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てらさんのレビュー一覧

投稿者:てら

2 件中 1 件~ 2 件を表示

今までの「うつ」本とはちょっと違う

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 自己テスト、「うつ」のメカニズム、新世代抗うつ薬SNRI、そしてうつにならないための日常のちょっとした工夫。
 見開き左側のページがイラスト中心で、パラパラと見ることができる。『めくるだけで』解る。うつで気力が弱っていても読めるのはうれしい。
 『うつの気分転換法』の類の本には、『気分転換をうまくしよう』とか『適度なスポーツは効果的』とかよく見かける。しかし私の場合はうまくいかずに裏目に出ることが多くて、どうもスッキリしなかった…。
 本書で“「気分転換してストレスを解消!」はうつを悪化させることがある”とか、“むやみに運動するのも良くない”とか、納得のいく説明がたくさん。「これはいいかも、やってみよう」と思える日常の工夫も。
 「うつ」かな、という人にも、今「うつ」でつらい人にもお薦めの1冊。

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とにかく重い

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

まえがきに『闘病中に僕が、なによりも読みたかった(渇望していた)ものは、「同じ病に苦悩し、それを克服された方々の、体験記・闘病記」でした』とある。
私自身、うつとの付き合いを余儀なくされている身。医師や見識者の立場ではなく、実際にうつを克服した、あるいは共生している人のその道程を知りたいと思い、この本を手にした。
一般的なうつ本は、『あまり深刻にならず、うまく付き合っていきましょう』といった調子の明るいものが多い。「そんなこと言われてもなぁ」とか「そういうふうに気持ちを切り替えられないのがそもそもの症状なんだってば!」と反発したくなるような本も多い。「この人ホントにお医者さん? 分かってるの?」というのもあった。
しかし本書は違う。とにかく重い。
“うつ病は「心の風邪」などではない!”をはじめとして、一般向けに出回るうつ本への『意義申し立て』が展開されている。
しかしその他については、私の場合、あまり参考にはならなかった。全編を通して、自己陶酔的なところが気になった。
私に比べ、著者がはるかに重篤であったせいもあるかもしれない。おそらく、非常に傷つきやすく繊細な精神の持ち主であり、それ故のうつ病なのかもしれないが。
うつで苦しい思いをしている最中の人は、読むとかえってつらくなってしまうかもしれない。

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