チュティさんのレビュー一覧

きっと、いつかわかる

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　一気に読みとおしてとてもすがすがしい気分でこれを書いています。
　主人公の子供を信じとおす気持ちの強さがひしひしと伝わってくる作品です。「家栽の人」の「栽」の字があらわすように、子供を裁くのではなく、木や花を栽培するように育てること。この作品は、家庭裁判所で起こる様々な出来事通して、勝つ／負けるということにこだわらない、自然な生き方を教えてくれています。
　「当たり前のことがわからなくなったときに、人は間違う」と主人公は言います。私達はみんな、ぽかぽかあったかいお日さまの光が大好きなんですよね。
　心に残る作品になりそうです。