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ほしさんのレビュー一覧

投稿者:ほし

54 件中 1 件~ 15 件を表示

土門拳古寺を訪ねて 斑鳩から奈良へ

2001/07/20 01:32

息を呑むうつくしさ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本はいい。断言する。パラパラとめくっているだけで、思わず「うっ」と手を止めてしまうような写真が何点もある。カラー写真の鮮やかさ。モノクロの凄み。文章もいい。愛情と執念で撮り続けた対象を語る言葉は説得力にあふれている。
 巻末には用語や地図、古寺ガイドなどいたれりつくせり。ポケットサイズなので、旅行にも最適。写真集を買うよりも安価で、土門拳という稀有な写真家のエッセンスを充分に味わうことができる。出版社に感謝したくなる好企画本だ。

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李欧

2001/02/04 18:49

夢のすがた

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 出会って、別れて、再び出会う。ただそれだけの話なのに、磁石のように引きつけて離さない不思議な魅力のある本だ。
 高村薫は、どの作品を読んでもハズレなしという化け物作家なのだが、ただし、作風は、良く言えば重厚、悪く言えば重苦しい。
 本書は、従来の作品とは異なり、春で始まり春で終わる明るい色彩が特徴だ。
 文庫という手に取りやすいスタイルでもあることだし、初心者には、本書か短編集の「地を這う虫」をすすめたい。
 ちなみに、本書は、「わが手に拳銃を」という作品を文庫化する際に、作者がこのままでは文庫化できないと判断し、元の文章をただの一行も使わずに全て書き下ろし、タイトルまで変更した、という曰く付きの代物である。下敷きとなった「わが手に拳銃を」と読み比べてみるのも楽しい。
 高村薫には改稿癖があるので、ハードカバー版と文庫版の中身がまったくの別物ということが珍しくない。中には「神の火」のように改稿前の作品が絶版になった例もあるので、ファンならば両方買い揃えておくことを老婆心から忠告しておく。

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パラダイスフィッシュ

2003/02/03 23:56

あなたが、いたなら……世界は甘い

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 私を5年間酔わせてくれたドラッグ本なので、何が何でもおすすめしたいのはやまやまなのであるが、万人向けの作品ではないので、読んではまりそうな人にだけおすすめしたい。 
 設定は中華ベース無国籍アクションもの。全5巻(これが最終巻)。ボーイズラブ系統。濡れ場は多少あり。スピーディーな展開に細やかな心理描写。特に主人公の那智の性格付けが抜群。こいつのおかげで、私はコバルト文庫の新刊情報を毎月チェックするはめになったのだ。銃の腕はなかなかのものなのに、あんまり賢くないせいで、いつも大変な目にあってしまう。手招きされて、イケズでイヤミな人買い中年の膝の上にのっかったりするのは序の口で、今回は「……アリなんですか?」という担当チェックが入るくらいのことをしでかした主人公。読んだ方も驚いた。いやまさか、ああいうところで、あんなコトが……。
 主人公以外のキャラクターもどこか危うくて、ホントにこいつら何をしでかすんだか、と気になって仕方がなくて、最後まで目が離せなかった。
 ラストまで行き着いて、良かったなあと思う反面、さびしさもひとしお。初めて1〜2巻をまとめ読みしたとき、主人公が大切な相手に寄せる思いの深さにシンクロしてボロボロ泣いたことは内緒にしておきたい。こう書くと暗い話のようだが、主人公のへらず口と艶っぽいセリフはかなりのもの。
 ハラハラしながら続きを待ちわびて、意外すぎるくらいのハッピーエンドににやにやしながら、本を閉じ、そうしてまた開いてしまう。しつこいようだがこれが最終巻なので、読んだことのない人は第一巻の「スラムフィッシュ」から読もう。

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シャンペン・シャワー 第1巻

2002/03/18 23:03

サッカーを全然知らなくても楽しめるサッカーマンガ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 南米のプロサッカーリーグを舞台にした少女マンガ。サッカーを知らない人間を虜にし、少しでも知っていれば、より楽しめる。サッカー好きなのに、まだ読んでいないヒトには、迷わず読め! と無理矢理にでも押し付けたくなるような本である。すごく面白い。すごく笑える。へんてこりんな連中ばかりだが、サッカーへの熱い思い、プロとしての誇りはすごい。
 「俺は勝つ 勝ちつづける 勝ってこの先 ひからびねえよう 少しでも多く シャンペンの雨をあびる」という登場人物(普段はお笑いメーカー)のセリフが胸に響く。絵柄はちょっと濃いめだが、男女問わずおすすめ。ワールドカップ前に読むと、一層効果的かも。

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虚空の旅人

2001/07/30 23:31

とにかく面白い。絶対読むべき!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 <守り人>シリーズ3部作で、めちゃくちゃ面白い話の書ける作家だとということはわかっていたのだが、今回はシリーズ外伝ということで、「なんだ、皇太子が主人公なのか。子供向けに転向したのかな」などと、あんまり期待しないで読みはじめた。予想は外れ、見事な物語の世界に引きずり込まれた。
 一応児童向けということになっているが、陰謀渦巻く物語は「これ、子供に読ませて大丈夫なのか?」と不安に思う程。だけど、そこがいいのだ。大人でも夢中になるほどの面白さは、きっと子供にも伝わるはず。大人になったときにも再読しても楽しめる。極めて良質なファンタジーだ。

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プラチナ・ビーズ

2001/01/25 22:11

高村薫と浅田次郎のファンなら読みましょう。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 高村薫と浅田次郎を足して二で割ったような印象。登場人物の描き方が秀逸なので、登場人物にはまりこんで読む方には非常におすすめ。「李歐」や「プリズンホテル」シリーズのように、現実にはあんまりいなそうな、それでもとても魅力的な人物が入り乱れて活躍するようなお話が好きな方は迷わず買いましょう。

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サディスティックアクア

2003/05/05 21:30

お楽しみがいっぱいの隠れた名シリーズです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 <スラムフィッシュ>シリーズの第二弾。タイトル通り(?)いささかハードな展開となっている。相棒兼片思いの相手だった甲斐と別れ、新たに紅蓮公主とコンビを組むことになった那智。新しい相棒とはまだ息が合わず、失敗ばかり。そんな折、那智は甲斐が窮地に立たされていることを知ってしまい……。
 銃とナイフが必需品の危険な仕事ばかりを引き受ける那智。本人はしたたかなつもりでいるが、甘ったれでお人好しで隙だらけで色っぽいときているから、ちょっかいをかけてくる相手には事欠かない。
 相棒の紅蓮公主はお人形さんのようにみめ麗しいが、人間らしい感情が欠落しており、まるでロボットのように命令されたことしか実行できない。
 こんなふたりがコンビを組むことになったのだから、危なっかしいことこの上もない。次から次へとトラブルが巻き起こり、どんどん大変なことになっていく。スピード感あふれる展開と、魅力的かつ個性的な登場人物たち。楽しいかけあいに、切ない心理描写。意外な濡れ場なんかもあって、お買得な作品です。

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東京探偵団 1

2002/03/18 22:32

世界一金遣いの荒い探偵団

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 金を湯水のように遣いまくり、札束で頬を叩くようにして事件を解決してしまう女嫌いで男好きの美少年に、守銭奴の美少女、マゾのとっつぁんボーヤに、女王様のごとく振る舞う女の子が元締。しかも全員十二歳、というスゴイ設定を面白いと感じるか、思わずひいてしまうかはその人次第。ミステリマンガとして、そのスケールの大きさ、着想の奇抜さは群を抜く。バブルに踊る「昭和」の「東京」を写し出す大傑作。少年探偵好きは絶対に見逃すな。

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夢の夢 2

2002/02/04 23:28

文句なしの傑作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本編に収録されている「君という現象」という作品は、本当にすばらしいので、少女マンガ読みは絶対に見のがさないでほしい。特に、家庭環境に恵まれず屈折した美少年と同級生の友情モノという説明でピンときた人はぜひ!
 「夢の夢」という儚くも美しいタイトルがぴったりの本編は全二巻で四話収録。一巻は主にギルガメシュ叙事詩の世界をベースにし、二巻は現代を舞台にしているが、どの作品も微妙にリンクしている。夢に焦がれてしまった人々の心の有り様を綴った本書は「夢」をテーマにした作品集としても屈指の出来栄だ。

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仏陀の鏡への道

2001/05/25 23:05

ニール・ケアリーものの第二弾

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 前作の「ストリート・キッズ」が大当たりだったので、二作目にも迷わず飛びついた。いやー、良かった。前作よりもこっちの方が私は好きだ。
 感想を一言であらわすと、「ニールくん、君って女運が悪いね」になってしまうのだが、なにがどう悪いのか気になる人は本書を読んで確かめよう。
 思いっきりハラハラドキドキして、ラストの感動もひとしお。せつなくもすがすがしい話を読みたい人には迷わずおすすめする。 

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フロスト日和

2001/05/25 22:36

オヤジ万歳

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 いわずと知れた傑作「クリスマスのフロスト」の第二弾。前作も面白かったが、こっちの方がもっと面白い。
 次から次へと事件が巻き起こり、てんやわんやの大騒ぎ。時に笑わせ、時に泣かせ、フロスト節絶好調。
 英国のダンディズムをドブに流すような下品なオヤジっぷりがたまらない。オヤジに対する理解と共感が広がる一冊。ぜひ読もう。

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ソロモンの指環 動物行動学入門 改訂版

2001/03/25 20:58

こんなに面白い話は読まなきゃ損でしょう。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 著者のコンラート・ローレンツ博士は世界で初めて「刷り込み」を発見した人物である。「刷り込み」というのは、生まれたばかりのヒナが初めて見た動くモノを親だと思いこむというアレだ。それで、ガンの子に親だと思い込まれたローレンツ博士は、涙ぐましい努力で親としての義務を全うする。
 どのくらいの努力かというと、小さな篭を入れていつでもヒナを持ち歩き、夜中に一時間おきに「お母さん、どこよ?」と鳴く子に「ガガガ(ここにいるよ)」と返事をするというものであった。
 動物達とつきあううちに、彼はガンやオウムやカラスの言葉を覚えた。本当の話である。彼と動物達をめぐるエピソードはときにスリリングだったり、お腹の皮がよじれそうなほど笑えたりする。
 動物達への愛情があふれんばかりだが、動物好きにありがちな溺愛ぶりとは一線を画しており、学者らしい冷静な眼差しが時に見え隠れする。
 自然科学系のエッセイの中でもダントツに面白く読みやすい。しかもためになる。文庫版もあるので、ぜひとも手に取ってほしい一冊である。
 
  

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海鳴りに訊け

2001/03/05 22:35

ストレートな面白さ

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 沖縄を舞台とした海洋冒険小説。でも、主役は私立探偵。おい大丈夫か? と最初は思った。心配無用だった。私立探偵は、海にも強い男だった(笑)。
 いやー、面白いわ、これ。泡盛にうまそうな沖縄料理。好い男に好い女。荒れる海。揺れまくる船。嵐を皆で乗り越えて、陸に戻れば敵がうようよ。やっぱり、冒険はこうでなくちゃね。
 風間一輝の作品は現在入手困難になりつつあるので、読むなら今のうちだ。売れている作家ではないことは認めるが、残したのは珠玉の作品ばかりだ。どれから読んでも面白い上に、どの話にも微妙な関連性があるのがポイントで、はまったら次から次へと手に取りたくなる。
 作者はこれからという時に亡くなってしまったが、このまま埋もれさせてしまうにはあまりにも惜しい。本書に限らず、ぜひ一冊は手に取ってほしい作家だ。

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サーロインステーキ症候群 医学的に楽しくやせる本

2001/02/07 21:32

長生きしたい人は、読みましょう。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本を読んだ人と読まない人とを比べたら、平均寿命に差が出るのではないかと思う。ホントに、冗談抜きで。
 心ある人は読みなさい。長生きしてほしい人がいたら、無理にでも読ませた方がいい。手遅れになる前に。
 読みはじめたらとまらない面白さに加えて、知識まで身につくお役立ち本。
 栗本薫が、この本に触発されて、推理小説の短編を書いたくらいだといえば、面白さの片鱗は伝わるだろう。
 ちなみに、その短編は、「誰かを早死にさせる方法」というタイトルで、「伊集院大介の冒険」(講談社文庫)に収録されている。
 健康で長生きすることは、誰もが願うもの。けれども、もしも、この本が示すことと反対の方法をとったら……というのが、栗本薫が書いたお話である。こちらも良質の短篇集なので、併読をすすめておく。
 長生きする方法を具体的に、かつユーモアたっぷりにわかりやすく説明している類稀な良書。読んだ人だけ救われる(かも)。

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東の海神西の滄海

2001/02/06 21:26

「十二国記」を初めて手にとる方へ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「十二国記」を読む方法は二通りある。一つは、発行日順に読むという方法で、もう一つは、年代順に読むという方法だ。どちらを選んでも、面白さに代わりはない。
 年代順に読みたいという方のために、順序を紹介しておくと、「東の海神西の滄海」、「図南の翼」、「風の海迷宮の岸」(上下)、「月の影影の海」(上下)、「風の万里、黎明の空」(上下)、「魔性の子」(この巻のみ新潮文庫)となる(2001年2月現在)。
 発表された順序としては3作目となる本書が、年代順では第1巻ということになる。
 一度は滅んだ国が、新たな王を得て、再生するまでの物語。ストーリー、人物描写、設定、どれをとっても一級品。掛け値なしの傑作。
 少女小説の表紙で手に取りにくかった人用に、講談社文庫版も発行された。買わない理由は何もない。
 しつこいようだが、傑作だ。ぜひ読むべし。

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