piecemakerさんのレビュー一覧
投稿者:piecemaker
紙の本のりものの名前のひみつ
2002/06/16 11:56
名前よりものりものの歴史の部分が多いですが、それでよかったです。
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自動車の歴史、エンジンの歴史ときて、次に汽車の歴史に移ります。「最初の蒸気自動車の稼動時間は15分」とか、「ダイムラーさんとベンツさんは別々に車を作っていて、その後いっしょになって会社を作った」とか面白いです。それから、自転車、船、飛行機と話題が移って行きますが、やはり内容的には「歴史」が多くて、「名前」の部分はつけたし、という感がないでもないです(なくても内容上不都合はないでしょう)。4月15日はヘリコプター初飛行でヘリコプターの日だそうです。なぜかヘリコプターだけ、取り上げられています。でもその次に2ページが割かれている「パラシュート」ってのりものかなあ。最後に「牛車」「輿」「駕籠」「大八車」「千石船」などの日本ののりものが紹介されますが、ここらへんのイラストをもっと載せて欲しかったです。
2012/01/29 17:56
治安の悪い南アでのワールドカップ開催は、不可能なのか?
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欧州在住でサッカー専門のスポーツライターの著者が、南アW杯開催決定までの経緯(現在のFIFA会長選出経緯を含む)と、南アを訪問し、スタジアム建設現場や、宿泊施設などなどを書き記したもの。治安がどうしようもないほど悪く、宿泊施設と交通手段がない現状をどうするのでしょう。完全パックツアーで宿泊+3食付き、ホテルとスタジアム間は貸し切りバスで往復、であれば大丈夫ですが、どれが欠けてもえらい目に遭うのは必定。そんなところへ、実情など全然知ろうともしない英国のフーリガンとか日本の若者とかがバラバラ入って行ったら、えらいことになるでしょうね、と思われながら、実際にはあまり大きな問題はなかったようです。ちょっと杞憂でした。
2002/06/30 14:17
あんまりかわってないですね。
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麻雀ギャグマンガで一世を風靡した片山先生ですが、「画力」「画風」は10年以上(20年くらいかな)たってもそのまんまですね。かつての「スーパーヅガン」は登場人物が大学生だったわけで、今回は彼らの「その後」という設定なのですが、やることは同じ麻雀ですから、どうしても変わり映えがいまひとつ、という印象でした(登場人物も同じですし)。色っぽい女性を描こうという姿勢は伝わってくるのですが、からだの線が変です。かつての「クエスチョンゆか」の巻の思い出が強くて、期待して入手したのですが、「ほとんど変化無し」ということで。そう、「自己中心派」でみせてもらった、いろいろな「異種麻雀」(会社名とか犯罪系とか)が面白かったです。今後そちらも期待してます。
2002/06/01 13:33
待合って今どこにあるんですか?
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言葉の解説は、大半がまともだと思うのですが(一部に、「それって違うんじゃない?」という気がするものもあるのですが。たとえば「駆け落ち」の語源は「戸籍台帳から欠け落ちること」とありますが、そもそもは「人別帳」じゃないのかなあ。明治時代にできた言葉ですか?)、導入部のところの「いまどきの若い人は」ってところが、いかにもなステレオタイプのことばっかりで、思い込みだけで書いておられる、という気がします。上司に一度注意されて、「ほっぺたをふくらませて、辞表書いてやめちゃう」若者は、この就職難の時代、あまりいないと思いますよ。「テラ銭」て「照らす銭」で「照明用の油の費用」ということですが、「会場として借りたお寺に払う金」のほうが自然な気がするんですけどね。「脳の重量や容積が知能程度を左右することがよく知られている」ってありますが、そしたら、鯨の知能は人間より高いのでしょうか。「テニス人気はあいかわらずおとろえないようだ」という書き出しもありますが、今は衰えていると思います。あ、「テニスの王子様」関連は別だな。でもOLは昔ほどにはやってないと思うし。そう、これ、「飲食店や待合などは、客のひいきで成り立ち、流れる水のように収入が不確か」だから「水商売」だそうですが、すいません、待合ってどこにあるんでしょうか。一度どんなところか行ってみたいのですが、どの店がそうなのかわかりません。ということなので、読むべきところは中身的には3分の一くらいでしょうか。