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ドードーさんのレビュー一覧

投稿者:ドードー

13 件中 1 件~ 13 件を表示

世界で初めて恐竜の模型を作った人を知っていますか?それがこの本のウォーターハウス・ホーキンズなのです。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 実在の人物のことを書いたノンフィクション絵本です。子ども達の大好きな恐竜が、どんな形をしていたのか、いまではあたりまえのように絵や骨格標本や模型があるのでわかりますが、それまではわからなかったのです。1854年のイギリスで、世界で初めてウォーターハウス・ホーキンズが、大きな実物大の模型を作り上げてからわかるようになったのです。初めてというのはモデルがないということですから、大変なことです。
 このホーキンズという人は、子どもの時から動物が好きで、動物の絵を描いたり模型を作ったりしていたのだそうです。そして比較解剖学者で「恐竜」ということばを生み出した科学者リチャード・オーウェンの助力を得て、世界で初めて恐竜の模型を作ったのです。好きなことを大人になってもずっと続けて一生続けた人なのですね。これまであまり知られていなかった人ですが、今の恐竜ブームの祖ともいうべき人です。こうして絵本になったことで世に広く知られることでしょう。
 著者は、恐竜の模型の中で開かれたディナーパーティーの記事を見てウォーターハウス・ホーキンズに興味を持ったのだそうです。画家は、自分自身も模型を作るのが好きだったこともあってか、すっかりホーキンズのとりこになってしまって、いろいろ資料を調べて、ホーキンズが描いた絵を模写したり、実際に水晶宮の模型を見に行ったりしてこの絵本を描いたのだといいます。そして、2002年度コルデコット賞銀賞に輝きました。著者と画家の熱意がピッタリとあってできた絵本という感じがします。
 恐竜の本といってもこの人のことを扱ったものは見たことがないので、まったく新しい視点を見せてもらったという気がします。
 もっと詳しく説明してもよかったのではないかと思うところもありますが、資料が少ないという問題もあったようなのでしかたがないのでしょうか。
 恐竜のことを知りたがっている子にこういう風に描かれている本もあるよと薦めてあげたい絵本です。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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「珠玉の一冊」の動物写真集でデビューすることをめざして、農業をしながら写真をとりつづけている滝沢信和さんのことをまとめた写真絵本。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この岩波フォト絵本というのは、「写真がうつしだす時間と暮らしをテーマにした社会科絵本です」「少子・高齢化プラス不況の時代に、思春期をむかえる子どもとお父さんお母さんとの会話のきっかけになればいいな、と思っています。」というもので、様々な分野、様々な人・事柄を、写真という共通点で集めているシリーズのようです。
 この『フクロウを撮る』というのは、まとめかたが面白い本だと思います。動物写真家としてどう写真を撮るかということと、生計をたてるといった問題、農業のこと、生き方の問題が、滝沢信和という一人の人をめぐって様々に書かれてまとめられているもので、確かに会話のきっかけになる問題が沢山提示されていると思います。
 写真の中では、やはり洞の中のひな達とねずみの死骸、えさをくわえてもどってくる母フクロウの姿とくわえられている動物の生々しさが、目にとびこんできます。
 今泉吉晴氏の解説も興味深いものがあります。あまりに率直な「苦闘記」なので、解説もどうしても親身な内容にならざるをえないといった趣きなのです。
 ちょっと変わった本だとは思いますが、色々な面から見たり読んだりできて、読み手それぞれの問題意識を刺激するようなところがあって、なかなか面白いと思います。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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東京の中に江戸をみつけてみましょう。案外近くでみつかりますよ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 今年は江戸開府400年。東京の中の江戸探しに出かけてみようという本です。「たんけんガイド」とあるように、実際に歩いてみようという13の探検コースがあげてあります。江戸城、江戸六地蔵、浅草、縁起物、日本橋七福神、有名神社寺、江戸みやげ、大名ゆかりの公園、江戸幽霊話、江戸の人の墓、八百屋お七、忠臣蔵、幕末ヒーローと、なかなか面白そうです。交通手段や所要時間も書いてあって、これを持って歩いたら便利で面白い探検ができそうです。また、脚注の形で、解説が丁寧にしてあってわかりやすいし便利です。大人でも、読んで、ちょっとこのコースでいってみようかななんて気になりますよ。
 なんだか、出かけたくてムズムズしてきました。テーマをもって散歩するというのも面白いものです。楽しみながら興味を持って歩いて、更にもっと江戸のことを知りたくなるような、そんな気にさせてくれる本です。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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紙の本天と地を測った男 伊能忠敬

2003/08/26 20:28

日本で初めて実測によって正確な地図をつくりあげた伊能忠敬の伝記です。

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 この本を読むまでは伊能忠敬のことを、もとからの武士だと思っていました。もっと単純に命ぜられて地図を作ったのだと思っていました。シーボルトが伊能地図を持ち出そうとして云々というのは、シーボルトに関連して聞いたことがありました。が、江戸という時代に49歳から天文学を学んで、地図を作り上げるまでをなしとげた人であったというのも知りませんでした。
 地味ですが、とても詳しく丁寧に書かれた伝記だと思います。人の生き方というものもなるほどと考えさせてくれるところがあります。著者のあとがきにもかかれていますが、著者自身がこの伊能忠敬の成し遂げたことだけでなく、生き方そのものにも感動して書かれたものだからでしょう。それでいて、むやみに高揚した感じで書かれていないところがとても良いと思います。巻末資料として年譜・測量法解説・図版・参考資料などが載っていて丁寧でしっかりとまとまった一冊となっています。
 小学生だと少しむずかしいかもしれません。中高生から大人向きでしょうか。装丁がもう少し現代的で派手でもよかったのでは? と思いますが。しっかりとした良い本だなと思える本で、是非読んでいただきたい本です。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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紙の本香りのふしぎ百科 1

2003/07/22 18:44

味や香りってどういうふうにわかるの?違いをどう判断してるの?ふしぎふしぎ!

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 味の違いをどう感じ取っているのか、人によってそれが違うのはなぜなのか。それはなにによるのか。においってどういうものなのだろう。いいにおい、いやなにおい、人によってやっぱり少し好みが違う。味やにおいのメカニズムって、わからないことが多い。
 それを「ふしぎ」としてまとめて解説してあって、大人が読んでもなかなか面白いものになっている。いろいろな面からのアプローチで説明されているので、読んでいるとどこかしらに興味を持つのではないだろうか。
 「巻頭エッセイ」は、なんでこんなものがここにあるのかとやや違和感を感じるけれど、本文は「味」「香り」というテーマでQ&Aを組みたててあって読みやすく、内容はとても良いと思う。「五感のふしぎ」というシリーズで、視・聴・触が続いて出るのだと思うが、どんな捉えかた、まとめかたをするのかと楽しみだ。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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紙の本味のふしぎ百科 2

2003/07/22 18:44

味や香りってどういうふうにわかるの?違いをどう判断してるの?ふしぎふしぎ!

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 味の違いをどう感じ取っているのか、人によってそれが違うのはなぜなのか。それはなにによるのか。においってどういうものなのだろう。いいにおい、いやなにおい、人によってやっぱり少し好みが違う。味やにおいのメカニズムって、わからないことが多い。
 それを「ふしぎ」としてまとめて解説してあって、大人が読んでもなかなか面白いものになっている。いろいろな面からのアプローチで説明されているので、読んでいるとどこかしらに興味を持つのではないだろうか。
 「巻頭エッセイ」は、なんでこんなものがここにあるのかとやや違和感を感じるけれど、本文は「味」「香り」というテーマでQ&Aを組みたててあって読みやすく、内容はとても良いと思う。「五感のふしぎ」というシリーズで、視・聴・触が続いて出るのだと思うが、どんな捉えかた、まとめかたをするのかと楽しみだ。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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紙の本味のふしぎ百科 1

2003/07/22 18:44

味や香りってどういうふうにわかるの?違いをどう判断してるの?ふしぎふしぎ!

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 味の違いをどう感じ取っているのか、人によってそれが違うのはなぜなのか。それはなにによるのか。においってどういうものなのだろう。いいにおい、いやなにおい、人によってやっぱり少し好みが違う。味やにおいのメカニズムって、わからないことが多い。
 それを「ふしぎ」としてまとめて解説してあって、大人が読んでもなかなか面白いものになっている。いろいろな面からのアプローチで説明されているので、読んでいるとどこかしらに興味を持つのではないだろうか。
 「巻頭エッセイ」は、なんでこんなものがここにあるのかとやや違和感を感じるけれど、本文は「味」「香り」というテーマでQ&Aを組みたててあって読みやすく、内容はとても良いと思う。「五感のふしぎ」というシリーズで、視・聴・触が続いて出るのだと思うが、どんな捉えかた、まとめかたをするのかと楽しみだ。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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紙の本香りのふしぎ百科 2

2003/07/22 18:44

味や香りってどういうふうにわかるの?違いをどう判断してるの?ふしぎふしぎ!

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 味の違いをどう感じ取っているのか、人によってそれが違うのはなぜなのか。それはなにによるのか。においってどういうものなのだろう。いいにおい、いやなにおい、人によってやっぱり少し好みが違う。味やにおいのメカニズムって、わからないことが多い。
 それを「ふしぎ」としてまとめて解説してあって、大人が読んでもなかなか面白いものになっている。いろいろな面からのアプローチで説明されているので、読んでいるとどこかしらに興味を持つのではないだろうか。
 「巻頭エッセイ」は、なんでこんなものがここにあるのかとやや違和感を感じるけれど、本文は「味」「香り」というテーマでQ&Aを組みたててあって読みやすく、内容はとても良いと思う。「五感のふしぎ」というシリーズで、視・聴・触が続いて出るのだと思うが、どんな捉えかた、まとめかたをするのかと楽しみだ。
(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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野外観察にピッタリのハンディなソフトカバーの水べの生きもの図鑑です。鳥類や、海草などの植物まででています。

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 写真がとてもきれいです。持っていてながめているだけでも楽しいのですが、ハンディサイズなので実際に野外観察に持っていくのにもピッタリです。水べの生きもの野外観察図鑑は全三巻で、2巻目は川・池の魚類・両生類・はちゅう類・鳥類、3巻目は川・池の昆虫・植物・むせきつい動物というふうに分けられていて、従来のように魚類・鳥類というような生物のグループごとに分けてあるものではありません。だから、実際の野外観察の時に使いやすいだろうと思います。海に行くときには、1巻を持って行き、川や池に行くときには3巻を持って行く。それで、そこの魚類から鳥類から藻や海草や水辺の植物まで調べることができます。
 図鑑として見せる部分のほかに、「生態ガイド」として、代表的な生き物をあげて解説しています。その中に「ふしぎポイント・しってる?」という囲み記事を作ったり、飼い方を説明してあるページがあったりして、子どもたちの興味をひきそうです。
 価格がハードカバーの厚いものなみなので、わっと思ってしまうところもありますが、これだけ美しい写真を沢山いれているのだからそれはやはり大変なのでしょう。
 是非、手に取ってみてください。大人の水辺の散策のときにも役に立ちそうですよ。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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短い言葉の中に確かに何かがあると感じられるというのは不思議なこと。確かに何かがある詩です。

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 さりげない言葉のようでありながら、その後ろにドラマを感じたり、明るいようでありながら深い哀しみを奥深く込めていたり。人間はなかなか複雑です。でも、様々な思いを昇華して、童謡詩というかたちで表現しているのです。そのせいか、詩に厚みというか丸みというかなにか穏やかな雰囲気がそなわって、物語性のようなものが生まれています。
 わかりやすい言葉でわかりやすく表現されているのですが、表現されたものは奥深いという感じです。何度も本を開いて何度も読んでいるうちに、だんだんわかってくるその人の想い。押しつけがましくなく、でも確かにある想いが、だんだん伝わってくる。そんな詩です。
 良寛さんの生き方にひかれるところが多かったのでしょう。そして、想いを馳せているうちにそのものに乗り移ってしまったような感じです。この詩人は、この童謡組み歌「ぼくの良寛さん」を遺作として1995年に亡くなりました。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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ハリー・ポッターシリーズの謎ときだけでなく、他の本への読書案内にもなっている読みやすい評論です。

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 子どもたちに読んでもらえるようにと読みやすく書かれた評論です。ハリー・ポッターだけでなく、他の本にも話題が広がっていくのがとても嬉しいところです。
 ハリー・ポッターシリーズは、いまさら紹介するまでもなく大評判ですが、その登場人物の性格や小道具などから、それがどこから考え出されたのか、あるいは歴史的に意味があるものか、他のファンタジーからの影響は? など、様々な切り口で評論しています。本好きは勿論読んでとても楽しいのですが、ハリー・ポッターに興味を持ったところからこの本を手に取った子も読めば視野が広がるのではないかと思います。
 もう一歩進んで考えると、書かれていることは本当かな? ともう一度疑いたくなる点もありますが、それがまた「なぜ?」となって考えることに結びついていくきっかけとなるわけで、それも面白いことです。ハリー・ポッターの著者ははたしてそこまで考えて書いたのでしょうか。
 ウーン、これはやっぱり本好きのための本かもしれない。でも、ハリー・ポッター関連だからと、その勢いで読んでみてくださいな。新しい世界が開けるかもしれませんよ。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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なぞなぞの歴史やなぞなぞの種類、なぞなぞのことがよくわかるゾ。

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 なぞなぞが好きな子って多いですよね。いくつかおぼえていると、バスが来ない時とか遊園地で順番をまっている時とかちょっと退屈な時にも遊べるし、人を面白がらせることも出来るし便利ですね。
 なぞなぞがいっぱいのっている本はいろいろでているけれど、この本はなぞなぞの歴史や種類がでている本です。そもそもなぞなぞってどうやってできたの? という疑問にも答えてくれます。
 著者は、ずっとなぞなぞの本を出し続けてきた人なので、なぞなぞへの情熱が伝わってくるような気がします。蓄えてきたなぞなぞの知識をここで伝えようと、力を入れて書いているのがわかります。
 読みやすいようにと考えたのでしょうけれど、会話形式なのでとっつきやすいものの、ずーっと会話についていかないと内容がつかめないので、逆に面倒に思える部分もあります。
 でも、なぞなぞの歴史などに関してのまとまった本というのは、これまであまりなかったと思うので、面白いと思うし、読んでみて! とおすすめできます。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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科学の力で説明できないものって、不思議です。

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 超常現象を信じる人信じないひと、それを科学的に説明できないかと考えてみる人、世の中にはいろいろな人がいます。でも、不思議だと思う気持は、科学への第1歩です。むずかしい理論や機械の構造がわかればもちろん素晴らしいのですが、まずは不思議を感じることから始まるのではないでしょうか。面白いな、どうしてかな? と思って考えていくと、関連情報にも目が向いて知識も増えていくものです。
 そのきっかけとしての不思議をいっぱい集めたシリーズで、本当かな? と思いながらも世の中には、不思議なものがいっぱいあるんだなと感心してしまいます。結局はっきりしないことが多いので、いいかげんだと思ったり、もどかしく思ったりする人もいるかもしれません。一方で、へぇー! 面白い! 不思議! なにこれ? と興味を持つ人もいるでしょう。どうかするとすごく俗に扱われてしまうものですが、この本ではそれぞれのわかっていないことも説明して提示していますので、淡々としています。こういう分野を紹介しているものは、そんなに沢山はないので、好奇心に刺激を与えてくれるのではないでしょうか。もう少し詳しい説明があればいいのにと思う項目もあるけれど、それはもう1歩進んで別の本で調べていくといいのでしょう。不思議がいっぱいの本です。

(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)

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