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(格)さんのレビュー一覧

投稿者:(格)

33 件中 31 件~ 33 件を表示

紙の本霧多布殺人湿原

2000/09/09 01:54

霧多布を舞台にした殺人事件

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 霧多布に行き、ペンションポーチに泊まってきたばかり。そのペンションが実名で登場する。主人の名前はさすがに変えてある。懐かしい描写もあるのだが、全体的にはもの足りない。もう少し詳しく描いてほしかった。霧多布の周りの地域、厚岸から根室までの描写も少しある。そのあたりはまあまあか。寄らなかったところもあり、事前に読んでいればと思う。
 不思議な女性アミと主人公道原刑事とのからみは、なかなか気をもたせ、少しは面白い。ただ、アミの悩みはまったく分からないし、道原という刑事の性格も書き込みが足らず、今一つ不明。
それにしても許せない題名。霧多布が殺人を侵すようである。霧多布湿原殺人事件とすべき。

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紙の本不良のための読書術

2000/08/22 01:11

不良のための本の読み方とは

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 世の中の悲劇や不幸の大半はマジメな良い子によって作られる。だから、不良になろう。不良になるためには、本をたくさん読むことであり、これは、いろいろな考えを知って、あっちへふらふら、こっちへふらふらとなるためである。そして、そのための読書術を記している。しかし、そうそうたくさんの驚くべき読書法が記されている訳ではない。中心となるのは、『本は適当なところを20〜30ページ読めば良い』という点である。『せっかく買った本を途中で放り出すのはもったいないけれども、おもしろくもない本のために時間をつぶすのはもっともったいない』『一冊の本を選ぶということは、同時に他の本を読む可能性を捨てること』というのはまさにそのとおりではあるものの、そうは言っても自分で選んだ本。やっぱり最後まで眼を通すなあ、と思っていると、逐一読んでいくのではなくて、キーワード法とか適当な速読法と組み合わせればいいとも言う。これなら、私も時々、無意識に行うやり方だ。もっと意識的に多用してもいいかもしれない…ということで、この本も半分以降はかなりの飛ばし読み。
 そのほかのこの本の主張は、
- 本はいいと思ったら買う。タッチ・アンド・バイ→実践しているつもりだが、なにせ、未読本が多く、つらい。
- 探書手帳は挫折する→私も今はやってない。むしろ、再開しようとしていたが…。
- 本の時間差攻撃。ベストセラーが古本屋などに出回ってから読むこと→私の基本は違うし、変えるつもりもないが、気がつかなかったものについては、そういう眼で読めばいい、ということか。
- 読書日記は読書の敵→という。しかしながら、すぐ後で、『面白い本は誰かに伝えたい。頑張って感想を自分の言葉でまとめてみると、本を読んでいた時以上にものごとが見えてくる』ということを言っている。また、『NIFTYなどの会議室で感想を話し合うのもいい』とのこと。しかも、読んだ本のデータだけは、自分で記録しているとのこと。いったい、この筆者の主張はどうなのか。全然わからない。
- いちど読んだきりで二度と開くことのない本に住まいの一角を占領させておくなんて、身の程をわきまえない贅沢と思え→私は贅沢をしたい。
- 本の前後二列置き。これだけは勇気をふるってぜひやめたい→私はしている。やめるつもりもない。
 不良のための読書術のほかに、いろいろな書店の紹介や、出版業の問題点分析などが半分ほどをしめているが、おどろくような話はほとんどない。

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消費者としてこだわりは一切ないのだが…

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 ブックオフが伸び続けている。これは出版業界にとって、大きな驚異なのである。もっともそのことすら認識していないのが出版業界であり、それがもっとも問題なのかもしれない。そういったことを考察したのが本書である。ただし、不満なのは出版業界からの視点だけであり、消費者、読者の視点からの考察が抜けていること。まあ、そんなことは、出版業界からみればたいした話ではないのかもしれないが。。
ブックオフの伸びの原因は結局の所、再販制と委託制に起因する。これらによって、大量生産・大量消費・大量廃棄を生み出し、そしてその捨て場所をブックオフがさらった、ということなのだ、というのが著者の主張だ。多少飛躍がないでもないと思えるが、まあ、そうなのだろう。
 冷静な評価として、商品の絶対量に乏しく、バラエティにも欠ける、売れ筋がほとんど品ぞろえされていない、インパクトのある目玉商品がない…等正確な評価もある。私自身も感じることである。しかしながら、である。それが問題なのだ。
 なぜ成功しているのか。再販制と委託制に原因を求めるのは正しいが、それだけではないだろう。もう少し分析して欲しい。日本人の考え方そのもの変化にも行き着くような気がするのだが。
 坂本孝に関する記述はすごい。ほんとにそんなにひどい男なのか。
 ほんの数行の記述だが、アマゾンの急激な成長は価格であり、日本とは違うのだという事が書かれている。さすがに、日本の出版制度を論じているだけあって、アマゾンの伸びの本質を言い当てている。
 ブックオフはこれからも伸びるのだろうか。私に関して言えば、これからも買いそびれていた本がブックオフで見つかれば買う。ただそれだけで、すべてをブックオフから買うとか、逆にブックオフでは絶対に買わないとかのこだわりは一切ない。

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