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55555さんのレビュー一覧

投稿者:55555

170 件中 1 件~ 15 件を表示
枕草子

枕草子

2001/04/26 15:34

枕草子

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ただただ、清小納言の鋭い機知に圧倒されるばかり。彼女の批評眼は日本人の原点だといっても過言ではない。
 対訳なので、原文がわからなくても安心して読める。

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われらの時代 改版

われらの時代 改版

2001/03/01 23:50

われらの時代

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 青年達はわれらの時代を求めるが失敗する。自殺することがおれにとって唯一の行為だと言う。しかし自殺はしない。
 それは、結局生き続けなければならないということなのだろうか。

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神曲 上 地獄

神曲 上 地獄

2001/02/14 21:11

神曲を読もう

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 言わずと知れた名作。ダンテ(イタリア、フィレンツェ生まれの詩人1265−1321)が書いた長編の詩。ダンテの地獄から至高天へといたる遍歴を書いたもので、いろいろな有名な作品にも言及されています。例えば大江健三郎の『懐かしい年への手紙』は神曲を下敷きにして書かれています。一度読んでみては……

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知られざる傑作 他5篇 改版

知られざる傑作 他5篇 改版

2001/05/20 23:54

知られざる傑作

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この単行本には六篇の短篇が収められているのだが、間違いなく表題作の「知られざる傑作」が名作だと思う。
 この作品は、芸術に見入られた老人の話なのだが、老人の異常なまでの狂気には圧倒される。絵を書いている人にも読んで欲しい。あの、セザンヌはこの作品を呼んだとき「これは私だ」と叫んだという。

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神曲 中 浄火

神曲 中 浄火

2001/05/14 20:48

神曲中

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ダンテはウェルギリウスとともに楽園に達し、ベアトリーチェに出会う。
 イタリアの大詩人ダンテの宗教詩。その影響は計り知れない。

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オイディプス王 改版

オイディプス王 改版

2001/04/19 15:22

オイディプス王

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 オイディプス王は神の予言どうり父であるライオスを殺し、母であるイオカステと寝台を共にする。あまりに悲劇的な現実にオイディプスは盲目になる事を選ぶ。ギリシア悲劇の傑作。

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マルドロールの歌

マルドロールの歌

2001/04/06 16:30

ロートレアモンという毒

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本に収められている詩は、生前まったく評価されなかったロートレアモン伯爵によって書かれたものである。
 では、何故評価されなかったか?それはこの詩が毒だからである、しかも読者に対しても作用する猛毒である。
 この、猛毒に耐えられる人には読むことを勧めますが、耐えられない人は読まない方がよいでしょう。

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仮面の告白 改版

仮面の告白 改版

2001/03/17 17:20

仮面の告白

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 仮面の告白というからには仮面を被って告白しているのだろうか。
 それにしても、余りにも赤裸々で露出された半自叙伝的なこの傑作は三島を有名にしたとともに、その後も三島に仮面を被ることを強制したのではないか。

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死の家の記録

死の家の記録

2001/02/16 03:30

ドストエフスキー文学の原点

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ドストフスキー(ロシア、1821−1881)が4年間のシベリア流刑の獄中体験をまとめたもの。異常なほどの人間観察。犯罪者の心理が彼独自の視点で正確に描かれている。ドストエフスキーはこの作品を書いた後名作「罪と罰」「カラマーゾフ兄弟」など書いたことから考え合わせても「死の家の記録」はドストエフスキー文学の原点であると思う。

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水いらず

水いらず

2001/02/15 19:59

サルトルらしい

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 サルトルといえば実存主義者であり1964年にノーベル文学賞に指名されながら辞退したということで有名だが、この本はそのサルトルの短編を集めた作品集。その中でも「壁」という作品と「エロストラート」という作品がサルトルらしくていいと思う。

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痛快!憲法学 Amazing study of constitutions & democracy

痛快!憲法学 Amazing study of constitutions & democracy

2001/05/13 13:15

痛快憲法学

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「御前はもう死んでいる」という名台詞で有名なケンシロウがナビゲートする憲法学の本。この本を読むと資本主義の発生からデモクラシーの成熟、はては現在の日本の状況までもが一望できる。
 

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愛のことば 岩波文庫から

愛のことば 岩波文庫から

2001/05/11 11:54

愛のことば

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本で語られているのは「愛」である。彫琢されたことばは「愛」のため蕩けている。「愛」により作家も蕩けている。「愛」により作家達は更にことば洗練させようとする。
 「愛」に翻弄された作家達のささやきはこの本を読んだ人をも誑かすでしょう。

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古典のことば 岩波文庫から 原文対照

古典のことば 岩波文庫から 原文対照

2001/05/03 15:49

古典のことば

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 原典対照と書いてあるように原典と訳の両方が載っている。ことばは岩波文庫別冊「ことばの花束」「ことばの贈物」「ことばの饗宴」「愛のことば」の四冊から、抜き出したもの。 

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ことばの花束 岩波文庫の名句365

ことばの花束 岩波文庫の名句365

2001/05/03 15:45

ことばの花束

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 岩波文庫のなかから、名句を抜き出したもの。抜き出した名句には署名と作者名と頁数が書いており、名句が気いったら文庫を買って読むことも出来、読みたい本をさがすのにも便利。

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リア王

リア王

2001/04/30 12:40

リア王

3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 シェイクスピアの四大悲劇のうちのひとつ。
 老王リア王は国土を三人の娘達に分けるため「愛情テスト」を行う。強欲な二人の姉ゴネリルとリーガンは偽の愛を示すが、父への深い愛を示すことが出来なかった末娘のコーディリアは父親に勘当され、フランス王と結婚する。
 国土を得たとたん、長女と次女はリア王を追放する。追放されたリア王はさまよいながら助けにきたコーディリアの死を目の前にして死んでしまう。

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