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POOさんのレビュー一覧

投稿者:POO

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紙の本

将来が楽しみな作家の登場!

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角川スニーカー文庫主催の学園小説大賞優秀賞を受賞した作品と聞き、どんなものかと読んでみました。

出版社の紹介文にはゲームちっくな内容とあるので、ありきたりなゲーム世界冒険モノかなぁと思っていたんですが……スイマセン、変な先入観は持たない方がいいですね、ハイ。

様々な色濃い個性を持ったキャラクターたちが多数登場し、派手なアクションをぶちかまし、大胆なストーリーを展開していくわけですが、やはりこの作品の最大の見せ場は「天才vs天才」です。

天才と言われても、そう簡単にイメージは出来ないし、白衣にメガネをかけたキザったらしい天才が出てきたらソッコーでゴミ箱行きだったかもしれません。
だけど、この作品に出てくる二人の天才は、天才だと言われて納得が出来るだけの説得力がありました。
後半、延々と智で智を洗う戦いを二人は繰り広げるわけですが、次々と難解な問いを繰り広げ、次々と湧き出る問いを振り払っていく姿は、爽快感すら得ました。

ライトノベルというジャンルのターゲット層から考えると、難解なストーリーは少々ターゲットを外しているように思いますが、逆に、氾濫しすぎている軟弱なライトノベルに物足りなさを感じている人ならば、ぜひとも挑戦して欲しい一品だと思います。

今作は圧倒的な筆力で最後まで一気に読ませてもらえたし、久しぶりの傑作に出会えたなぁと喜べました。
しかし、不安なのは、まだ新人さんということ……
新人賞だけで終わってしまう作家さんは世の中にたくさんいるわけですし、この圧倒的なパワーが次作にまで繋がるかどうか……

「愛」のつまったファンレターを準備しながら、2作目を待ってみようかと思います(‾∀‾)

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