バムセさんのレビュー一覧
投稿者:バムセ
| 2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
ちびねこグルのぼうけん
2003/08/14 11:46
ちびねことお話ができる人間って、どんな人?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ちびねこのグルが生まれたのは、赤い大きな納屋。母さんと3びきの兄さん、それに2ひきの姉さんといっしょにくらしていました。 あるとき、グルだけドラッグストアのジェームズさんの家に行くことになりました。そのとき、母さんはグルにいいました。「話をする相手はいないだろうけど、きっとジェームスさんの家が好きになりますよ。」と。そして、今まで母さんの子で家にもどされた子は誰一人いないのだから、いい子にするのですよ、とも言われました。グルは、どうしてねこには人間のことばがわかるのに、人間にはねこの言葉がわからないのか、不思議でした。でも、ジェームズさんの家にいくと、本当にグルの言葉を少しもわかってくれないのです。気の短いグルは、ことあるごとに腹を立ててしまいます。そして、いやなことがあるたびに「ちっくしょう!」とわるいことばをさけんでしまいます。そうすると、少し気分が晴れるからです。それでも、話のできる人もいっしょに遊ぶ兄弟もいないというのは、なんてつまらないのでしょう。すると、とつぜん「こんにちは、ねこくん」とどこからか声がしました。みあげると、小さな男の子です。この男の子は、ねこの言葉がわかるようです。それにもう一人、グルはねこの言葉がわかる人間とも出会うことができました。ところが、ある日グルは短気を起こして、ドラッグストアのお客さんをひっかいてしまいました。ジェームズさんのおくさんは、グルを納屋にもどそうと考え始めます。納屋に帰りたいと思っていたグルですが、こんな戻され方はいやでした。だから、なんとか気みじかをなおしたいと思ってがんばりました。
さて、いよいよ明日はグルを納屋に帰そうという日の夜、ドラッグストアである事件がおこりました。
さて、ちびねこグルのことばがわかる人間がもう一人増えます。さて、グルとおはなしができる人って、どんな人なんでしょうね。大社玲子の挿絵もグルのかわいくて、そして気みじかな様子を表しています。
(バムセ/図書館の学校・児童書選書委員会)
かめのヘンリー
2003/07/22 19:01
ものおきに入れてしまったおもちゃ、そのままになっていませんか?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ぬいぐるみのかめのヘンリーがちよみちゃんのところに来たのは、まだちよみちゃんが赤ちゃんのときでした。ちよみちゃんと、ヘンリーはそのときからずっといっしょです。でも、あるときちよみちゃんがびょうきになってしまいました。おいしゃさんがそばにいたヘンリーを見て「ほこりやばいきんは、びょうきによくありませんよ。」と言ったので、おかあさんはヘンリーをものおきべやにしまってしまいました。おかあさんは「あとで、きれいにあらってあげる。」と言っていたから、それまでのがまん、とヘンリーは思っていました。それなのに、なかなか来てくれません。そのうえものおきべやにいた時計やかがみたちは、「ものおきべやにはいったら、にどとそとにはでられないのよ」と言うではありませんか。ヘンリーは、びっくりしました。それから三日後、ものおきべやにいるヘンリーのところに、ぬいぐるみのくまくんがやってきました。くまくんは、ちよみちゃんのおとうとのぬいぐるみです。ちよみちゃんがヘンリーのことをねむりながら呼んでいるというのです。ヘンリーはもう、ものおきごやの中で、誰かが洗いに来てくれるのを待っているのはやめました。ヘンリーはうーんとふんばって自分でものおきごやから出て行くことに決めたのです。
ちよみちゃんがびょうきとたたかっているあいだ、ヘンリーもちよみちゃんのところにもどれるように、がんばっていたのです。
「夏の庭」「ポプラの秋」など執筆した湯本香樹実がおはなしを書いて、堀川理万子が絵を描きました。なんだかぎゅっとしたくなるようなぬいぐるみのかめのヘンリーが描かれています。
ものおきに「ちょっとのあいだだけ…」と思って、しまったままにしているおもちゃはありませんか? ものおきべやのなかで、ふるいいすやほこりだらけのりょこうかばんたちときっと話をしているはずですよ。
(バムセ/図書館の学校・児童書選書委員会)
| 2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
