あんこさんのレビュー一覧
投稿者:あんこ
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人買奇談
2001/02/11 21:01
何度も読み返すお気に入りです。
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美貌の追儺師(ついなし)天本森と精霊と人間の間に生まれた敏生の悪霊退治の出会い編です。
オカルトが苦手な私でも、追儺師・天本が頼りがいがあるので、そう怖くない所が読みやすいです。敏生も思ったより活躍しますが、優しくて純粋な所が好感が持てます。
もちろん、天本の無愛想なのに、優しくて世話好き、料理好きな所も読んでいて楽しいですし、敏生の天然仔ウサギぶりも楽しいです。弱冠ボーイズラブ系です。敏生が天然仔ウサギで天本が理性派なので、なかなかじれったい関係ですが、その分気楽で安心して読めます。
『人買奇談』という書名のせいで、なんとなく惹かれるモノを感じながらも、シリーズが進むまで手が出なかったシリーズでしたが、読んでみると、とっても面白くて読みやすく、新刊が出るたびに読み返しをしてしまっています。
主演男優賞
2004/11/05 18:10
新人さんです!
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—あらすじ—
近隣でも知らぬものはいない美形だが、部活のバスケ以外に興味のない高校1年生の難波恭一は、あわや交通事故という所を同じ部・同じ学年の普段仲の良くない森安幸生に助けられる。
借りを返したいと思う恭一だが、なかなか借りを返すチャンスがこないまま冬が終わり2年に進級する頃、幸生が恭一に「おまえ、俺にいつかの借りを返すつもりはないか?」と持ちかけてきて、ついて行くと、その内容はなんと幸生の恋人役を演じることで…
文庫にはあらすじがついてないので、老婆心ながら本のあらすじを参考に自分なりにつけさせてもらいました。
最初に芸能人物ではありません。演技はしているのですが、どういう理由で演技をしているのかは、本を読んで下さい(笑)
恋愛的には、なかなかノンビリした展開です。恋人のフリをすると、大抵の話はその場のノリで恋人になってしまうのですが、この話では犬猿の仲が普通の友達になる程度です。
ゆえにH描写が好きでいっぱい入っていないとという方(ない訳でもないですが…ノンビリなので最後に少しです)とBLに絶対女性はいらないと思う方にはあまりお勧めできませんが、手軽に出逢って、簡単にベッドインという話が多いなか、日々の生活をしつつ、相手に惚れていると自覚するまでにも時間がかかる所に逆にとっても好感が持てました。
あまり面白かったと思う部分を書きすぎるとネタバレになるので書きませんが、話の中に長い時間の流れがあり、生活があり、主人公たちの気持ちムリせず理解できる話が私は好きだったりします。
新人さんです。買おうか、買わないか迷ったのですが、富士山ひょうたさんのイラストとタイトルに惹かれて買ってしまいました。
結果は、買って良かったです。次にどんな話を書くのかわかりませんが、次作も買ってみようと思っています。
夜しか泳げない
2001/04/02 02:02
苦手なタイプの話な筈なのに面白かった。
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竹内さんは、いつもは、ラブコメって感じの話を書いているので、つい買ってしまいました。
そう思うぐらい、人を殺すのも平気、どんなに汚い仕事も躊躇いなく手を出すというタイプの主人公がいる話って苦手なんです。買ってしまったからには、ちょっとぐらい苦手でも読もうと思って読み始めたら面白かったです。
悪い男の筈なのに、乙彦がとっても可愛くて、それに輪をかけて啓介が可愛い。「夜しか泳げない」悪い男だからこそ、特別な人に向き合うと可愛いのかもしれないなんて思ってしまいました。
ともかく、買ってしまって良かったし、読まずに置きっ放しにしなくて良かったです。
哀しみのトリアス Still heart 3
2001/03/25 15:20
医者モノだけに癒し系。
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『Still heart』で付き合いはじめ、『On your mark』で一緒に暮らしはじめた精神科医の小早川哲男と外科医の木田博基の、スティル ハートシリーズの第3弾です。
今回は、木田がふさぎの虫に取り付かれていると小早川が気がつく所からはじまっています。でもお互いに忙しい医者同士、なかなか二人の時間を持つ事が出来ません。
木田の心には、前の恋人を亡くしたという傷や、子供の頃の傷があり、小早川には小早川の傷があって、ちょっとやそっとじゃ癒せませんし、少しは癒えたと思っても、すぐに傷口が開いてしまいます。おかげて、互いに傷ついている心を癒したいと思っても、勘違いや、すれ違いを繰り返してしまいますが、前を向いて生きていくために大切なものがあり、どんな人にも傷があるけど、同じだけ救いもあるんじゃないかと思わせてくれる話です。
医者モノってもとから好きなんですけど、この病院の看護婦さんになりたいというのは無理として、この病院の看護婦さんとお友達になりたいわと思ってしまう話でした。
ルドルフの数
2001/03/11 15:36
美味しいお酒を飲んだような感じ。
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下戸の私が思わず、お酒が飲みたい。と思ってしまうお話。
お酒に対する愛情が、ひしひしと伝わって来ます。
主人公の一人、須貝努がバーテンダーをする店・スカイ。高校生の彼が、叔父の店を切り盛りするという設定自体が、落ち着いていて、なんかうらやましい。雨の日に、ずぶ濡れで、何かに怒っているような唇と眦の英司が気になり、傘とタオルを貸そうと店に誘ったのが出逢いですが、同級生の英司もお酒が好き。純粋に美味しいお酒を飲み、ふっと甘えを見せるのだけど、それを甘やかす努の懐の深さも、妙に居心地が良い感じです。
お互いに干渉を嫌う二人のうえに、いろいろ詰め込んであって、ボーイズラブとか恋愛物としては、ラストと、おまけの短編以外には物足りないかも知れないですが、主人公二人の間合いのとり方が絶妙で、お酒を楽しむ姿勢に、料理も美味しそうな、こんな店が本当にあったら行ってみたいと思わせてくれます。
美味しい、お酒が飲みたいとうらやましくなります。お酒と、ボーイズラブの好きな人には、特に向きかも知れません。
スキまでの距離
2001/03/04 12:43
なんとなく、気になる「君」に、惹かれていく気持ちがよくわかる。
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主人公である高橋久信は、いつも放送室の窓から見える陸上部の少年が、なんとなく気になって仕方がない。名前も知らないので久信は、少年を心の中で『君』と呼び、話しかける。
恋と自覚する前の、なんか気になる気持ちや、気になって見れば見るほど「君」に惹かれていってしまう気持ち。だけど、同性だという事にとまどう気持ちなどもゆっくりと語られていて、納得出来ます。
そう書くと、のんびりした話に思えますが、久信じたいは呑気ものですが、「金曜日のプリンス」と呼ばれて、学園のアイドル状態ですし、女友達の松崎や、久信が誰を好きなのか、詮索する新聞部の吉原などが出て、ドタバタと結構にぎやかです。
以前、あすかノベルズで発行されていた『「君」1の文庫化+書き下ろし』です。ノベルズでは告白しただけで終わってしまっているので、気にしていたのですが、文庫化に当たり続きがでそうなので楽しみです。
亜愛一郎の転倒
2001/02/18 17:43
警告!!ラストの田中氏の解説を読むべからず。シリーズの面白さが半減します。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
別に田中氏が嫌いな訳でも、なんでもありませんが、この本を手に取った方は、「亜愛一郎の狼狽」を読み、次は「亜愛一郎の転倒」(本書)を読み、最終的にはシリーズ3冊目の「亜愛一郎の恐慌」を読もうと思われているのではないかと思うのですが、そうじゃない方は別にかまいませんが、この本のラストの本書に対する、田中芳樹氏の解説に、シリーズのラストに知るべきネタバレが、ネタバレと書かれる事もなく、さらりと語られちゃっているんです。
みなさん知っているんじゃないかっていうノリで…。
私は全然知りませんでした。
本書のネタバレなら別に珍しくないですし、解説を先に読んでしまってネタバレは、自業自得でしょうが、シリーズ最後まで読まなくては知りえない内容をネタバレ。
知っていれば、解説は読まなかったのにとくやまれます。
ネタバレしていても、面白い本ではあるんですが、やはりミステリーは、きちんと騙されて、オオッ!!っと驚いたり、自分で読み解く(私は前者)のが王道だと思います。ので、この本の解説は、「亜愛一郎の恐慌」を読んでから読んだ方が良いと思います。
人びとのかたち 改版
2006/10/03 17:56
持ち歩いて読みやすい本。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
映画関係の話が多いですが、映画だけの話に終始しないので、映画には疎くても充分に考えさせられたり共感したりと楽しめました。もちろん、映画に詳しい人ならもっと楽しめると思います。
文庫で買うには申し訳ないと思うくらい内容がギュッと詰まっていて一気に読み通すにはボリュームがある本でしたが、文庫なので持ち歩いて気分転換にちょっとと言う感じで時間をかけて読めました。
新潮社文庫の栞ひもも、持ち歩いて読みやすくて好きです。
人びとのかたち
2001/04/06 01:14
持ち歩いて読みやすい本。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
映画関係の話が多いですが、映画だけの話に終始しないので、映画には疎くても充分に考えさせられたり共感したりと楽しめました。もちろん、映画に詳しい人ならもっと楽しめると思います。
文庫で買うには申し訳ないと思うくらい内容がギュッと詰まっていて一気に読み通すにはボリュームがある本でしたが、文庫なので持ち歩いて気分転換にちょっとと言う感じで時間をかけて読めました。
新潮社文庫の栞ひもも、持ち歩いて読みやすくて好きです。
やわらかな夜
2001/03/11 15:33
こんな、最低な男を赦すんじゃない!と思ったけれど…
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一番最初から、律斗の魅力的で浮気者の恋人・馨との別れのシーンから始まる、切ない系のお話。
馨はカメラマンで渡米することが決まっていたのだけど、一緒に行こうという誘いに、律斗は行かないという答をだす。本当は大好きなのに、好きだから自分以外の人とも付き合う馨と別れることを決心する。
馨のいい加減さが好きではない私。でも、作者が好きだったので迷った結果買いました。
律斗の悲しさと、潔さとに、切なくなるような冒頭を抜けると3年後。3年もというか、3年しかたっていないというべきか、自分で思った通り、まだ馨のことが好きなままの律斗の前に、再び馨が現れて、強引なまでに復縁を迫る。
ええい! ガンバレ。いくら好きでも、こんないい加減な男は赦すな律斗!! そう応援しながら読んだのですが、人間ってみんな、それぞれ傷があるんですね。
自分の気持ちばかりが優先するのが人間だから、あらためて、もうちょっとだけ回りにも、優しい気持ちを持たないとなぁと思う読書感でした。
ストーリーの部分ばかりを見て、買うのをやめなくて良かったなと思いました。
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