らくちゃんさんのレビュー一覧
投稿者:らくちゃん
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だれが「本」を殺すのか
2001/03/01 02:03
力作
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力作です。出版業界の現状がいかに矛盾を抱えているかを徹底的に明らかにしています。
再販制などの出版業界の問題は、これまでさまざまに論じられています。しかし、再販制を擁護する人もそうでない人も、まず結論ありきで持論を主張している印象を受けます(それはそれで耳を傾ける価値はありますが)。
著者の立場は、「読者」の立場です。われわれが本に親しむ環境が、書店、流通、出版社、図書館などのハードの問題によってどれだけ阻害されているか。著者が問題をとりあげるのは、強くこうした視点からです。
そして著者が自らの足で全国を歩いて取材しているからこそ、現場(書店、取次、出版社、図書館など)の声がくみ取られ、問題がひとつひとつ明らかにされていきます。
狭い立場にとらわれることなく、また安易な結論に傾くのでもなく、問題を深く受け止めていくのは、この著者の力量があってこそでしょう。
チーズはどこへ消えた?
2001/02/26 19:19
シンプルな力強さを体にきざみこめ!
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『チーズはどこへ消えた?』。これ何についての本なの? という感じですよね。「チーズ」とは自分にとって大切なもののこと。本当に大切なものというのは、いつの間にか形を変えて、消えてなくなってしまうんだってことです。
この物語に登場する小人とネズミは私たちの周りにもいそうで親近感がもてます。著者が言いたいのは、大切なものが古びていくからこそ、他の新しいことに向かっていけるんだ、ということ。そのエネルギーの源をこの本から受け取れるはず!
シンプルで親切ですごく読みやすい。難しいこと考えずに、とりあえず読み始めてみるといいと思いますよ。近頃冴えないなあと思っている方、是非!
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