tonchanさんのレビュー一覧
投稿者:tonchan
紙の本働かないで年収5160万円稼ぐ方法 たった1年で収入を20倍にした元「月収24万円の平社員」が明かす
2012/01/29 19:55
実は「働いている」のですが、まあ、タイトルですから、それもアリかな。
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タイトルの如何わしさに惹かれて、読んでみました。要は「インターネットの、オークション、アフィリエイトなどで稼ごう」ということです。手順や費用、実際の業者名などは具体的に細かく書いてありますが、実際に何を扱うかは読者が自分で探したり考えねばなりません(「売れてるサイトやメルマガをうまいことパクりましょう」とアドバイスがあります)。ある章のタイトルが「儲かる商品であれば必ず儲かる」なのですが、そりゃそうでしょうねえ。でも、結構働いてますよ。オークションだったら、仕入れもありますし。
紙の本ぜんぜん大丈夫
2003/07/20 17:02
ぜんぜん大丈夫
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サイバラ画伯は、毎回ひとこままんがで、伊集院のおじさんに呼びかけたり、「評」したりなのですが、伊集院先生はひたすら麻雀を打ち、馬券を買い、競輪のレースをイメージして、車券を買うのです。もう、全巻、終始一貫してこれだけです。競輪のシステム(ランクアップとか、上級のレースに出場するためのポイント制とか)について、伊集院先生は「これでは、ダメだ。ファンはお金を出して車券を買う気にならない」と一貫して批判されるのですが、ご本人は一貫して車券を買い続けておられます。その「買い方」がかなり克明に記されているので、競輪ファンには面白いかも。でも、そういう「レース展開を予測する」ファンって、人の予測を参考にしたりするかな。もし「する」のであれば、興味深い本ではないか、と。文中に「文章は一切要らないから、とにかく買った車券だけを連載したいという申し入れを受けたが、辞退した」とあります。これをやられると、自分を全部さらけ出すことになるからだそうです。なるほどなあ、自分のお金で車券とか馬券と買うのって、なんというか、本当に、真剣勝負になっちゃうんですよね。馬券(車券)買わずにレース結果を「俺の予想通りだ」なんていうのは、誰でもできるのです。馬券を買うところが、自分の金を馬券に換えてしまうところが、真剣勝負で、ここのところを「連載」されたら、ちょっとたまりませんね。「露出」趣味のある人はよいかもしれませんが。えっと、ということで、この本は伊集院先生が「最近の自分のばくち」を語り、サイバラ画伯がそうした伊集院先生にからむひとこまマンガの本、です。「ばくちは好きだけど、馬券とか車券とか買いに行くのが面倒なんだよな」という方、追体験できます、お薦めです。
紙の本猫次郎が教える借金にケリをつける法 借りたカネで死ぬことなんかない!
2003/07/02 22:55
自分、両親、会社名義総額7千万円の借金を、あくまで合法的に1年で2千万円にした著者が語る、「まじめに取り組めば、借金は減ります」という実用本です。
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両親の経営する会社がおかしくなり、自身もサラリーマンをやめてその会社を継ぐのですが、借金は増える一方。商工ローンはもちろんのこと、「街金」とかそういった怪しいところにまでから、とにかく借りに借りて借金は雪だるま。「これは自殺しかないか」と思い詰めたところから、著者の踏ん張りが始まりました。ネットや本で勉強して「違法な高金利の部分は返済の必要がない」ことを発見、「適正金利への引きなおし」をして「返済すべき金額」を計算、中には「払いすぎ」のものもあって「返してもらった」ケースも発生。全て、自分で交渉し、裁判所へ行き手続きや話し合いを行った結果だそうです。よく「弁護士に依頼して自己破産」と言われますが、これは「かなり最後に近い手段」で、そうする前に、自分で腹をくくって、交渉し、裁判所での手続き(特定調停の申請など)を行えば、一気に借金は減っていくようです。踏み倒すのではありません。あくまで合法的に進めます。一番まずいのは「黙って払い続ける」ことで、きちんと「筋を通して返す」のが、最適といえるようです。さらには「競売の実際」「差し押さえの実際」、「取立て側(銀行など)の本音」も出てきます。これらは著者が主催する「借金相談所」にコンタクトしてくる「そちら側の方々」の情報です。総じて言える事は「競売も、差し押さえもめったなことでは実行されないし、されたらされたでなんとかなる」ということのようです。差し押さえなんて、自宅にやってくる執行官に対して、差し押さえられたものをその場で自分で買い取るとして何千円か数万円を払って「おしまい」だそうです。今の時代、中古の家財道具を手間ひまとコストかけて持ち帰っても、なんにもならないのです(さらに生活必需品となる家電製品などは最初から差し押さえの対象外です)。今も、法外な高金利の借金に追いかけられている方々への、救いの本です。決して「踏み倒し」ではありません。ベースは「返したいけど、十分なお金がないので、法定金利まで負けてください」「それでもだめなので、ここらへんまで負けてくれませんか」という交渉です。裁判所は「予想外に、フレンドリーで親切」だそうです。さらに「もぐり(=悪徳)金融業者ほど、裁判所がからむと、交渉に応じてくれやすい(出頭は極力避けたいので)」ということだそうです。一方で銀行などは訴訟までやってくるそうですが、先方も担当者はサラリーマンなので、「適当なところで手を打つのが普通」(とことんやっても得るものはない)とのことです。幸い、こういった借金にはまだ無縁ですが、「明日はわが身」と考えて、興味深く読みました。長引く不景気のせいで、自殺する人が増えているそうです。もし「借金が原因」であったら、一度この本を読むべきでしょう。副題は「借りたカネで死ぬことなんかない!」です。
紙の本退職者のための明日からの生活対応マニュアル 突然のリストラ、倒産に負けない!
2003/04/26 18:51
何でも最初は誰でもとまどうもの。ましてや退職させられたりしたら、パニックです。「やるべきこと」を整理して教えてくれる本です。
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「リストラ」と称する人員整理、人員削減が続いています。低成長・ゼロ成長の時代で、グローバル化・高齢化が進むと、否が応でもこれまでの産業構造はたちいかなくなるわけで、時代のニーズにはずれた企業は、事業の内容を変更するか、ニーズに合わせて事業を縮小するかしかないでしょう。でも、そのしわよせを受けるサラリーマンはたまったもんじゃありません。日々の仕事を精一杯こなしていても、ある日突然会社が潰れたり、退職を言われたりするのですから。日本という国はそこらへんのところで、「国が面倒を見てあげましょう」という制度があって、雇用保険(かつては失業保険と呼んでました)があり、老後の年金制度があり、働いている間は健康保険もあるわけです。「普通に」働いている間は、これらの制度に対してかなりの負担(毎月何万円も!)を負っていて、その分、いざというときに、給付を受ける(=お金をもらう)ことになるわけです。でもそこは、何しろ「法律で定められた制度」のことですから、ルールどおりにお金を払っていないといざというときもらえませんし、もらう立場になったときも、きちんとあるいは「上手に」請求しないと、もらいっぱぐれることが起こります。この本では、「退職」に焦点を当てて、「その時、どうすれば一番損をしないですむか」について説明してくれます。制度としての年金、保険はもとより、退職前後の会社との折衝のポイント、退職後の求職活動の種類ややり方、住宅ローンの処理など、「想定しうる様々の問題」への対処法を例示、解説してくれます。考えたくはないのですが、「もし、自分がリストラ対象になったら」と思って読んでみたのですが、思っていた以上に「やるべきこと」が山積みで、「心情的にパニックの状態では、とても思いつかないし、手が回りそうにないなあ」と思いました。でも、上述の通り、いまやサラリーマンも「安定した職業」ではありません。「あらかじめ知っておく」ために、この本はコンパクトにまとめてあって、たいへん参考になると思います。
紙の本見仏記 3 海外篇
2003/02/22 14:04
仏像好きなら行かねばなるまいって、そこまで行っちゃう?
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「仏像のルーツをたどる」となれば、わからないでもないですが、韓国、中国、タイ、インドと行っちゃいましたの道中記&見仏記なのです。韓国ではお寺はまだ「熱い」です。信仰をもった方々が、日常的にお参りに来ているので、雰囲気が日本と異なるわけです。中国では寝台車に揺られて、石窟寺院まで行っちゃいます。やる気が見て取れますね。驚異の「からくり仏」、これは見てみたいと思いました。タイでは、「遺跡化」した寺院が多いようです。でもタイでも仏教は「日常化」しているのですが、「捨てられた」寺も多いようで、無常を感じますね。「シャワールーム状態」の仏像って、実物みたいですね。インドは、すでに仏教がほとんどなくなってしまって、日常にあるのはヒンズー教であり、シーク教、たまにイスラム教なのでしょうか。お目当ての仏像は、そこが「釈迦の本場」であるにもかかわらず、ポツリポツリで、「片道8時間の、エアコン故障車での強行軍&行ってみたら「これだけ?」」には笑ってしまいました。著者ご一行はものすごい苦労をしているのに、苦労しただけ報いがあるとは限らない、ということで。二人は「仏像のルーツ」を求めて、インドに残る仏像に、日本の仏像との共通点を見出したて、「あ、これが伝わったんだ」「これは伝わってないなあ」と鑑賞します。それから忘れてはいけないのが、「みやげもの好き」のポイントですね。行く先々で、門前の土産物屋を徹底チェック、「まだここにはサンリオ来てないよ」などと言いながら、「ここまでの(おばかな)ものは、日本にもないぜ」的なみやげものを、つい購入してしまう。この巻での最大のヒット土産は、中国で購入された「電子お経器」でしょうか。旅行記って、少し、自分も行った気になりますが、もっとたくさん、自分も行きたくなっちゃいます。
紙の本グズをなおせば人生はうまくいく ついつい“先のばし”する損な人たち
2002/11/30 19:41
「うまくいかない」あなたに贈る、ワンポイントアドバイス集です。
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極端な例としては「部屋がごみため状態のOL」の話が出てきます。どうしてこのようなことになってしまったのか、です。「定年退職後に何をしていいかわからない」という奥さんに先立たれた人の話もあります。一方で、「営業は苦手だけど、工夫して業績を伸ばした」例や、「努力してひとつひとつステップをあがり、目標の職業に就いた人」の例も出てきます。要は「めりはり」と「思い切って(ちょっとでも)やってみる」ということでしょうか。「できない理由を数え上げて」いては、何事も進みません(専門家の人はこれが実にお上手ですが)。私自身も「グズ」な面がありますので、いろいろヒントが与えられた気がします。簡単に読める本ですから、「なんか、展望が開けないなあ」と思っている人に、一読をお薦めします。
2002/11/09 19:47
爆弾娘は今日も行く。でもお母さんはさらにその上をゆく。
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これが初単行本とはちょっと意外でした。かなり以前から漫画誌で見かけていたように思いましたから。少しブランクがあったんですね。さてこのタマちゃんですが、今見ると名前がどこぞの迷子アザラシの愛称と同じですが、これはまったくの偶然。もちろんアザラシの方があとです。ちょっと背の低いタマちゃんのオフィスや家庭での騒動を描くマンガですが、このマンガの秀逸は「アメリカン・ジョークへの(タマちゃんの)こだわり」でしょう。アメリカ帰りの係長に絡みまくるわけですが、社内運動会で二人三脚やるときの掛け声で「うちの、ワイフが、ゆうのさ、うちの、ワイフが、ゆうのさ」には爆笑しました。これに同僚OLが出てくるのですが、美人で要領のよい人と、ふられてばっかの人で、もちろん面白いのは後者でありまして、これにタマちゃんがことあるごとに絡むわけですね。「携帯電話が全然鳴らないですね」とかなんとか。タマちゃんの上司の課長は天性の「不運男」らしくて生傷が絶えません。そうそう、お母さんは美人でスタイルもよいのですが、これがぶっとんでて最高です。お父さんは影が薄いです。連載誌では「中堅どころ」のギャグ4コマといえましょうか。これからも期待しています。そうそう、作者の「カブトムシとクワガタの飼育のために、スチールラックに衣装ケースで部屋がいっぱいです。とてもうれしいです。仕事机? 捨てましたよあんなもん。邪魔ですから。大満足ですよ」というお話がありました。サイコーです。これからも頑張ってください。
紙の本初心者のための日本経済入門 たった50話で経済ニュースに強くなれる
2002/08/18 23:10
「山深ければ谷深し」??NHK解説委員って…。
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この言葉はP.88にあります。それから「注文を受けて産を始めます」(P.158)という脱字もありますし、「あなたの経済の見方を全面に出して」(P.225あとがき、これは「前面」じゃないでしょうか)など、誤字脱字言い間違いを見つけていくのが楽しくなる本です。コミュニケーションが商売のNHKのしかも解説委員の方が著者ですから、これはよほど校正の方が「たるんでいた」ということでしょうか。「工夫」とか「知恵」とかいう言葉が多いのも気になります。具体的な内容がないことに他ならないからです。それからP.146には「史上最悪の失業率にもかかわらず、路頭に迷ったという話は聞きません。」とありますが、わたしは新聞や雑誌の記事でそういった話は時々見かけます。あとこの著者は「昭和恐慌のときは、東北の貧しい家庭の娘さんが東京や大阪に身売りさせられた」お話がお気に入りのようで、2、3回出てきます。是非、その実態を統計などのデータで知りたいところです。否定しているわけではなくて、それがどの程度の規模で行われていたのか、社会的なインパクトが知りたいからです。今でも、風俗関係に就業する若い娘さんも多いわけで、今と昔とどれくらい違うのか、知りたいところです。この本は副題に「経済ニュースに強くなれる」とあります通り、あと半年くらいで旬が終わりそうです。今の政治経済状態についてあれこれ言っているわけですから、それが変わってきたら、役に立たなくなります。冒頭で「ニュース解説などは、眉唾と思って接すべし」とあります。この本に関しても(事実関係は除いて、著者の意見には)同じことが言えます。
2002/07/27 11:41
う〜ん、ちょっとくどいかな。内容はよいのですが。
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世にあふれる「超常現象」に関して、冷静なツッコミを行った本です。俎上に上るのは、UFO、超能力、心霊、予言などです。わたくしとしても(著者と同様)、これらの話題が大好きなので、ツッコミ部分ばかりでなく、「実例」部分をもっともっと出して欲しかったです。ツッコミのやり方が、至極、冷静というか、正確さを大事にしておられる(まあ、相手がいかがわしいので、当然そうなるのかな)ので、ちょっと言い回しがくどい印象を受けます。特に「ノストラダムスの予言」の「解読」のところで極まってますね。当然といえば当然そうなるところですが。「信者」(ビリーバー)の方々を転向させるにはちょっとパンチ不足ですが、この方面がお好きな方はきっちりおさえておくべき一冊だと思います。
紙の本ダンゴムシ
2002/07/25 23:51
気持ちが悪いともいえますが、これがよい人もいるのでしょうね。
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著者が庭で「拾った」ダンゴムシを水槽で飼って、その生態を観察したのがこの本です。いままで見たことのないような、ダンゴムシのドアップの写真が満載です。ですから家族のものは(特に女性は)「うわあ、気持ち悪い」と言っていました。ま、それも好き好きでしょう。脱皮しているところはともかく、「子どもの誕生」はなかなか感動的です。できればもう少しアップで見たいです。不思議な生態であります。落ち葉などを食べているそうです。うちの庭にもたくさんいます。以前から憎めないやつと思っていましたが、この本でいっそう好きになりました。
紙の本みんなのトニオちゃん
2002/07/23 23:17
まとめて読むとボリュームありますね。続巻にも期待です。
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週刊SPA!連載ですが(この前、終わりましたが)、この単行本は「原寸大」ですか? なんか大きく感じます。紙と印刷がいいせいかな。とにかく本邦初のフルCG&フルカラーまんが(フルCGだったら、少年週刊誌連載のまんがでも、「全部パソコンで描いてます」というのがあるから)、もうパソコンの画像効果バリバリですね。テーマが「認識論」というとよいでしょうか。わたしは「巨大ブランコ」とか「透明人間」ネタも好きですが、著者の思考は「脳と認識」に深く深く沈んでいくような気がします。この単行本には入ってないですが「コンビニ略奪」のまんがには大笑いしたのですが。すいませんが紙と印刷とサイズのせいで、単行本価格が異様に高いので、できれば1000円を切るレベルにならないでしょうか。続巻も、高くても買っちゃいそうですが。
紙の本地図をたのしもう
2002/07/15 23:10
地図は面白いなあ。箱根の地図ってほんといろいろあって楽しいです。
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地形図と写真から、地図の構造とか特色をみていく本です。一冊通して「箱根」地方の地形を地図と照らしあわせながら見ていくのですが、いや、ほんとに面白いです。この前、湯本温泉に泊まって、翌日芦ノ湖畔までドライブしたりしたのですが、そのときの思い出が蘇りました。地図と実際の地形(写真)を比べると、わたしとしては「ほんとの地形の不思議さ」がより際立つような気がします。「地図には川筋の表記がないけど、滝がある」なんて面白いですし、「くねくね道のまがりの数が省略されている」なんて言われるまで気がつきませんでした。歴史的な「箱根越え」道の分析もあります。なるほど、昔は尾根道だったのかも。それから箱根を流れる早川沿いには温泉が沸き、ちょっとはなれた所を流れる須雲川には沸いていない、というのも面白いです。一山こえるだけなのに。小田原の新旧地図の対比もあります。これ、この内容でいろいろな地方の地図を分析してくれると、すごく面白いと思います。
紙の本リモコンのふしぎ
2002/07/07 20:57
TVのリモコンから「赤外光」を学び、「電波」とか「e-mail」につなぎます。
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TVのリモコンの赤外光は、「ものに反射させても届く」のだそうです。これは知りませんでした。試してみましょう。また、同様に「人間の目では光ったように見えなくても、デジカメで撮影すると光っているのがわかる」のだそうです。そうか、デジカメの認識する光って、人間と違うんだ。考えてみれば当然ですが、意外な感じでした。それから「発光ダイオードを電池で光らせようとするときは、回路の一部を鉛筆の芯にして、ダイオードを保護する」というのも教えられました。多分、鉛筆の芯が適度な抵抗になるのでしょうね。TVリモコンの不思議が解明されたところで、次の謎に行くのですが「e-mail」というのはちょっとどうでしょう。「電子」とかそういったもののほうが、よくないですか? 「電波も光」というのは、難しいお話です。科学は奥が深いです。
紙の本田んぼの生き物たち
2002/07/07 20:44
いや、参りました。深い、深いです。わが国の水田の生態系は。
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タイトルから、「田んぼにいる昆虫や魚を取って遊ぼう」くらいの内容かと思ったら、違いました。かつて田んぼにいた昆虫や魚、はたまたカブトエビとかミジンコに至るまで、いかに食物連鎖をしていて、それがいろんな局面で、緻密に稲作に機能しているか、というお話でした。「水田にはにごりが大切」とかそういったことは農作業の経験がほとんどゼロのわたくしには想像もつきませんし、ましてや今の子どもにしておや、です。かつては冬場に田んぼから水がなくなる際、田んぼの生き物が避難する池を維持していたそうです。考えるんだなあ。やはり経験の知恵というか。わが国の稲作には歴史があります。化学肥料や農薬ではうまくいかないことが多いようです。最近話題の「合鴨」農法も「可能性あり」として取り上げられています。でも合鴨は「稲穂が実ると食べちゃうので、その時期になったら田んぼから出す(そして売り払う)」のだそうです。「詰め」のところが面白いですね。これこそ豊かな自然ですよね。近所に田んぼはありますが、そこらへんどうなっているんだろうなあ。ここに出てくる生き物がたくさんいるとうれしいです。
紙の本ようこそ世界の特急
2002/07/07 10:19
これは乗りたい。乗りたい列車ばかり。でも6泊7日は飽きるかも。
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世界各地の「特急列車」の写真集です。日本の列車は除きます。わたしもしばらく前にイタリアからスイスにかけて特急列車にのりまくっていたのですが、もう最近の列車はきれいでかっこよくて、すごいです。また乗りたくなりました。お金とひまがあればなあ。一介のサラリーマンではなかなか。ただスペインからフランスに入る「タルゴ」の、「自動車輪幅変換装置」の写真がないのが残念です。どういう仕組みなんでしょう。是非見てみたいです。日本でも新幹線と在来線の直通運転が研究されていると聞きますし。社内乗務員の方の写真もたくさんあります。服装やその色使い、サービスされている飲み物や食べ物に国柄が出て大変おもしろいです。でもこの前、広島から東京まであさかぜに乗ったら、妙に疲れてしまいました。やはり年でしょうか。2,3時間くらいのところで豪華特急、というかそれくらいだったら、インターシティになるかな。ホントに鉄道オタクの旅情を掻き立てる、一冊でした。