地球の住人さんのレビュー一覧
投稿者:地球の住人
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イグ・ノーベル賞 大真面目で奇妙キテレツな研究に拍手!
2004/05/04 11:49
科学を侮辱していると怒らないでください。パロディです。
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イグ・ノーベル賞の創設者のマーク・エイブラハムズが自ら著した著で、賞の経緯や1991年の第1回目からの受賞研究について、写真などでわかりやすく紹介しています。
イグ・ノーベル賞は、日本では、タカラの「バウリンガル(犬語翻訳機)」が受賞したことで有名になりました。一部実用的な点もあるのですが、そのほとんどはパロディです。
この本では、研究内容に常識的な意見や評価を一切加えていないところもミソです。科学を侮辱していると怒らないでください。ユーモアとして笑い飛ばさないといけません。
訳者があとがきで、「ガリレオの地動説やニュートンの万有引力も最初はバカにされていた」とよく聞く話を書いてますが、この本から発明や発見のヒントを得ようなどと期待しないでください。
いやむしろ興味深いのはその研究の真偽や実用性ではなくて、その情熱です。ばかげた研究に金と手間をかけた研究内容や経過を、きちんと真面目に書いていて、途中でバカらしくなって投げ出すことなく読めます。明らかにおかしいと思えるのですが、逆にのぞいて見たい…そんな世界です。
まともな研究者なら、まさか自分の研究が選ばれたりしないだろうな、なんておびえていることでしょう。しかし、“めでたく”受賞が決れば10月にハーバード大で行われる授賞式に招待されます。招待といっても、交通費は自費ですが。
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