措惜さんのレビュー一覧
投稿者:措惜
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草枕 改版
2001/06/15 15:07
塵界を離れ、「非人情」を求めた主人公だが…
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「世の中はしつこい、毒々しい、こせこせした、その上ずうずうしい、いやな奴で埋っている」—どうやら漱石の時代の世の中と、今の世の中はほとんど変わっていないらしい。
そのような世の中から主人公は抜け出してきた。絵かきである彼は、山の中の温泉宿で「非人情」な生活にふける。
しかし、最後には主人公も現実世界へと引きずり出されるが、そこでやっと「それだ! それだ! それが出れば画になりますよ」となるところが、痛烈な皮肉だと思った。
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