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nokiaさんのレビュー一覧

投稿者:nokia

8 件中 1 件~ 8 件を表示

アメリカ名詩選

2001/06/05 03:22

ちょっと詩に触れてみたいというひとに

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 詩なんて、今どれくらい読む人間がいるのか知れない。そもそも、読み方からして近代の詩はどのように読めばよいのか分らない。『アメリカ名詩選』は、全くその名の通り、アメリカの有名な詩人の詩を集めたものだ。私は、アメリカでの詩というのを読んだのが、これがはじめてだったが、さりとてこの詩集を腰を落ち着けてじっくりと読むようなことはしなかった。ふらっとたまに読んだり、ぺらぺらめくったりしながら読んでいた。そんなことをしていれば、これだけたくさんの有名詩人がのっかているこの本だから、きっとこれはという詩人に出会うことができるはず。私は、ウィリアムズ・カーロス・ウィリアムズという詩人に、はっとさせられた。詩の内容はまったく詩らしくないが、それによって描き出される現実の風景があまりにも新鮮だった。しかし、人によっては「なんだこれ」で、終わってしまうのも知れない。だけどそんな人は他の詩でまた、はっとするだろうし、それがこの詩集のよいところなのだろう。

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東京大学物語 6 (ビッグコミックス)

2001/06/05 03:15

受験まんが

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 東京大学物語の大体この巻あたりまでは、物語はかなり「普通」に進行する。私の友人でも、この大学を受けるまでが良かったという人は多い。私も『東京大学物語』は、大学を受ける前と受けた後では、全く違うマンガといって良いと思う。頭の回転常人の数十倍・村上君の「思考」を表現する仕方−(○○秒 ○○ページ)で表されるような表現形式−は新鮮だったし、またこれを読んでいた当時自分自身も高校生だったこともあって、同時代的に読めたのも良かった。ストーリーも程良く緊張感があり受験生の生態というものを、作者が元教師だからなのだろうか、それとも入念に取材したのか、きちんと描写できていた。実際、受験生の大部分はこの『東京大学物語』を読んでいるのではないかと思われるほど、私の周りでは良く読まれていた。参考書などの小道具にもいちいちリアリティがある、丁寧なマンガである。

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無限の住人(アフタヌーンKC) 30巻セット

2001/06/12 23:31

時代劇風・格闘系・硬派漫画。

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 そうこれは、時代劇風・格闘系・硬派漫画。ほとんど線のみによって構成されている絵柄からして、時代劇風です。擬音に当て字を使うという過剰なまでに意識された技法、親の敵討ちという典型的な筋などはいわば「時代劇」を描くための道具だて。

 時代考証もなされているようですが、そんな中に不意に垣間見える(重ね描かれる)「現代」性が楽しいです。史実に関連しているわけでもなく、ある種のパラレルワールド的なプロットに描かれる人間模様は、現代の感性を江戸にタイムスリップさせたファンタジーであるともいえます(5巻までを読んだ感想です)。

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もてない男 恋愛論を超えて

2001/06/09 14:44

「もてない男」について身辺で起こったこと

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 私はこの本が紀伊国屋書店の街頭販売売り場で平積みになっていたころは著者を知らなかったために、全く見向きもしなかったのだが、ひょんなことから著者についての情報を得て、「軟弱者の言い訳」を読んで面白かったので、この「もてない男」も読んでみました。

 さて、内容のほうに軽く触れておくと、やっぱり面白いのは上野千鶴子とのやりとりが書かれたところ(コミュニケーション・スキルを磨け云々のところ)とか、童貞論、自慰論とかかな。エッセイだから、こともなく消費するように読める。

 ただ、結婚していて非婚を勧める森永卓郎に対し、おおばか野郎というのはどうか、と思う。その点に関して言行一致は必ずしも必要ではないのではないか。森永のいう、「日本のラテン化」は、「もてない男」にとっては地獄になるかもしれないが。

 今から読むなら、「恋愛の超克」とセットで読むことを勧めます。この「もてない男」の後日談も書かれているし、そっちのほうがより理論的でかつ深い。エッセイ風に構成されているけど、明らかにエッセイではない。

 で、特にその中に『うるさい日本の私』の中島義道氏について言及される場面がある…。「ああ、あの騒音問題の人ね。」で、済まされてしまっているのに直面した小谷野氏。きっと自分も「ああ、あの「もてない男」ね。」と言われているのだろうと考える。…このような文章があるんですが…全くその通りなんですね。さっき言った「ひょんなこと」とはまさにそのこと。学校の科学史の教官に「『もてない男』の小谷野敦が…」と言われたことが、小谷野氏を認知したきっかけなんですよ。生協にも全著作(田山花袋についての本を除く)が平積みされているし。

 何はともあれ、両方とも、一読して損はない本でしょう。

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ヒカルの碁 1 (ジャンプ・コミックス)

2001/06/05 03:32

ヒカルの碁はなぜ少年マンガなのか

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 囲碁というあまりにマニアックなジャンルにも関わらず、大ヒットを飛ばしているマンガである。なぜヒットしたかというとそれは少年マンガに共通かつ必須の感覚、「全能感」だと思う。

 佐為の絶対的な力が生み出す「全能感」がこのマンガの大きなポイントなのだ。佐為の力は物語に軸を与えるとともに、それによって場面の緊張感をいとも容易く生み出すことができる。佐為の存在なくしては、このマンガのヒットはあり得なかったはず、というか、物語が成り立たない。この物語の主人公も、見方によってはヒカルというよりむしろ佐為なのだと、私には感じらる。

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ひとを〈嫌う〉ということ

2001/06/05 03:28

自己批判したその先は…?

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 「嫌い」ということについて、分析した本。氏の他の著作と同様、文学や哲学の様々な著作を引用しながらの具体的な、身に引き受けた形の叙述形式で分析を行なっていく(本作の中にあるスタンダールの恋愛の結晶作用というのは、『哲学の味わい方』にも引用されていましたが、これは有名な話なのですね)。

 この本に書かれているのは、主に「嫌う」ということの心理的な原因であり、なぜ原因を知っておくと良いかというと、自己批判力を高められるからということである。

 ただ、自己批判力が高まることによって人を「嫌い」にならなくなるかというと、そんなことは全然ない。またこの本に繰り返し述べられているように、「嫌い」になるという気持ちは回避すべきものでもない。

 自己批判力を高めることによって訪れる状態というのは、結局は「嫌い」ということについて悶々と考え続けるということであった(この私は)。ではその後はどうやって生きていけばよいのだろうか?それが、「人生を半分<降り>」る生き方である、と著者はいうのであるが…。

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巨匠に教わる絵画の見かた

2001/06/05 03:24

絵画のみかた

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 絵画とは、ただ感受性に任せてみればそれはそれで面白いのだけれども、感受性のみで絵画を見ていても、そこには自ずと限界があると思う。

 つまり、絵画もまた時代の文脈の上に乗っているわけだから、時代背景についてある程度知っていた方が良いのだ。この本は文章主体ではなく、絵主体でレイアウトが組まれており、全頁カラーで、POPな感じだから、ただ眺めているだけでも楽しい。

 画家の語録も散りばめられていて、それだけでも面白い。

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東京大学物語 24 (ビッグコミックス)

2001/06/05 03:20

エロ・心理・政治マンガ??

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 東京大学物語の後半は、舞台を東京大学に移した上で綴られていく。だが、この物語は「吉野」の登場によって作者の思想を極端に押し出した(悪く言えば)ナルシズム過多のマンガになってしまったのではないかと思う。過剰なセックス描写はもはやギャグ的にしか読めない。官僚・システム批判と、教育制度批判は基本的に“Golden Boy”で提示されたものと同じである。村上直樹は教育制度における超優秀人間であり、水野遥は教育制度にはまらない作者によって理想化された天才・女神である。加えて村上の父親はこの長い物語中、一回も姿を現さないばかりか、直接言及されることすら一回もない。いってみれば、吉野こそ村上の父であり、遥・村上・吉野の三角形の関係はエデュプス・コンプレックスの構図そのものなのだ。ただ、このような実験マンガ的な部分は相対化して眺めれば面白く読めると思うが、真面目にストーリーを追うと、なんじゃこりゃということになる。

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