竜血樹さんのレビュー一覧
投稿者:竜血樹
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悪魔の生物学 日米英・秘密生物兵器計画の真実
2001/10/13 20:34
まさか
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読んでいて恐ろしいと感じていた次の日に「NBCテレビニューヨーク炭疽菌感染事件」が起こるとは思わなかった。
生物兵器というのは経済活動としての戦争を考えるとあまり有効な手段では無いと思われる。例えば、ボツリヌス菌毒素は、サリンの三百万倍の効果があると言われているし。英国国防省によるグリュナード島における炭疽菌散布実験は、島の清浄化に、四十五年ほどかかっているという。つまり、あまりに強力すぎるのである。
しかし、それが終末思想のテロリストや狂信者にわたった場合はどうなるのであろうか。寒気がする。文字通り悪魔の生物学である。是非一読することをお薦めする。
読書日記頁『這是我的生存之道』
Perl 5マスターブック 基礎からはじめる実践的スクリプトプログラミング
2001/09/10 23:27
Perl/CGI
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初めての CGI 的な本から入った初学者である自分にとって Perl は「スイスアーミーナイフ」の権化であり泥縄的なプログラミングしかできないのではないかと勘違いしていた。
しかし、それは違うようである。自由度が高い分、そのようにもできてしまうという事であろう。入門的な内容から関数レファレンス、モジュール、オブジェクト指向など『ラクダ本』を含めてもう少し高度な本へ進むための準備はこの一冊で十分であるのではないかと感じた。自分を「Perl嫌い」から「Perl大好き」へと変えた一冊である。
少々難を言えばユーザ認証や TK に関してもそうであるが、特に PerlScript に関しては需要を考えても他の本に任せ、もっと Perl そのものの内容に回すべきだと思った。
愛は科学で解けるのか
2001/12/30 22:21
その場所に居合わせたい
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行動遺伝学、サル学、社会心理学、脳科学。様々な分野から「愛」をキーワードにした対談集。ラジオ番組『サイエンス・サイトーク』の文庫化。と、言ってもラジオの再編集では無いようである。平易な言葉でありながら、コンパクトにまとめてある。その上、著者が面白い視点で一歩踏みこんでいくため、中身が非常に濃いものとなっている。
もちろん、愛というものを厳密に定義する事は難しい。プライベートな事を研究して欲しくないという意識もある。つい最近まで愛のみを論じた論文は皆無であったという。特に「目標達成の危機」というものに興味を持った。手に入れるまでが楽しいというのは一般的な話である。しかし遭難者は、山小屋の百メートル手前で死ぬ事が多い。つまりできると思った段階で満足してしまっているという。我々も案外そうやって逃している事が多いかもしれない。
基本情報技術者実戦問題 科目別の練習問題プラス詳しい解説 2001年版
2001/10/22 23:10
お世話になりました。
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自分も本試験を受けたのであるが、そこで分かった事は実際に問題を解いておかなければ、試験本番で出来るはずもないという事である。もちろん、ただ解くだけではいけない。理由付けがなければまた間違えてしまう。つまり、納得が必要なのである。
その意味で本書は非常に役に立ったと思う。解説文をダラダラと眺める事なく段階的に問題を解いていけばよい構成になっている。問題も過去問題を変形したものが多く実戦的である。詳しい解説もあり間違えた問題をまた間違えるという事は殆どなくなる。特に午後問題に関しては決め手が全く見つかっていなかったため非常に重宝した。
少々、難を言えば版が大きいため持ち歩きにくかったという事がある。もっとも手を動かさなくてはいけなかったので割り切って家で勉強する時のみに使用した。
ガンパレード・マーチ 1 (Dengeki Comics)
2001/12/26 18:00
戦争をする学生達
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星雲賞を受賞したという同名ゲームの漫画化である。所謂オフィシャルモノであるための制約と、独自かつ空白を埋める部分とが巧く均衡している。例:悠木映を絡めて動き出す芝村舞の心の変遷。テカりやシワなどで出された肉感があるためか、なんでも無い絵柄にも妙な色香が漂っている気がする。
「努力が報われるのではありません。報われるために努力をするのです。結果の出ない「努力」などには、いっさい価値は無いんですよ」。原作の芝村氏が元航空自衛隊員という事もあるためか、戦争というものもシビアに説得力を持って描かれている。
「己に自身が無いのならば、腕を磨けばいい。「1+1」よりも簡単な数式だ。そなたの体もそなたに信頼されたがっていると思うぞ」。原作にも使われている台詞であるが、巷に溢れる自己啓発書より効くかもしれない(笑)。
われ笑う、ゆえにわれあり
2001/12/26 08:39
肩肘はらないでちょっと考える
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哲学者によるエッセイ集。扱う内容そのものは大して知的ではないのだけれど、それがいつのまにか妙に深遠なる事に変わっていく。
哲学者だけあって(?)茶化す表現も巧くて非常に面白い。所謂、詭弁論理という奴である。
「病気になったときタバコをやめると病気が治ることがある」
「タバコを吸っていない人には、タバコをやめることによる治癒はありえない」
「ゆえにタバコを吸っているほうが健康になりやすい」
もちろんの事、エンターテイメントまで昇華しているが、トンデモの縁に位置する本もこれに近い形で騙している。タバコが科学用語かつ文章がもう少し巧妙になった場合には、わりと違和感なく入っていってしまう気がする。ちょっとした論理トレーニングにもなる……かも。
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