サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. かず吉。さんのレビュー一覧

かず吉。さんのレビュー一覧

投稿者:かず吉。

83 件中 1 件~ 15 件を表示

僕のバイブルです。

21人中、20人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

初めてこの「年収200万円からの貯金生活宣言」を
読んだときに、目からウロコがポロポロ落ちました。

この本には具体的なことはあまり書いてありません。
こういった方法でお金を貯めなさいとか、
具体的なアドバイスが欲しい方向けの本ではないんです。

この本は、毎月お給料日前になるとお金を使いきって
しまう人だったり、借金が嵩んでいってしまう人だったり、
貯金したい!って思ってるのに、収入もしくは収入以上に
お金を使ってしまい、全然貯めることのできない
人向けにかかれています。

きっと、貯金ができている人にとっては当たり前のこと
なんだろうなぁと思います。

大事なのは、お金を使わないことではなくて、
そのお金はどういう目的で使っているのかをはっきり
させること。著者は「消費・浪費・投資」の3種類に
わけなさいと言っています。

実際に僕は買い物をするときに「これは消費か、浪費か
投資か」と考えて買うようになりました。
それだけで、お金の使い方が大きく変わりました。

著者が考え出した90日間で金銭管理ができるように
なるノートのつけ方も詳しく書かれています。

僕はこの本を2ヶ月に1回くらい読み返すようにしています。
サクサクっと読める本なんだけど、気持ちが引き締まります。
まさに僕にとってはバイブルです。
おかげで少しずつですが、貯金ができるようになりました。

これからも読み返して、お金に対する考え方をたまに
修正していきます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本娼年

2010/08/14 22:58

優しさと静けさに満ちた小説。

15人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

娼年。文字どおり、体を売る男の子の話。
男の子といったら語弊があるかもしれない。

主人公とは大学にほとんどいかずにBarでアルバイトを
している、何をしたらいいのかわららない、20歳。
偶然であった、女性のためのCall boy Clubを経営している
女性と知り合い、体を売るようになる。女性もセックスも
つまらないと言ってはばからなかった主人公は、その世界に
はまっていく。

お客さんごとに違う要求、違う性的指向を目の当たりに
して、主人公は性を追求していく。セックスの指向なんて
ほんとに人の数だけあるんだと思う。

石田衣良さんの小説の中でも雰囲気がだいぶ違う本で、
その雰囲気がとても僕は好きで、何度か読み返している。

小説に漂っている、静かな、穏やかな雰囲気がとても
気に入っている。

性的な描写もとてもきれいに書かれていて、嫌悪感は
僕にはない。もしかして、読む人によっては嫌悪感を抱く
かもしれない。

今回も読み返している最中から、何かうまく説明できない
けれど、心に浮かんできて、読み終わった今、心の片隅には
何かが確実に、残っている。そんな小説。



このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本20歳のときに知っておきたかったこと

2011/02/04 08:27

「人生を変えるかもしれない1冊」です。

16人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本はティナ・シーリグさんの息子さんが20歳になる
ときに贈りたい!と考えて執筆された本です。

基本的にはティナさんや彼女の同僚がどういった事を
スタンフォード大学の学生たちに課す事でどういった成果が
出たか、どういう風に物事を考えるように、観られるように
なったかということについて書いてあります。

そして、そのどれもに「すごいなぁ」と思います。
考えるチカラを鍛える。そして、行動力を鍛える。
ティナさんは「世界を見る目を変えてくれる」ような
事を書いています。

自分でできないって思っている事は実はできることかも
しれないし、町中にチャンスが転がっているということ。
大学でこういう事を教わるということでスタンフォード大学
の学生をとても羨ましく思いました。

「光り輝くチャンスを逃さない」ティナさんが学生達に
授業の最初に伝える言葉だそうです。

後半の部分にはティナさんが思っている事が書かれて
いて、僕はその部分に一番感銘を受けました。
大袈裟なようだけど、その部分を読んだ後、クリーニングを
受け取りに行く道がいつもの道とは違って見えました。
自分がいつも歩きながら何も見ていなかった事に気づきました。

もっともっと、自分には何かができるかもしれない。
今僕は33歳ですが、日本では年齢はすごく重要な事だけど
アメリカで暮らしていたときには年齢に関係なくチャレンジ
する人達がたくさんいました。面接で年齢を聞かれることは
基本的にありません。何ができるのか、やる気があるのか、
そういった事が大切なんですね。

ティナさんは息子の為に書いた文章を講演会で話したら
その内容が話題になって、こうやって本になったそうです。
この本は彼女の息子さんにとってすごくいい贈り物になった
と思いますが、僕にとっては「人生を変える1冊」に
なりました。

仕事を変えたばかりということもあって、かなりいろいろ
人生について考えていましたが、もっと行動していきます。

この本に出会えて本当によかった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

痩せました。

13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

なんか気になって先日平積みになっていたこの本を手に取り、
ちょっと読んだら「これはいい!」という予感があって、
買いました。

次の日の朝、起きてすぐに読んだのですが手に取ったときの
予感は「これはいける!」っていう確信に変わり、その日から
「白湯ダイエット」を始めました。

自分の心と対話する時間を持つ。
それが何よりも効いている気がします。

朝、起きてすぐにお湯を沸かし、沸いたお湯をマグカップに
注ぐ。そして、そのお湯がだんだんと冷めていく間にゆっくり
瞑想(って言えるのか分からないけど)。

今日は頭が重いなぁとか、あれを片付けようとか、いろんな
事を15分くらい考えます。そのあと、白湯を飲むのだけど、
温かい液体が喉を通って胃に入るのが分かります。
毎朝、白湯を飲んだらすぐにお腹がぐるぐる鳴り出します。

千葉麗子さんの文章がまた読みやすくて、いいのかもしれません。
この本自体、短時間でサクッと読めます。

巻末にはヨガが載っているので、もっと白湯が生活に浸透したら
ヨガも始めてみようと思います。前にヨガはやったことがあるので
どのポーズもイラストを見て「あれだ!」って分かりますが、
イラストがきちっとあるし、解説もあるので、やったことない
人にも簡単に始められるのではないでしょうか?

今日、白湯ダイエットを始めて5日目ですが、体重が-1.6kg
です。何か特別に用意しなければいけないものがないので、
すごく手軽にできるのがうれしいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

シンプルに生きたい。

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

僕の部屋はぶっちゃけ散らかっています。
何か必要なものを探し出すときには時間がかかるし、
イライラしてしまう。
だけど、捨てられない症候群なんです。

「捨てる」「シンプル」「快適」「整理」
なんていう言葉の本を読みあさってみたけれど、
なんかしっくりこなかった。読んでいる瞬間は「やろう!」
って思えるんだけど、数日経つと「めんどくさい」って
思ってしまって、元の木阿弥に。根性ないんですね。

さて、この本「シンプルに生きる」はドミニックさんという
フランス人の女性が著者で、女性向けに書かれています。
アメリカで見た禅庭に影響を受けて日本に移り住んでしまった
上に、墨絵を学んだり、お茶を学んだり、禅を学んだり。

そんな彼女が書く文章はとてもシンプル。
他の本で読んだことあるようなことも書いてあるけれど、
彼女の言葉で改めて読むとなんか心にすぅ~っと入ってくる
気がします。

シンプルで豊かに暮らす。
本当に自分が必要としているものに囲まれた暮らし。
彼女が書いていることの全てに肯定できるわけではない
けれど、自分の生活に取り入れられるところは取り入れて
生活をしていこうと思います。

生き方から食事、物のこと、お金のこと、人付き合い・・・
ドミニックさん流の解釈が書かれています。
読みやすいけれど、読み手次第ではとても濃い内容の
本だと実感しています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本仕事は5年でやめなさい。

2009/02/16 00:04

上昇志向と目標。

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近自分の人生や仕事についてかなり考えていた。
そんな中読んだからだろうか?
松田さんの実体験に基づく言葉が胸にまっすぐに飛び込んできた。

期限をくぎって、目標をしっかりと定めて、いつでも前向きに。
目標を5年をひとつの単位で区切っていくと、あっという間に
経っていってします。意識して毎日を生きていくのと、ダラダラ
生きていってしまうのでは、本当に大きな差がいつの間にか
うまれていくんだということを改めて意識することができました。

前作は彼の半生記っていう感じで、タリーズを日本に持ってくる
までの人生を熱い言葉で語っていて、面白かったけれど、近作は
社会人としてがんばっていこう!と思わせてくれる本でした。
情熱を持って、夢を持って、目標を持って、毎日を生きていくこと。
そんな気持ちを持てました。

もし講演会とかがあれば、絶対に一度、本人の言葉を聴いてみたい。

毎日の仕事も頭を使って、工夫して、能率よくやっていく。
そうすることで、自分の能力は上がっていく。

今働いているのは2ヶ月の短期の派遣の仕事だけれど、
短期だからって気を抜かず、何か今の職場から、仕事から学んで
次に活かしたいと思いました。明日から、仕事に対する姿勢や
目線を変えようと思います。

自分ががんばったら、チャンスも出てくるだろうし、
人との出会いが、いろんなチャンスや運を連れてきてくれる。
そういった松田さんの言葉にとても共感できました。

明日から、またがんばります!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

今の部屋の状態はあなた自身を表しています。

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

実は、そうじ力の本は他に2冊持っていますが、
僕は飽き症なので、読んでから1ヶ月くらいしか効果が
ありません。

なので、これで3冊目。

あと2冊くらいそうじ力の本を買って、
毎月違う本を読んでいたら、部屋は確実にきれいになるなぁと
思ったのです。きれいに片付けたいって願ったというか・・・。

「今の部屋の状態はあなた自身を表しています」

この文章を読んだとき、思わずまじまじと部屋全体を
見回してしまいました。
物に溢れた、どこに何があるのかよくわからない部屋。
物を探すのに時間がかかる散らかり具合。

「片付けよう!」って思うたびに、どこから手をつけて
いいか分からなくて、ちょびっと片付けて満足してましたが、
この「しあわせを引き寄せる10秒!そうじ力」では、
換気から始めましょう!って書いてあったので、まずは
朝起きてから10分ほど換気をすることにしました。

換気をしつつ、朝の支度をしていると、気分が爽快になり、
ちょっといらないものを捨ててみたり、散らかってるものを
整理してみたり。

これが第一歩だなぁって思うのです。

この本ではそうじ力とはなんなのか、ということから、
忙しい人でも毎日10秒でできることを提案してくれて
います。

これを読めば、どんなに寒くても毎朝10分ほど換気
したくなること請け合いです。そして、できるところから
徐々に片付けていけばいいんだなぁって前向きになれます。

僕はとりあえず換気を毎朝続けるところから始めようと
思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本植物図鑑

2010/08/12 14:37

雑草という名の草はない。

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今までの有川さんの小説に比べて何かがおかしい
と感じつつ、途中まで読んでいました。
この小説では有川さんの今までの小説とは違い、
登場するのは普通の女性なのでした。

「植物図鑑」その名の通りの小説です。
飲み会の帰りに行き倒れている男を見つけて、
酔っていたのと、その男の言い草が面白くて拾って
帰ってしまうところから小説は始まります。

その男、料理はできるし気はきくし・・・で重宝されて、
しかも山菜や野草に詳しいのです。

週末ごとに野草狩りになんども出かけ、その野草を
料ることで二人の間は深まっていきます。

紆余曲折あるけれど、途中から激甘ラブが炸裂し、
泣ける部分もあり、小説全部を楽しみました。

読んでいる最中に料りたくなり、ゴーヤのみそ炒めを
作ってみました。野草狩りは興味はあるので、いずれは
この小説の巻末に載っているレシピでふきご飯を作って
みようと思います。

この小説にはたくさんの植物の名前が出てくるけれど、
へクソカズラは小さいころに触ったことがあるのを
思い出しました。臭いもなんとなく思い出して苦笑い。
知らない植物名もネットで検索して「こういう植物
なんだなぁ」ってちょっと調べてみたりして。

有川さんの小説は読み終わってからいつも気持ちがすっきり
して「あ~楽しかった!」って思えます。
今回は思わず笑顔になっている自分にふと気づいて恥ずかしく
なりました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本ボクの彼氏はどこにいる?

2010/01/20 20:13

著者の勇気に脱帽です。

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ゲイであること。

男として男を好きであったり、
女として女を好きであったり。

LGBT当事者であるということ。

今となっては記憶の奥底にしまってある記憶。

著者の石川さんは持ち前の明るさがきっと
前面に出ているのだろうけれど、さらっと明るく
さまざまな経験を書いている。

修学旅行で好きな人の名前を寝言で言っちゃわないか
心配したり、大好きな人に「彼女ができた!」って
報告されて落ち込んだ上に、落ち込んだことさえ
周りには隠して元気なふりをしたり。

それは、ゲイなら誰にでも身に覚えがあるはず。

石川さんが恥ずかしがらずに書いてくれた事は
僕の記憶の奥底に眠っていた記憶をいくつも思い
出させてくれた。

思春期にゲイだってことで本当に、本当に悩んだこと。
毎日一緒に帰っていた好きな人(男友達)に恋人が
できてしまって泣いたこと、好きになったのに告白
できなくて悩んだ日々。

ゲイだから、ストレートだから、白人だから、黒人だから、
アジア人だから、若者だから、年寄りだから・・・。
そんな理由で人を判断しないで、中身で判断していける
人間になりたいなぁとこの本を読んで思いました。
そして、過去のたくさんのことを思い出して懐かしく
なりました。喉元過ぎれば熱さ忘れる・・・ですよね。

もしゲイの友達からカミング・アウトされて悩んだり、
子供がゲイじゃないかって悩んでたり、兄弟姉妹が
ゲイじゃないか?って心配になってる人がいたら、ぜひ
読んでみてください。この本がたくさんの人に読まれて、
もう少しだけ、ゲイが理解されるといいなぁ。

実名で色んなことを包み隠さず公表した著者に心から
ありがとうといいたいです。あと、著者が本を出すために
したカミング・アウトを当たり前のことのように受け止めた
ステキなお母さん、ゆっくりと理解を深めつつあるお父さん、
理解してくれたご兄弟に拍手を送りたいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

小さな「箱」から脱出する方法。

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人間関係がうまくいかないのは、自分が小さな箱に入ってしまって
いるからだ。という考え方がとても分かりやすく説明されていて、
箱から出た状態だとどうして物事がスムーズに行くのかという事も
噛み砕いて分かりやすく書いてある。

読んでいるうちに「確かに!」と膝を打ちたくなるような事が
いくつも書いてあって、どうして特定の人との人間関係がうまく
いかなくなるのか、分かった気がしました。

長々といろんな例を挙げて説明されているうちにちょっと
こんがらがったところもあったけれど、最後のまとめに全部が
書かれていて、すっきり整理されたような気がします。

何よりも、箱に入っているという表現がとても斬新でいいなぁ
と思いました。自分が箱に入って自分のことしか考えてなかったら
そりゃ人間関係もうまくいかないですよね。

「自分への裏切り」から始まる一連の悲劇。
とりあえずは実践あるのみということで、人間関係が良好に
なるように、少しずつでも自分の考え方を変えていこうと
思います。

ちょっと時間がたってから再読したい本。
そしたらもっとよく理解できそうな気がするし、
読み方も変わってくるでしょう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

神様が決めた人間の体温は37度。

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

きっとこういう食事をしなさいとか、
こういう生活をしなさいとか、
あれは駄目、これは駄目ってたくさん書いてあるのかと
タイトルしか見ていなかったときは、そう思っていた。

その予想はいい方に裏切られた。

医学的見地から、どうして体温を上げると健康になるのか・・・
例えば体温を1度上げると免疫力が数百%もあがるとか、
酵素の働きがよくなるとか、血の巡りがよくなるとか、
そういったことがきちんと分かりやすく説明されていて、
読みやすかった。

何よりも、あぁしなさい!とかこうしなさい!っていうのは
書いてなくて、こういう生活が理想的ですよっていう感じの
押しの弱さ。だけど、説明が説明なので、毎日の生活を
変えようかと思ってしまう。

とりあえず、りんごとにんじんの生ジュースは一考の価値
あり。今のところ、市販のジュースで済ませてしまって
いるけれど。

例えば低体温だと、ガンになりやすくなるのは、
ガン細胞が低体温だと活発になるからで、熱が出たときに
体温が上がる=熱がでるのは、免疫力を高めるための体の
仕組みだ!っていうのを優しく説明されると、もう風邪薬を
飲まずに、先生の言う通り、おなかがすいた状態で
ゆっくり寝るのが一番いい!と思ってしまう。

最近体調があまりよくなくて、病院で検査を受けたばかり
だったので、体の事に関して、いろいろ考えました。

健康第一、体が資本!

ということで、健康でいたいなぁっていう気持ちを
より一層かきたてられたのでした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

久々に心が熱くなりました。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一杯のコーヒーを飲んで、それがあまりにおいしかったから
大きな企業の力をかりずに、自分でタリーズコーヒージャパンを
作った人、松田 公太さん。

今では大きな組織となって知らない人はあまりいないくらい、
知名度の上がったタリーズだけれど、松田さんが銀座店をオープン
して一生懸命やってきた結果だと思うと、久々に心が熱くなりました。

この本には、彼の半生と情熱とがんばり、そして感謝がつまっています。なんだかお世話になった方々への感謝を表すために書いた
本なのでは?と思えてしょうがありません。

でも人生で大切なのは、一生懸命がんばることなんだよなぁと
心から思います。そんなことに改めて気づかせてくれた本です。

転職活動がうまくいかずに悩んでいた時期に読んでいたのだけど、
松田さんがつづった言葉に、内容に、本当に力づけられました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

パワフルで繊細な音の理由。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

天平さんのピアノの演奏がおすすめだと
教えてくれたのは、ダンサーをしている友人でした。
youtubeで初めて彼のピアノ演奏を見たとき、驚いたのを
今でも覚えています。

コンポーザーピアニスト。
天平さんは自分をそう呼んでいます。
自分で作曲して、自分で弾きこなす。
エチュードなんて、本当にすごい迫力。
そして同時に繊細さも併せ持つ。

この本では天平さんの演奏のルーツを垣間見る
ことができます。

コンポーザーピアニストとは何なのか、
どういったことを考えてどうしてピアニストに
なったのか、どうして自分の作曲した曲を
楽譜に残さないのか。

そして、彼の天真爛漫さも知ることができます。

今まで聴いてきた天平さんの演奏ですが、
この本を読んだら、もっと深く聴くことができると
思います。

数曲、どういった状況で作曲したのかといことも
書かれていて、余計にその曲たちの泣けるメロディ
が切なく聴こえてきました。

「ピアニストになると思わなかった」。

そういう天平さんも、今では世界を巡るピアニスト。

今年こそ、天平さんの生演奏を聴きに行こうと
この本を読んで決めました。

もっと自分のやりたいことを真剣にやろう!って
この本を読み終わって、真剣に思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本しずかな日々

2011/07/24 19:55

あの夏。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルと表紙に惹かれて買った本。

誰にでも「夏の思い出」ってあると思う。
この小説は読んでいると、「あの夏」の空気や匂い、
様々な事を思い出せる。

小学生の頃は夏休みってとてつもなく長く思えていた。
毎日同じ事をしていても、延々と続くように思っていた。

この小説は一人の小学5年生の男の子の「ひと夏」の小説で、
小説の隅から隅まで夏が溢れている。
なんでもない一文から自分の夏の記憶が溢れて来て、
切なくなったり、笑ってしまったり。
小説の主人公と共に夏休みを追体験している気持ちになった。

一人で過ごす事の多かった少年が、
人と過ごす事の楽しさを知り、
おじいさんの愛情と友人達の友情に包まれて過ごす日々。

きっとこの小説は読み返すと思う。
夏に読み返したくなると思う。

また一冊、本棚に大切にしまっておきたい小説と出逢えました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本つむじ風食堂の夜

2010/09/17 13:22

タイトルに惹かれて。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

どこでこの本のことを知ったのか、覚えていないのだけど
タイトルがとても素敵だなぁと思ったのを覚えている。

とある街のつむじ風が吹く道にある食堂に集う人たちのお話。

って一行にしてしまうとあっさり片付いてしまうけれど、
ゆったりと流れて行く時間や、本当にありそうなのに、どこか
夢の中のような雰囲気が持ち味の小説でした。

ちょっと感傷に浸る感じで読むと、秋の夜長にはかなりいいかも
しれません。

僕は寝る前に読んでいましたが、ゆったりした気持ちになれたのが
印象的でした。

文章的には多くないので、さくっと読めてしまう本ですが、
ゆっくりと味わって、雰囲気を楽しみつつ読むのがおすすめです。

登場人物たちもどこか人間味にあふれていて、
昭和っぽい感じがして懐かしかったです。

読み終わったあと、著者の父親に対する愛情が伺えて、
心がほんわかと温かくなりました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

83 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。