じゅりんさんのレビュー一覧
投稿者:じゅりん
紙の本いつか、きっと!
2000/09/23 17:06
「がんばろっかな。」
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この作品は、不登校の少女「ユッコ」が新しい出発をするって言うお話。不登校を続け、やがて中3になったユッコは、新しく担任の先生になった「ガワさん」と出会う。ガワさんは、変な先生だけど、この人のおかげでユッコは新たな出発をすることが出来た。
この作品とであった頃、わたしも受験生だったのでとても励まされました。あまり勉強に集中できず落ち込んでいたころで「もっと、がんばろう!」って気持ちにさせられました。
絶対に感動します。絶対に泣きます。読んだ後にさわやかな気持ちになります。登場人物のさまざまな、「想い」を感じて下さい。
紙の本ふしぎをのせたアリエル号
2001/04/23 01:18
人形に!??
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長い長いお話です。聖書の話なんかも出てきていかにも海外って感じです。この本、すっごく気に入りました。なんと、人形が人間に変わってしまうのです。しかも、お話の内容は、そこら辺に転がってるようなのとは全然違います。面白いです。結末も意外です。言っちゃうとおもしろくないので言いません。読んでみて下さい!
紙の本アンジュール ある犬の物語
2001/04/19 01:07
本当にすごいと思った。
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文字がない。この絵本には文字がない。純絵本といったところか。(笑)まったくもって、絵だけだ。それなのに、鉛筆一本で書いたような絵のはずなのに、ストーリーは完全に理解できる。びっくりした。思わず、「これ、字がないよ?」って言ってしまった。
捨てられた犬の物語。映画にすれば、ちょっとしたワンシーンだろうけど、白黒なのに、鉛筆なのに…。そんな思いが湧きあがってくる。それだけじゃない、音も聞こえてくる。「こんな絵本があるんだ。」「こういうのもアリなんだ。」そう思った瞬間だった。
こんなすばらしい、絵本を創れる方が亡くなったと聞きました。これから、この絵本は貴重なものになるのでしょうね。
紙の本宇宙のみなしご
2000/12/10 23:58
ほしを眺めて・・・☆
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この作品は友だちに借りて読んだ本なのですが、読んだあとになんだかすごくホットな気持ちになれます。「真夜中に屋根に上るなんて、変な話しだなぁ。」そう思ったりもしましたが、その反面、「自分もやって見たい」と、思ったりもしました。この本を読んで以来、みんなが寝静まった夜中に、外へ出て一人で星を眺めたりするようになりました。ボーっと夜空を眺めていると、なんだか不思議な錯覚にとらわれる事があります。世界が止まって自分ひとりしか存在しないんじゃないか、とか。いろいろ考えたりします。世界にはいろいろな人が存在します。そして、それぞれが何を考えているのかわかりません。近づいて見ると意外と話せる人だったりすることも、あるものです。そんな事を、小さかった私は私なりに感じ取ったのではないでしょうか。
紙の本西の魔女が死んだ
2000/10/15 23:31
ステキなお話
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読み終わって「同年代の子に読んでもらいたい!」って、真っ先に思いました。本当に泣ける!!感動する!涙がポロリなんてもんじゃない。号泣です。本当に元気が出てくるし、やる気が出てくる。じゅりん的にラストが最高です。でも、言ってしまうと楽しみがなくなっちゃうんで、書きません。だから、読んでみてください。敏感な子供たちのこころが少しでも理解することが出来るでしょう。
走り書きになってしまいましたが、本当にオススメです。是非1度読んでみてください!ちなみに「西の魔女」って言うのは主人公「まい」のおばあちゃんのこと。「オズの魔法使い」の西の魔女じゃないですよ。すっごく、明るいイメージの残る作品です。これを読んで、「こころがポカポカした。」って言う人が増えたら、すっごく嬉しいです。この本に出会えて本当によかったなって思います。
紙の本フルーツバスケット 1
2000/10/17 22:04
おもしろすぎっ!!
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+++お話+++
テントで暮らす女子高生・透。家事の腕を買われ同級生・草摩由希の家で暮らすことに…。だが、転んだ拍子に抱きついた草摩家の人々が動物に変身!?不思議な一族との新生活の行方は———。
すっごい、おもしろいです。なんと言っても、絵がかっこいい!!このマンガは読む価値あり!です。登場人物が個性豊かでほんと、読んでて飽きないです。友達に借りて1度読んでみてください!絶対ハマります!!
紙の本モモ
2000/09/20 22:27
ありがとう!!モモ
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わたしが、ミヒャエル・エンデの作品で最初に出会ったのがこの本でした。友人に「とっても面白いよ。」と進められたので、読んでみることにしたんです。
わたしは、ファンタジーが大好きなので、この本はすぐ好きになってしまいました。「ファンタジーはちょっと…」なんて言う人にも、ぜひ読んでもらいたいです。それと、毎日忙しく働いて、余裕がなくなってきたって人にもオススメです!モモがきっと、毎日をはっぴぃに過ごさせてくれます。ちょっとでも、何かを感じることが出来るから、「何かモノ足りない」って思ってる人は絶対読んでみて!!
お話は、モモって言う女のコがみんなを助けるって言うよくありそうな話。でもね、中身は違うの。モモがみんなの「時間」を取り返すって言う不思議なお話。モモは不思議な力をもっていて、ある日、みんなの異変に気が付いたの。時間泥棒がみんなの時間を奪っていたんだ。そこでモモは、みんなを助けようってがんばるの。けど、モモがその秘密に気が付いたことを、時間泥棒はかぎつけたんだ。だから、モモを追ってきた。そこからが、本当におもしろい。このつづきは作品を読んでもらうことにして、この作品の特徴を語ってみようかな。
この作品の特徴は、場面が変わるってことかな。同じ時間に起こっていることを、場面を変えて書いてある。その感覚がテレビとかで見るときとは違っていておもしろい。リアルな感じがするんだよね。
それと、この作品のすごいところは、主人公の思っていることが伝わって来なくて、モモが本当に「不思議な子だな。」って感じることが出来るところ。大抵は主人公の気持ちって、読んでいて伝わってくるでしょう?「主人公になりきれる」なんて人もいると思う。けど、この作品はモモの気持ちが全然わからないの。「気持ちがつかめない子」っているでしょう?あんな感じ。本当にモモが不思議に感じられるから、この感覚をぜひ味わってもらいたいな。
紙の本闇の守り人
2000/09/07 00:46
魔法がかかっている!?
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暗い過去を背負った女用心棒バルサは、25年ぶりに故郷へと帰ってきた。そこでまた、大きな事件がバルサに襲いかかる。自分の過去へとけじめをつけるべく、バルサは洞窟の中へと足を運んでいった…。
この作品には、魔法がかかっている。一瞬にして、本の世界へと吸い込まれていくのだ。まるで、自分が本当にその光景を目にしているかのような、そんな錯覚にとらわれる。静かな夜のシーンや、戦いのシーン。全てがリアルに表現されている。登場人物の心情が大変よく伝わってくるのである。
私が特に好きなシーンは、バルサが何かの気配を感じたときだ。あのドキドキ間はたまらない。
他にも、この作品には新鮮さも感じられる。この世の世界では、耳にしたことも無いような言葉がたくさん出てくる。理解するのに少々時間を要するが、軽く読み流さずしっかりと理解して読んだほうが、この世界を楽しむことが出来るだろう。
ぜひ、頭をやわらかくして、読んでもらいたい作品である。
2001/02/08 21:58
イルカについて知りたい方にも。
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このお話は、ディロが生まれる前のことから始まります。タイトルからも分かるように、ディロはイルカの子供です。ディロがいろんなことを学び、少しずつ大人になっていく姿を描いた作品です。この作品には、人間とは違うイルカの特性について、分かりやすい表現で書いてあるので、イルカに興味のある方にもオススメです。実際、私もこの作品に出会ってからイルカにたいへん興味を持ち始めました。それからは、イルカ街道まっしぐらでした。(笑)
この本を読めば、すてきなお話を知ることが出来る上に、さらに、イルカの事についても少し理解できるという特典付です。(笑)イルカを知るための、「基礎」の「き」、入門書。と、言ったところでしょうか。(笑)ぜひ、一度お試しあれ!
2000/10/01 23:30
黄金色の夕暮れ。涙が出そうになるのはどうして?
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もし、自分に他人の心の声が聞こえてくる力があったらどうしますか?いかにも「いいひと」って顔してるのに心の中じゃ、みんなの悪口を言っていたりするんです。もし、本当にそんな力があったら、どうしますか?主人公の幸恵はそんな力をもっている少女。「もう、心の中を覗かない」と決めて、心の扉を閉じられるようになった。しかし、ある日突然心の中で声がこだました。「黄金色の夕暮れ…涙が出そうになるのはどうして…ひとりぼっちだ…だれもわかってくれない…だれも考えてなんかくれない…」同じ力をもった男の子と幸恵の、恋にも似たちょっぴりセツナイお話です。
私的には、とても好きな作品でした。おもしろくて、続きが知りたくて、食事の時間も惜しんで、一心不乱に読んでいました。なんだかとっても、不思議な感じのするお話で、読んだ後にゆっくりと何かが心から溶け出してくるようなそんな感じがしました。私的には JUDY AND MARY の「夕暮れ」(ドキドキのC/Wです。)という曲が、なんだかピッタリな気がします。ぜひ、BGMとして、かけてみてください。雰囲気が出ると思います。周りの目が気になってしょうがない方、同じ力を持っている方、是非読んでみてはいかがでしょうか?
紙の本ビロードのへやの秘密
2000/09/20 22:27
気持ちをつかんで。
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この作品はちょっと、わたしには難しかった。解りそうで、明確には解らない。でも、なんだかわかるような気がする。この、主人公の感情をわかることが出来た人がいるのなら、心からすごいと思う。
主人公は12歳のロビンという少女。彼女はある日、ステキな、ビロードの部屋をみつけた。彼女はその部屋が本当に気に入り、家族までも捨てかねない状況に至ったのである。彼女は、目を覚ますことが出来るのか!?
———と、まあ、こんな感じのストーリー。でも、感じて欲しいのはそんなことじゃない。出てくる人物それぞれの感情、「気持ち」を感じ取って欲しい。そこが解れば、とても楽しく読むことが出来るだろう。
わたしはこれしか言わない。とにかく、作品を読めばわかるから。あとは、じっくり読んで、この世界を楽しんでください。そして、最後に、ロビンの気持ちを感じ取ってみてください。
紙の本青い石の伝説
2001/04/22 07:39
大冒険
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この本は私が本を読みつづけることとなった、思いで深い一冊です。わたしは、小さいころから冒険モノが大好きで、こういうお話が大好きでした。この本を読んで初めて、「本ってこんなにおもしろいんだ!!」って思いました。今でも、この本は私の宝物です。
今、読むと、こんなに短いお話しだったっけ?と思います。昔は、百科事典でも読むような勢いで、長いお話を読んだような気がしていました。でも、子供の私にとってはとても長くて大きな冒険だったのです。貴方のお子様にも是非、この本を読ませてあげて下さい。きっと、本が好きになりますよ!
紙の本アイヴォリー
2000/12/04 20:41
アイヴォリーの方が似合う女の子。
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この作品は、ちょっと理解しづらかった。このお話は、人間だった美月(みづき)が、交通事故に遭ってアイボリー・ホワイト(幽霊になった美月の名前)になってしまう、と言うお話。最後の話があいまいになっていて、わかる人にはわかるんだろうけど、私にはうまく理解できませんでした。「なんとなく」ならわかるのだけれど、はっきりとは、わからない。自分の経験した事のないお話だったので、うまく想像することが出来ませんでした。でも、アイヴォリーの心情などが良く伝わってきてとてもおもしろい作品なので、ぜひ読んで見てください。
紙の本いつも土よう日ドヨンの日
2000/12/02 23:36
ドヨンに会いたい!!!
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この作品は私が今まで読んだ本の中で、「お気に入りBEST10」を考えるなら、5位くらいには入るでしょう。それくらい、この本は気に入ったのです。この本を読んだあとは、土曜日が大好きになっていました。すっごくオススメです。わたしも、ドヨンに会って見たいなぁ〜!
紙の本オ・ヤサシ巨人BFG
2000/12/02 23:31
オ・ヤサシ
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この作品は、タイトルどおり巨人のお話です。人食い巨人なんてものがいる中、「オ・ヤサシ」はとても、やさしい巨人なのです。
孤児院に住んでいる「ソフィー」と言う女の子がいました。ある日の夜、ソフィーはまったく眠れずにいました。ほかの子は、何時間も前に眠ってしまったと言うのに…。そして、そのときに出会ったのです。「オ・ヤサシ」と。それから、夜の旅が始まったのです———。