迷い子センターさんのレビュー一覧
投稿者:迷い子センター
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恋愛依存症 失われた愛情と心の傷を癒す
2002/12/02 16:57
自分を深く傷つけてしまわないために
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
恋愛依存症というと「男女間の恋愛」と思ってしまいがちであるが、本書は、恋愛関係に顕著に見られる行動こそが、その人の人間関係の基本であることを教えてくれる。
親しいと思っていたあの人に、ほんのチョット悩みを打ち明けたとたんに、相手の態度が変わってしまったり…。助けて貰ったはずなのに、その関係が重くて重くて仕方が無かったり…。「あの人はやめておいた方がいいよ」と真実を忠告したつもりなのに、翌日から避けられてしまったり…。
何故? どうして? 相手に明らかな問題が無い時、私達はいつのまにか自分を責め、人間関係から引き篭ってしまったり、思ったことが言えなくなってしまったり…。勿論、恋にも臆病になって、積極的に人生を歩いて行けなくなってしま事は多々あるもの。
そんな時、自分を深く傷つけてしまわないうちに、手に取って欲しい一冊である。
また、自分には何の問題も無い、そう思っている貴方にも、もしかしたら、気付かぬうちに、友達を、兄弟を、姉妹を、傷つけていることがあるかもしれない…。夢を追い求めるあまり、肩を並べて生きて行ける友人をないがしろにしていないか、友人の心の痛みに鈍感すぎてはいないか、などなど、自分を顧みる材料としても、本書は易しく道案内をしてくれる素敵な一冊である。
恋愛依存症というタイトルにこだわることなく、恋愛を友達関係と読み替えて、「仲良く生きて行くすばらしさ」を多くの人に噛み締めて欲しいと願う。
父−娘 近親姦 「家族」の闇を照らす
2003/01/10 13:14
アダルトチルドレン−貴方の母の物語
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「この家、飽きちゃったわ!」、母の一言で家族が右往左往し、息子のオモチャも文房具も、そして思い出のアルバムさえも無造作にゴミ箱に投げ捨てられる、その話を聞いたのは20年も昔のこと。当時は「数千万の家を買い替える」という発想に仰天し、それは「特別な家」のこととして片付けてしまったものでした。
ところが、この事件の裏には「伝統的家父長制度」の元で最も頻繁に破られる、父と娘の近親姦という最重要課題が横たわっており、それは、多くのアダルトチルドレンの母親の物語でもあったのです。
実際の近親姦被害者が「自己処罰的」であるのに対し、精神的近親姦においては被害者に被害者意識が無い為、良妻賢母という仮面の元、家庭内にあっては「誘惑的行動」によって夫を試すなど、家庭内の犠牲は甚大で、そこに生まれた子供は、あたかも「アル中」家庭のように、安定しない幼児期を過ごすことになってしまうのです。
もし、貴方の家庭が、母という名の女の要望次第で動かされているのであれば、また、その要望が余りにも些細なことの連続であったり、余りにも常識外れの法外なことであったりするならば、「近親姦」という問題を視点に入れて見つめ直す必要があるかもしれません。
本書は、タブー視されてきた「近親姦」問題にメスを入れる画期的な書であり、同時に
「娘の言いなりにプレゼントを贈る」今日的父親にも注意を勧告する「貴重な一冊」ではないでしょうか。
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