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  3. やっちゃんさんのレビュー一覧

やっちゃんさんのレビュー一覧

投稿者:やっちゃん

24 件中 1 件~ 15 件を表示

風の聖痕

2002/05/22 00:23

挫折した者ほど強い。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

炎術師の家系に生まれながらも、才能がなく周囲に疎まれて
育った和麻が、4年前、名も家族も捨て日本を離れた。戻って
来た時は、炎を操る炎術師ではなく、風を操る凄腕の風術師と
して…。和麻が戻ってすぐに、炎術師が何者かに惨殺され
る事件が起こる。一族の誰もが和麻に疑いを向ける中、和麻を
連行しようと一族の者が襲いかかる。軽く彼らを撥ね除ける中
和麻の父親までもが、和麻に闘いを挑む。子供の頃、父親はと
ても大きく、怖い存在だった。だから逃げた。でも、今は逃げ
たくない。父に勝ちたい。和麻にとって父親は超えなくてはい
けない存在。生き抜くために和麻が得た者は力。失った物は情け
かも知れない。和麻の強さは、死と紙一重で培ってきたものの
ように感じ、思わず息を飲んでしまった。本当に格好良く、優
しくないようで優しい。そんな和麻の苦手なのが弟の煉。これ
がとても可愛い。頬ずりしたくなるくらい可愛いです。

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風の聖痕 3 月下の告白

2003/02/26 00:06

自分の大切なものを守るために何をするべきなのだろう?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 このシリーズも3作目になりました。今回は弟、煉くんががんばってます。兄の風術師和麻を尊敬し慕っている煉は、和麻のように強くなりたいと願っている小学6年の男の子。ある夜、公園であゆみに会う。あゆみは煉に「遊ぼう」と誘う。自分と同じくらいの女の子はブランコの乗り方も知らない。何もかもが初めての体験だったらしく、嬉しそうに笑う。煉はそんなあゆみにとても惹かれ、もっと一緒にいたいと思う。だけど、それは難しい事だった。煉一人では、どうにもできないほどの過酷な運命が彼女にはあったから。彼女を守りたい。でも、それは違う誰かの犠牲を生じてしまう。その犠牲を出したくないためにあゆみを奪う男がいた。煉は彼と対峙する。その男も自分の大事なもののために闘っていた。どんな犠牲をはらってでも、自分が死んででも守りたいと男は言う。でも、煉は“どこか違う”と感じた。その疑問を兄、和麻にぶつける。和麻は「自分が死んだらつまらない。みんなでしあわせになろう」と、迷いもなく言い切った。煉の迷いが消え、あゆみを守るため、運命から助けるために煉は走る…。
 読んでいて、強さって何だろうと思いました。自分を犠牲にしてでも相手を守りたいと思う人と、相手も自分も犠牲にせずに守っていきたいと思う人。後者は確かに理想です。でも、誰もができることではないでしょう。自分の力には限界があって、どんなに守りたいと思っても、自分より力が強ければ屈するしかない時もあるでしょう。だから、私は煉のように「間違っている」とは思えなかった。決して無力ではないけれど、それでも力が及ばない時は自分の死で自分の大切なものを守れるのなら、それも良しとしたいかなと思ってしまいました。
 結構、読む人の感じ方によっては考えさせられる内容です。ライトな感じの作風なので読後感は、さわやか(?)といっていいかも…。ぜひ、読んでみて下さい。

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黄昏に生まれたから

2002/05/24 15:42

導かれる様に恋におちて。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人付き合いの苦手な画家のスウィーニー。幽霊と呼ばれる存在
を見る事ができ、話までもできる。だから、スウィーニーは
知り合いの多い田舎から都会へ引っ越してきた。画廊を営む
キャンドラとは友好な関係を築いている。仕事でキャンドラの
画廊へ行くと、キャンドラの夫、リチャードがキャンドラと
離婚のことで揉めていた。スウィーニーは一瞬、部屋から出て
きたリチャードと目が合い、体に電気が走ったような衝撃を
受ける。
リチャードの方は前からスウィーニーに興味を持っていたが、
彼女の方は全く、男としての認識はなかった。それが、この日
を境に二人の関係が変わっていく。そして事件が起こり、二人の
関係はますます…。
確かにリチャードのような男性が目の前にいたら、惹かれるだ
ろうな。スウィーニーの個性を大切にし、守ってくれるのだから。
こんな風に大切にされたらいいなと思った作品。

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きみは過激なエピキュリアン

2002/05/18 00:25

思わずガンバレと応援したくなるような…。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

興味のない事に対しては、すぐ忘れてしまう内科医の多岐。
そんな彼に興味をもたれ、翻弄されるのが外科医の瀬川。
物腰が柔らかで綺麗な多岐は、自分に近寄ってくる相手を
冷たく分析し、退屈な相手ならすぐ忘れてしまう。未練が残る
のはいつも相手で、それらの揉め事は後を絶たない。瀬川は
そんな多岐に反発を覚えながらも惹かれていく自分が止められ
ない。多岐は多岐で、一直線に自分に向かってくる瀬川に興味
を持つが…。多岐の性格がかなり屈折していて、ついつい
瀬川を応援してしまう。でも、簡単にほだされて欲しくないな
とも思うし、う〜ん。どっちもがんばれかな。

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きみは不敵なアフロディテ

2002/07/14 20:54

まるで麻薬のように溺れていく…。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

性格破綻者の優秀な内科医多岐に翻弄される外科医瀬川。多岐に少しでも触れられ
ると、思わず体が熱くなる瀬川は、絶えず多岐にからかわれてしまう。一度抱かれれ
ば二度目はない多岐が、唯一、瀬川にはチャンスを与え、瀬川はそのチャンスを物に
するのに努力しているが、中々できない。そんな中、瀬川の弟が遊びに来て、見事に
多岐に翻弄されてしまい…。
何も守るものがないから、自分を大事にできない多岐を瀬川はどう思っているのだ
ろう? 毒のある麻薬のようにのめり込み、瀬川もいつか多岐を憎む様になるのだろう
か。それだと救いがないから、できれば瀬川にはもっとがんばって、多岐を変えて
欲しいかなと思ってしまう。だけど、まだまだ多岐の方がパワーがあるから無理かな
とも思うし…。う〜ん。続編ができるといいなと思う作品。

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ラブコンプレックス

2002/07/13 17:17

気に入らない相手なのに、いつの間にか惹かれていく…。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

新入社員の高志の指導を任されたのは、かって自分の恋人を奪った長瀬だった。
今でも、その名を思い出すとあの時に痛みを思い出す位、高志は彼女が好きだった。
せめてもの救いは長瀬が自分の存在を知らないであろうと言う事。
長瀬は仕事のできる男で、高志はそんな彼に引き離されないよう、必死で食らい
ついていく。いつしか、長瀬も高志と共に仕事をするのが楽に感じ、高志に何かと
絡みながら、仕事を教えていく。互いに相手の事を理解していくのに時間はかからな
かったが、時にはそれが疎ましく、ある時、長瀬は高志を無理やり…。
反抗されればされるほど、相手を欲してしまう長瀬が、少しずつ高志に心惹かれて
いき、高志は高志で体を翻弄されながらも、長瀬の寂しさに気づき、いつもまにか
自分の心まで絡み取られて、どうしようもなくなっていく様子がよく描かれてまし
た。 長瀬を好きな女の子の切なさも理解出来て、面白かったです。

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でたらめなため息

2002/06/08 00:45

巧妙なワナにはまった小動物のよう。

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 出会いは学校への長い坂道。淳希が靴擦れで痛む足を休めていた時に、絆創膏を差し出してくれた先輩、古藤。すでに遅刻の時間。淳希の重い気持ちを察した古藤が遅刻を免れる案を出した。それが、「謎の美術部」の部員になること。どうやら、校内で起こった事件の後始末等を表立って動けない生徒会の代わりにやっているよう。報酬はもちろんアリ。そんな部に入ってしまった淳希の最初のお仕事は古藤の恋人役。否応なしにやるハメになり…。
 何かと古藤が淳希にちょっかいをだしてくる。それも相手の反応を見ながらゆっくりと。まるで絡め捕る様に。淳希の気持ちを大事にしながら、ゆっくりと事を進める古藤に好感が持てた。が、中々進展しない仲にじれったさも感じた。

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愛しの暴君

2002/06/08 00:20

好きな人のワガママならどんなことでも。

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高校時代の友人、相良が偶然、自分の勤めている会社へ入社してきた。9年ぶりの再開に野山は嬉しいと思う反面、過去の失敗を繰り返したくないため、自分の相良への気持ちを押し殺してしまう。相良は相良で野山にワガママ放題。野山の一挙一動を観察しているような感じ。野山は失いたくない怖さから、相良の真意を見ようともしないし、相良は自分の方へ向けさせるため強引に迫っていくが…。
野山の臆病さがよく判る。自分が好かれるわけがないという自信のなさがこじれさせる原因なんだろうけど、相良のように格好のいい人間が自分を思ってくれるなんて、中々信じられないかも。
でも、側にいたいから、どんなワガママでもきいてしまう、そんな野山がいじらしくてたまらなかった。相良もワガママな割には根気あるなぁと思った。だって、9年たっても好きなんだもんね。羨ましいな。

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恋人のスタンス

2002/06/07 00:42

どんなに好きでも対等でいたいから。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

過去の出来事が二人を強く結びつけたけど、今の相手を知る
よりも先に体が結びついてしまった事に対する不安が吾妻に
はある。ましてや遠距離恋愛。離れている時に相手が何を考え
ているのか、こんな事を思うのは自分の方だけでは…という
不安が絶えずつきまとってしまう。ワガママをもっと言いたい
けど、桜井に疎まれるのは嫌だとか…。何か、とても共感で
きた。嫌われる事を怖がって、ぶつからなかったら、相手の事
なんてわからないよね。ケンカして仲直りしてを繰り返して、
関係を育んでいく、そんな二人にがんばれと応援してしまう。

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甘い毒

2002/06/07 00:18

体だけでなく、心も欲しい。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

社長から「蘭」の香りを香水にして欲しいと依頼された調香師の
浩基。幻の蘭を手に入れるため、プラントハンターの雅也と行動
を共にすることになる。出会い頭から互いに意識し、雅也は
浩基を手に入れるため、強引に迫ってくる。浩基は拒絶しながら
も雅也に惹かれていく自分を止める事ができず…。だからといって
素直になれるわけでもなく、意地を張り続けてしまう。
 どちらも自分の心を開くことができず、意地を張ってしまうのに
は焦れったい。
冷静に見える浩基が、実は勝気で負けず嫌いなところが面白く、
雅也の方が悔やむくらいなら、自分が折れるという性格だったから
二人はうまくいったんだよな…。こんな甘い毒なら私も欲しいかな。

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その時ハートは盗まれた (花音コミックス)

2002/05/24 16:03

追いかけたら、捕まっていた?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

怪盗(?)からの予告状をもらい、待ち伏せしていた貴族の
お坊っちゃま。盗まれたのは、自分。捨てぜりふに「贅肉が
つきすぎだ」と言われ、腹をたてる。自分の美貌に自信を
持っていただけに衝撃は大きい。相手に事欠かない自分が
いつしか怪盗を追いかけていた。追いかけて、追い詰める度に
抱かれる。その度に皮肉を言われ、ますます追いかけてしまう。
やっと、相手の正体が分かりかけてきた時には…。
とても笑えた。お互いに素直じゃなくて、でも、結局は好きな
んだよね。こんな恋の駆け引きもいいと思う。

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身動きもできないくらい

2002/05/16 01:11

恋に臆病な人には押しの一手?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

エリートの悠樹に一目惚れし、好きな人の側に長くいたいが
ために困らせる態度をとる洋介。優秀だった彼が髪を染め、
斜に構える姿はどこか可愛い。悠樹は、洋介が何故、自分に
反発するのか判らず、理由を問いただすが、返って洋介を煽って
しまい、無理やり抱かれてしまう。自分を見て欲しい洋介は何も
なかった事にしようとする悠樹に苛立ち、悠樹は真っ直ぐに自分
をみる洋介に逃げ出したくなる自分を見る。
恋に臆病な人は、相手がどんなに好きだと伝えてきても、絶え
ず疑ってしまい、自分の気持ちにも中々気付かないものかも知れ
ない。そんな人には強引に自分の方に引き寄せるのもいいかなと
感じた作品。

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誘惑

2002/05/09 01:04

売り言葉に買い言葉で恋に落ちるのもいいかも。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

演劇部の美祢は、ジュリエット役を見事にこなし、女優(?)として有名。
橘は、大学ではヨレヨレの服で全く冴えない。だが、彼には二つの顔が
あり、外ではフェラーリを乗る色男だった。女は後腐れのないように
一晩だけの付き合い。そんな彼を誘惑したのが、演劇部の面々とある賭を
し、女装していた美祢だった。最初、橘だと気付かずにナンパされ、貞操
の危機を感じた時に「男だ」と打ち明けても引かない相手に容赦のない
罵詈雑言を吐く。そんな美祢を怒りに任せて抱いてしまう。二人はその後
も何度も口喧嘩し、離れようとしつつも…。
穏やかな空気よりもケンカしながら剣呑とした雰囲気の方が安心すると
いう関係も何となくわかるような気がする話でした。

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誘惑のレッスン

2002/05/07 18:22

どちらが先に恋におちたのだろ?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

お金持ちのお坊ちゃん、亘。父子家庭で毎日学校が終わると
家庭教師との時間に追われている。
父親との時間は持てないが、絶えず誰かに囲まれている生活
は寂しさを忘れさせてくれる程。
だけど、これらは与えられた時間。亘の意志はどこにも存在
せず、流されるままに身を任せていた。そんな時、ふとした
きっかけで、夜の家庭教師を付けられた。出会いも最悪で、
自分にだけ口が悪く意地悪な真人に翻弄されながらも惹かれて
いく。元々素直な亘は、真人に連れられて行く先々でいろいろ
な事を学び、吸収していく。その様を真人は微笑ましく思い、
いつしか…。
結局、少し屈折した人は素直な人間に弱いってことかな?

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ソムリエのくちづけ

2002/06/03 12:23

ワインのようにじっくり熟成させていくような恋。

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一度飲んだワインの味は忘れない、ソムリエ志望の陽。
ワインの試飲即売会場で出会った、傲岸不遜な男にその能力を
試され、思わず殴ってしまう。彼が自分の勤めている店の
オーナーだとわかっても、彼の皮肉に思わず感情的になる陽。
その男、槌谷はそんな陽に興味を示し、いろいろと画策して
いくのだが、誤解が生じて…。
陽のワインに対する思い入れが優しくて、その原因となった
父親の存在が大きかった。こんな父親に育てられたから陽が
いて、その父親に感化された先輩ソムリエの実光がいる。実光は
陽を見守っていたけど、恋の前では守ってあげることができない
ので、ちょっと可哀相だったかな。

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