21 11:59

私はなじめませんでした

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 「よい小説ほど、評価が分かれるものだ」ということを、イギリスのとある文芸評論家が言ったそうです。本書も、その一つなのかもしれません。この小説も、読み手によって大きく評価が分かれると思います。さまざまな書評や友人からの評判も良かったので、読んでみましたが、私は、この小説になじむことができませんでした。というか、とにかく読後感がよくなかったです。
 主人公は朝倉ユキ。彼女は株式関係の記事を執筆する経済ジャーナリストです。そんな彼女が、兄の死をきっかけに、敏感に「死臭」をかぎとるようになります。そんな彼女がまわりの人間たちとかかわりながら、いかに生きていこうとするのか。そんなストーリーでこの本は始まります。
 このあたりまでは私もおもしろく読んでいたのですが、「シャーマニズム」だのが出てくるあたりから、どうもなじめなくなってしまいました。
 この小説には勢いがあります。どんどんページをめくってしまいます。しかし、私はどうもなじむことができませんでした。

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試験前対策に使えます。でも…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 TOEICの実施機関が発行した、唯一のTOEICオフィシャル・ガイドブックということです。模擬テストやサンプルテストなど、400題の問題が収録されています(付録のCDは2枚)。出題形式別の出題傾向や、具体的な勉強方法などについて触れられています。
 しかし、「公式ガイド」と銘打って売るからには、もう少し内容を充実して欲しいように思います。実際に出題された問題が収録されているので、試験前のリスニング対策や模擬テストとしては使えますが、解説が非常に悪いです。英文の訳はなく、解説も非常に歯切れが悪いです。
 TOEIC唯一の「公式ガイド」であるからには、もっと初心者(初めて受験するひと)のことを考えた本であって欲しいと思います。

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新しい専門家像を提唱する

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本はいまから15年以上前に、新しい専門家の姿を提示したということで知られています。本書は、教育学、経営学、社会学、心理学など、あらゆる学問分野や実践に大きな影響を与えたといわれています。そのような本の待望の翻訳です。とはいいっても、本の全体を訳出したものではなく、重要な部分の「抄訳」となっています。
 われわれはこれまで、「専門家」といえば、優れた教育を受け、そこで学んだ科学的知識に基づいて意思決定を行い、それを正確に実行できる人と考えてきました。しかし、近年、「専門家」に対する信頼が薄らいできています。医師、看護婦、弁護士、企業経営者、官僚などなど、挙げていけばきりがありません。社会が成熟化の様相を呈するにつれて、技術の進歩が早くなったり、われわれ人間の欲求が多様化したりするなかにおいて、特権的に問題解決にあたる全知全能の専門家像がもはや幻想以外のなにものでもないことにわれわれは気づくようになっています。
 ショーンはそのことにはやくに気づき、「反省的実践家(reflective practitioner)」という新しい専門家のモデルを体系化しています。これは、「行為しながら反省する」ことのできる人物であり、自分が置かれた状況との相互作用を大切にしながら、他の人々ともに共同的・創造的に問題解決にあたるような人を指しています。
 本書の原書は、この抄訳に収められていない反省的実践家のケース・スタディやより密度の濃い議論を展開しています。本書に興味をもたれた方は、ぜひ原書でお読みになることをお勧めします。

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大人のための試験勉強対策本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「試験勉強」が、学生だけのものではなくなりつつあります。
 いざ会社に入ったとしても、TOEICなどの英語試験を強制的に受験させられます。また、自発的にキャリア・アップを目指して、公認会計士などの難関試験にチャレンジしようとするひともいるでしょう。このようなことが、よく見られる世の中になりつつあります。
 しかし、われわれ社会人は、自らを試験勉強だけに集中できる環境に置くことはほぼ不可能です。仕事はもちろん、毎日のつきあいなどをこなすだけで、とても勉強にまでは手が回らないというのが現状ではないでしょうか。
 この本は、そのような忙しい社会人が勉強するための秘訣がたくさん詰まっています。時間の使い方や、各種スクールの利用法、試験に向けた気の持ちようなどが具体的に述べられています。
 勉強する必要は感じているのだけれど、なかなか実行に結びつかないというひとにお薦めの本です。

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忙しいひとのためのTOEIC勉強法

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 テレビやバラエティ番組の司会などでおなじみの、山岡三子さんによる「TOEIC勉強法」の本です。
 毎日の忙しいスケジュールのなかで、どうやって独習でTOEIC905点を取得するまでに至ったのか、そのプロセスがおもしろく語られています。特に、忙しいスケジュールのなかでどうやってリスニングやリーディング練習をするか、ということの方法論が体験に基づいて具体的に記されているので、参考になります。

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海外旅行のためのハンディな英会話本

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 この本は、受験英単語集である「でる単」からヒントを得て、日常的によく用いられる順に英会話の基本表現を習得しようという非常にユニークな発想から執筆されたものです。
 英会話のテキストは多々あるものの、いろいろな場面での会話が並列に掲載されているものがほとんどなので、「空港でのやりとり」を覚えているうちにもう飽きてしまった、ということがよくあると聞きます。
 それに対して本書では、利用頻度が高い順に並べられており、それに関係する表現も同時にまとめられてあるので、効果的に英会話を学ぶことができるようになっています。文庫サイズなので、持ち運びに便利なのも助かります。

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日本企業よ「株主資本主義」へ転換せよ

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 「企業は誰のものか」。この問いに答えるのが、最近注目されている経営学の「コーポレート・ガバナンス論」です。本書では、日本企業は従業員を中心とした「利害関係者資本主義」から、資本主義のもともとのかたちである「株主資本主義」に転換する必要があることを主張しています。本書が興味深いのは、コーポレート・ガバナンスと企業の業績の関係を実証的に考察したことにあります。
 「コーポレート・ガバナンス論」は、「株主主権を確立せよ」という議論や、日本企業は「人本主義がいい」など、諸説がいりみだれており、何かひとつの定説が存在するわけではありません。
 本書の主張は、従来の従業員や取引先を重視する「利害関係者資本主義」から「株主資本主義」への転換を強く主張するものです。しかし、そのように画一的に考えるのではなく、「株主を大事にする企業」があり、その一方で「雇用を重んじる企業」があって、両者が市場で競争しながら切磋琢磨していく、というのが真の資本主義のダイナミズムである気がするのですが。これは理論を知らない素人の暴論でしょうか。

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新しい時代の企業戦略を理解する

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 グローバル化、IT化などのような、大きな波が日本企業を襲ってきています。そのようななかで、これまでとは異なる考え方に基づく企業戦略の構築が、企業の生き残りにとっては不可欠と考えられるようになってきています。
 本書では、新しい企業戦略の考え方として、「デジタル企業化」、「サービス企業化」、「コラボレーション企業化」という3つのシナリオが示されます。あわせて、ソニー、セブン・イレブン、アセア・ブラウン・ボペリといった国内外の先進企業の事例が紹介されています。
 企業戦略をめぐる議論は、めまぐるしく変化しているので、すぐ陳腐化しがちです。しかし、本書で示されている3つのシナリオは、今後10年は意味を持つような気がします。

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紙の本組織文化とイノベーション

2001/04/02 10:28

新しい切り口からの組織文化論

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 『エクセレント・カンパニー』や『シンボリック・マネジャー』といった文献で明らかにされた組織文化(企業文化)。最近では、組織文化研究は下火になっているようですが、よい組織にはよい組織文化があるという前提を疑う人はいないでしょう。
 本書は、最新の組織文化研究を踏まえた上で、組織文化論には少ない実証研究に取り組んだものです。本書では、組織文化をイノベーションとの関連で捉え、それに関して定量的および定性的研究(ケース・スタディ)を行っています。
 とくに本書の第5章と第6章で展開されている富士通とNECのケース・スタディがおもしろいです。また、今後の組織文化研究の方向性を切り開いている点も評価できるように思います。

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紙の本いかにして谷崎潤一郎を読むか

2001/04/02 08:55

谷崎潤一郎ファン必読

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 谷崎潤一郎ファンにはたまらない一冊です。この本では、さまざまな識者が、谷崎作品との出会い、また谷崎作品から何を感じたのか、ということについてそれぞれの思いを語っています。講演会での記録をまとめたものだそうです。
 それにしても、「いかにして谷崎潤一郎を読むか」というタイトルはあまりよくないように思います。「いかにして読むか」というタイトルからは、何か絶対的な「正しい読みかた」があるような感を受けます。しかし、本書でも、それぞれの読み手がそれぞれの読み方を披露しているように、文学作品は読み手によって、多様な読み方が許容されるものであるはずです。そういう意味で、さまざまな読み方を知ることができる本書は、非常におもしろい一冊です。

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生得主義と構成主義を超えて

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 非常に重要なことを言っている本だと思います。ピアジェの構成主義とフォーダーの精神のモジュール性という2つのパラダイムのいいところを組み合わせて、人間の発達という問題を考えるために役立つ知見を得ようというのが本書の目的です。
 「発達を再考する」という第1章から始まって、言語学者、物理学者、数学者、心理学者、記号学者としての子どもと題されたあとの章では、筆者が提唱するRRモデル(表象の書き換えモデル)を用いて、具体的「発達」の説明が行われます。
 大変難しい1冊です。また、翻訳も読みやすいとはとても言えません。難解ですが、筆者の主張はこれからの心理学にとって非常に重要な気がします。

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「英文法辞典」として使えます

17人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 英文を読んでいたり、英語で何かを書いているときに、「これってどういう文法だったかな」とか「これはどういう構文だったかな」と考えることがよくあります。もちろん英和辞典を見るといくらかは解決するのですが、それでは物足りないことが多いのが実情です。
 そういうときに重宝するのが、この分厚い書物です。もともとは高校生向けの参考書のようなので、平易に書かれていますが、詳しい解説が展開されているため、たいていの謎はこの本によって解決します。索引も充実しているので、非常に助かっています。
 「読む本」ではなく、「調べる本」=英文法辞典としておすすめの1冊です。

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紙の本新大学教授になる方法

2001/12/18 02:31

大学のセンセイになりたいひと、必読

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 偏差値50からいかにして大学教授になるかのハウツーを述べた『大学教授になる方法』(PHP文庫)に、新しいバージョンが登場しました。前著が出版されたときには見られなかった、近年の大学をめぐるさまざまな動き(地方私大の閉鎖、専門大学院の拡充、国立大学の統廃合などなど)を踏まえた上で、改めて「大学の先生になるにはどうしたらいいか」について具体的な数字や事例を出しながら、述べられています。
 「どうやったらなれるか」という「ハウツー」にこだわった中身もおもしろいですし、人間の生き方の問題として、大学教授という職業を論じているところも、なかなか説得力がありうならされること多し。ちなみに、前著とは中身がそれほど重複していませんので、興味のあるひとは両方とも読まれることをおすすめします。「大学教授」という職業。う〜ん、惹かれますねえ。

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紙の本国弘流英語の話しかた

2001/10/30 23:55

英語学習のスタンダード・テキスト

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本の著者である國弘正雄さんは、「同時通訳の神様」として知られている人だそうです(失礼ながら、わたしは知りませんでした)。この本は、過去に同じタイトルで出版された本に加筆されたものです。
 本書が主張する英語習得のための最も重要な学習法は、「只管朗読」というものです。それは、中学校レベルの教科書をひたすら読むという地味な(失礼ですが)勉強法です。
 「3ヶ月でTOEICを200点アップ」といった、即効的な効果をうたう本が数多く出版されるなか、本書の主張はかえって新鮮で、示唆に富んでいます。英語能力が伸び悩んでいる人には、一読を勧めます。

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紙の本英文標準問題精講 新装5訂版

2001/04/29 23:39

「構文力」をつけるための本

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書を読んで驚きましたが、本書の初版は1933年に刊行されたのだそうです(いま発売されているのは、1999年に出版された「新装改訂版」です)。60年以上、読みつがれてきた、ということになります。このことは非常に驚くべきことではないでしょうか。
 というわけで、最新の受験テクニック(マークシート問題のための「法則」のようなものを教える本)を紹介したり、時事英語をカバーしているわけではありませんが、読み応えのある英文(英米文学やエッセイなど)をじっくり読むというプロセスを経ながら、しっかりとして英文読解力をつけるには非常に優れた本だと思います。
 受験生向けの参考書でありながら、受験生向けではないような気もします。古いタイプのオーソドックスな参考書ですので、時間のある人が、英語の読解や構文をもういちど勉強したい、と考えたときにお勧めの本です。

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