ドードーさんのレビュー一覧
投稿者:ドードー
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「未来」をください 世界の難民の子らに、希望の光を
2004/05/20 12:48
世界中に難民がいるのを知っていますか?この本はその難民たちの体験や実態を知ってもらうためにまとめられました。
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難民という言葉は、ここ何年かはよく聞く言葉になってしまった。けれども、その実態については、知らないことが多く、知らない人が多い。この本は、世界中にいる難民の体験談を載せ、その難民が生まれた背景を解説し、難民の生活の実態や、支援活動団体や活動の状況、様々な問題を解説している。
紛争や戦争の原因や実状や解決方法を考える本も数多く出て、それも大切だが、こういう体験談が出ている本は少なくて、難民の実態はよくわからなかったというのが本音だろう。こんなにハンディでわかりやすい本が出たのはとてもいいことだと思う。
読んでいくと、日本の難民に対する支援のしかたは不充分だし、扱いがひどいし恥ずかしいと思う。そうしたことも広く知られれば、改善される可能性も出てくる。
前・国連難民高等弁務官の緒方貞子さんの特別寄稿も載っている。是非この本を読んで世界のこの現実を知り、考えてほしいと思う。
(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)
臆病者と呼ばれても 良心的兵役拒否者たちの戦い
2004/09/27 18:03
第一次世界大戦の時イギリスで初の徴兵制が行われた時、人を殺すことは罪であるとの信念を持って、兵役を拒否した人たちがいたのです。
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さまざまに考えさせてくれる本です。自分の身に置き換えて考えてみたらどうでしょうか。このハワードとアルフレッドのように兵役拒否をつづけられるでしょうか。「良心的」という言葉は、ずっとあとになって付けられたのですから。
こういう事が過去にあったのだということを知って本当に驚きました。歴史の流れの中で、弱者として葬り去られてしまってきたものの中に、人間らしさを深く考えさせられるものがあるのです。著者の眼の確かさを感じます。
ちょっと横にそれますが、現在2巻まで出ているラルフ・イーザウ著『暁の円卓』で主人公デービットが第一次世界大戦の戦場で取っている行動も「良心的兵役拒否」的(完全にそうではありませんが)なものとして描かれています。読んでみてください。
現在日本は、徴兵制がありません。が、自衛隊をイラクに派遣しましたし、だんだん防衛力強化の声が強くなってきています。そんな世の中に生きている中高生はこの本を読んでどう考えるでしょうか。ぜひ、読んで話し合ってもらいたいと思います。
戦争や兵役の問題だけでなく、これは、人間がどういうふうに生きて行くかという問題でもあるのですから。
(ドードー<図書館の学校・児童書選書委員会>)
ボルネオの熱帯雨林 生命のふるさと
2004/05/31 18:41
一億年の生命が息づいているといわれる熱帯雨林。その多様な種の生命のつながりを、いきいきとした写真で見せてくれます。
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熱帯雨林、そこは生き物の宝庫といわれている。でも、それを具体的に見られる本はあまりなかったように思う。種の多様性といわれるけれど、ピンとこない。
そして熱帯雨林だとなぜそのように多様な種が生息できるのかということも、いま一つピンとこないことだった。
この本は、ボルネオの熱帯雨林を1日の時間の推移のなかでとらえたり、植物・動物・昆虫のつながりという眼でとらえたり、林冠(地上20〜50mの樹上)という場所でのつながりを考えたりしている。そうした視点でみていくことで、熱帯雨林になぜ様々な種が生息しているのかがわかってくる。こうしたつながりのどこかがくずされると、この豊かさは失われてしまう。熱帯雨林も次第に減ってきているという。
めずらしい、面白いというだけでなく、生命のつながりがつくる豊かさを感じる。そしてこの豊かさをどうしたらこわさずに保っていけるかを考えていきたいものだ。
(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)
写真で見るたくましいアフリカの野生動物たち 2 自然を共有して生きる動物たち
2004/05/21 11:24
アフリカの野生動物を食・住のつながりという新鮮な視点でとらえ、豊富な写真で解説しています。
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アフリカの野生動物というと、私などはつい肉食の哺乳類かゾウを思い浮かべてしまう。
シマウマやキリンも、そういえば草食だったなと思うくらいで、ほかに「シカ」みたいなのがいたけれどあれはなんというのだったか、と言うくらいの情けなさである。
それが、この本の1巻では、まずアフリカの植物から解説があって、植物食の哺乳動物としてレイヨウ類、バッファロー、トムソンガゼル、クロサイとシロサイ、シマウマ、キリン、ゲレヌク、ディクディクについての説明がある。レイヨウ類は、解説があってもなかなか見分けにくいが、写真が沢山のせてあるので理解しやすい。こんなに写真が詳しく載っているというのは素晴らしい。丹念に撮影したものだと感心してしまう。
次に動物食の動物についての説明がある。ヒョウについての説明も面白い。ヒョウが木に獲物を持って登る姿の写真は見事だと思う。ライオンやチーターのことを説明して、最後の章は、ゾウについての解説で、ゾウの敵・人間の存在が出てくる。
この本は、写真も豊富で、これまであまり詳しく観察されなかったところまでよく見てまとめてあるので、とてもわかりやすく面白い。
2巻は共生ということをテーマに、時間や場所の住みわけや共有で、共生している様子を観察、撮影してあるので、これも興味深い。カバのフン合戦の写真もなかなかの見ものだ。共有と共生を様々な面から見ようと切り口を工夫しているのだが、動物が相手だけに大変なことだろう。
都市やゴミ、畑の問題も扱って、人間もその共有と共生の中に自然に組みこまれている様子が紹介されている。
久しぶりに面白い動物写真集を見た。何度も何度も見たくなる面白さだ。
(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)
※1・2巻共通の書評です
生活のなかの数量・確率・組み合せ
2004/05/21 16:05
ほんとに面白くて算数が好きになっちゃいそう!
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◆『ふしぎをたのしもう数と計算 (こうすれば好きになるあたらしい算数)』
◆『はかってあそぼう量と測定 (こうすれば好きになるあたらしい算数)』
◆『生活のなかの数量・確率・組み合せ (こうすれば好きになるあたらしい算数)』
このシリーズは全部で5冊。あと2冊はまだでていないけれど、とても楽しい算数の本です。遊びゲームや工作や実験をしながら、その仕組や原理を考えると、それは算数の計算だったり、確率や組み合せのかんがえかただったりするのです。
その遊びや工作や実験が面白いものばかりです。例えば、トライアングル計算パズル計算式を書いたところと答えが出合うように組み合せていって三角や星型を作り上げるパズル。計算しながらパズルを組み合せるのだけれど、けっこう手応えのあるパズルです。量と測定の巻では、たとえば、手の面積の測り方が出ています。どうやって測る? 数量・確率・組み合せの巻では、かわり絵の絵本・宇宙人人形の上部・胴体・下部をそれぞれ15種類描いたものを組み合せて、仕掛け絵本のようにすると、宇宙人人形は何種類作れるでしょう?というのを、実際に作って考えていきます。
こういうふうに遊びや工作や実験をしながらなぜ?どうして?と考えて憶えたものは、忘れないのではないでしょうか。面白いと思うと頭もよくはたらくようになると思いますし。ここでとりあげられている内容は基本的なことで長く使う事柄です。こういうかたちでしっかり身につけられるなんて、いいなあと思います。楽しい、面白いと思えることは、いいことです。
(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)
はかってあそぼう量と測定
2004/05/21 16:04
ほんとに面白くて算数が好きになっちゃいそう!
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◆『ふしぎをたのしもう数と計算 (こうすれば好きになるあたらしい算数)』
◆『はかってあそぼう量と測定 (こうすれば好きになるあたらしい算数)』
◆『生活のなかの数量・確率・組み合せ (こうすれば好きになるあたらしい算数)』
このシリーズは全部で5冊。あと2冊はまだでていないけれど、とても楽しい算数の本です。遊びゲームや工作や実験をしながら、その仕組や原理を考えると、それは算数の計算だったり、確率や組み合せのかんがえかただったりするのです。
その遊びや工作や実験が面白いものばかりです。例えば、トライアングル計算パズル計算式を書いたところと答えが出合うように組み合せていって三角や星型を作り上げるパズル。計算しながらパズルを組み合せるのだけれど、けっこう手応えのあるパズルです。量と測定の巻では、たとえば、手の面積の測り方が出ています。どうやって測る? 数量・確率・組み合せの巻では、かわり絵の絵本・宇宙人人形の上部・胴体・下部をそれぞれ15種類描いたものを組み合せて、仕掛け絵本のようにすると、宇宙人人形は何種類作れるでしょう?というのを、実際に作って考えていきます。
こういうふうに遊びや工作や実験をしながらなぜ?どうして?と考えて憶えたものは、忘れないのではないでしょうか。面白いと思うと頭もよくはたらくようになると思いますし。ここでとりあげられている内容は基本的なことで長く使う事柄です。こういうかたちでしっかり身につけられるなんて、いいなあと思います。楽しい、面白いと思えることは、いいことです。
(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)
ふしぎをたのしもう数と計算
2004/05/21 16:02
ほんとに面白くて算数が好きになっちゃいそう!
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◆『ふしぎをたのしもう数と計算 (こうすれば好きになるあたらしい算数)』
◆『はかってあそぼう量と測定 (こうすれば好きになるあたらしい算数)』
◆『生活のなかの数量・確率・組み合せ (こうすれば好きになるあたらしい算数)』
このシリーズは全部で5冊。あと2冊はまだでていないけれど、とても楽しい算数の本です。遊びゲームや工作や実験をしながら、その仕組や原理を考えると、それは算数の計算だったり、確率や組み合せのかんがえかただったりするのです。
その遊びや工作や実験が面白いものばかりです。例えば、トライアングル計算パズル計算式を書いたところと答えが出合うように組み合せていって三角や星型を作り上げるパズル。計算しながらパズルを組み合せるのだけれど、けっこう手応えのあるパズルです。量と測定の巻では、たとえば、手の面積の測り方が出ています。どうやって測る? 数量・確率・組み合せの巻では、かわり絵の絵本・宇宙人人形の上部・胴体・下部をそれぞれ15種類描いたものを組み合せて、仕掛け絵本のようにすると、宇宙人人形は何種類作れるでしょう?というのを、実際に作って考えていきます。
こういうふうに遊びや工作や実験をしながらなぜ?どうして?と考えて憶えたものは、忘れないのではないでしょうか。面白いと思うと頭もよくはたらくようになると思いますし。ここでとりあげられている内容は基本的なことで長く使う事柄です。こういうかたちでしっかり身につけられるなんて、いいなあと思います。楽しい、面白いと思えることは、いいことです。
ドードー(竹田裕子/図書館の学校・児童書選書委員会)
写真で見るたくましいアフリカの野生動物たち 1 食って食われて生きる動物たち
2004/05/21 11:22
アフリカの野生動物を食・住のつながりという新鮮な視点でとらえ、豊富な写真で解説しています。
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アフリカの野生動物というと、私などはつい肉食の哺乳類かゾウを思い浮かべてしまう。
シマウマやキリンも、そういえば草食だったなと思うくらいで、ほかに「シカ」みたいなのがいたけれどあれはなんというのだったか、と言うくらいの情けなさである。
それが、この本の1巻では、まずアフリカの植物から解説があって、植物食の哺乳動物としてレイヨウ類、バッファロー、トムソンガゼル、クロサイとシロサイ、シマウマ、キリン、ゲレヌク、ディクディクについての説明がある。レイヨウ類は、解説があってもなかなか見分けにくいが、写真が沢山のせてあるので理解しやすい。こんなに写真が詳しく載っているというのは素晴らしい。丹念に撮影したものだと感心してしまう。
次に動物食の動物についての説明がある。ヒョウについての説明も面白い。ヒョウが木に獲物を持って登る姿の写真は見事だと思う。ライオンやチーターのことを説明して、最後の章は、ゾウについての解説で、ゾウの敵・人間の存在が出てくる。
この本は、写真も豊富で、これまであまり詳しく観察されなかったところまでよく見てまとめてあるので、とてもわかりやすく面白い。
2巻は共生ということをテーマに、時間や場所の住みわけや共有で、共生している様子を観察、撮影してあるので、これも興味深い。カバのフン合戦の写真もなかなかの見ものだ。共有と共生を様々な面から見ようと切り口を工夫しているのだが、動物が相手だけに大変なことだろう。
都市やゴミ、畑の問題も扱って、人間もその共有と共生の中に自然に組みこまれている様子が紹介されている。
久しぶりに面白い動物写真集を見た。何度も何度も見たくなる面白さだ。
(ドードー/図書館の学校・児童書選書委員会)
※1・2巻共通の書評です
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