クリコさんのレビュー一覧
投稿者:クリコ
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チーズ図鑑
2001/07/29 16:30
チーズ好きには必携。これからチーズの勉強を始める人にもぴったり!
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既に同じ出版社から発売されている「チーズ図鑑」の新書版。これまでA5版、厚さも1cm以上という持ち運びにはちょっと不便だったものがコンパクトサイズになって、とても便利になった。内容はこれまで通り、チーズの写真に大きさや特徴などがコンパクトにまとめられている。今回は、日本国内に入っていないチーズを割愛して、日本で手に入るフランス以外の国を充実させたとのことだが、これは非常にありがたい。もちろん、フランスをはじめとするAOCやDOPのチーズは解説もしっかりとされており、眺めているだけでも十分楽しい本である。
しかし、小さいながらも内容はぎっしりで、チーズプロフェッショナルやソムリエ・ワインアドヴァイザー受験者にとっても必要十分な知識が得られます。これで千円以下というのは非常にお買い得。
七つの廃線跡
2001/07/17 23:42
まとめて読めることに意義がある
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著者は、あとがきで「鉄道廃線跡を歩く」のシリーズを買った人がだぶって買わないことを望むと書いている。確かに、同じ文章がまとまっているだけであるが、宮脇氏の文章だけがまとまると独特の雰囲気が醸し出され、ガイドブックの中の文章が、一つの文学作品に昇華するのである。
廃線跡を歩くというのは、特殊な趣味と見なされているが、そこにはかつての生活臭が感じられ、歴史だけではなく社会的な側面までもが感じられる。この本がきっかけとなり、「鉄道廃線跡を歩く」シリーズを片手に廃線跡を散策する人がでてくることを期待させる完成度の高い書籍である。
チーズで巡るイタリアの旅
2000/09/23 23:06
作り手の温かみが感じられます
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イタリアのチーズというと、パスタに振りかけるものやピザに使われるものばかりが思い浮かぶが、最近では様々な種類のものが輸入されている。
著者は、東京でチーズショップを経営しているが、実際に生産者と会い、納得したものを輸入販売しているようである。チーズというとプロセスしか知らない時代から、生産者と生産現場を自分の目で確かめ、美味しいチーズを輸入しようとしていた。
この本を読んで感じるのは、現地でチーズを作る人たちのかたくなまでのチーズ、原料乳へのこだわりとそのこだわりを体当たりで理解しようとする著者との情熱だ。一つの食品にここまで力を入れて輸入し、人々に紹介しようとしているのはとてもすがすがしさを感じる。
しかし文章は、とても平易にかつ肩に力を入れずに書かれているので、非常に読みやすく、著者の人柄をしのばせるものだ。
この本が出版されてからわずか1年近くだが、この本の中で輸入されていないとされているものも、著者の努力により日本で食べられるようになっているものも多い。様々な障害を乗り越えて輸入されたチーズに、日本で出会えるのはありがたいことだが、問題はこの本を読んでいると、ぜひ現地に行きチーズが食べたくなり、生産者に会いたくなることだ。
トップの「後ろ姿」で会社は変わる 感動のホテル再建物語
2000/09/08 13:26
こんなトップの下で仕事がしたい
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名古屋はホテルの激戦地となっているらしい。ホテルの再建物語ではあるが、単に立て直したという本ではなく、社員教育の本であり、そして著者の生き様をとおして経営に関する理念を説く本である。
概してこの手の本は、説教じみていたり、難解な言葉を羅列することが多くなるが、この本は非常に読みやすい文章と言葉で書いてある。
ほんの1年あまりで、赤字だったホテルを単年度黒字にしたのであるが、それは社長である著者と社員が同じ目標を持ったことによる結果なのであろう。しかし、同じ目標を持つためにとったこの著者の行動は、一般的な社長とは違った方法だったのである。
すっぴんスチュワーデス人生は合コンだ!
2001/07/17 23:33
スチュワーデスじゃなくても書ける本
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前作は、飛行機の中で働く視点から、非常に楽しい作品だった。今作も、同じアプローチであることを期待して読み始めたが、見事に期待を裏切られた。
スチュワーデスならではの話を期待すると裏切られる。単に、注目度の高い職業(コンパニオンとか)の自意識過剰な女性が、男性をどう見ているかの参考にはなるのかもしれない。
著者が「すっぴんスチュワーデス」を職業とする女性であり、その女性が「合コン」でどう振る舞い、男性をどう見ているかに興味がある人のみに勧めたい。
前作があまりに売れたためか、文章もかなりハイテンション。非常に読みにくくなっている。時代錯誤ともいえるちりばめられたギャグには苦笑するばかり。
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