凪 さんのレビュー一覧
投稿者：凪
| 3 件中 1 件～ 3 件を表示 |
2002/06/23 09:32
一番はあくまでもこの俺だ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ライバルに負けたくない一心で日水連の会長に直談判までして、オリンピックの内定を取り消した要一の強さに心を打たれました。
いつも一番で、誰よりも注目されたくて、美しくかっこよく飛びたい。MDCでは兄貴風をふかしていたくて、そのくせ、協調性もなく、口も悪い。ルックスはめちゃめちゃいいのに飛び込み一筋で彼女もできなかった要一には飛び込みしかなかった。
だからこそ、誰にも負けたくない。
そんな要一の思いがひしひしと伝わってくるような作品です。
紙の本白鳥異伝
2002/02/22 17:00
登場人物
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
遠子と小倶那は子どもの頃から双子のように育ってきたが、小倶那は本当の兄妹ではなかった。遠子と小倶那は運命に流されながらも、仲間を得て、自分の意志で故郷を捨て、歩き始める。
登場人物が個性豊かで、古代の日本の背景そのものでした。「忌まわしきもの」と告げられた小倶那。その小倶那を殺すために女であることを拒む遠子。遠子とともに勾玉を探す菅流。もっとたくさんの人物が出てきて物語を盛り上げてくれる作品です。
紙の本バッテリー ２
2001/11/18 13:56
自分であるために
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
結構キビシめの中学に入学した巧と豪は、クラブの先輩や監督からの圧力にも耐え、自分自身であるために生徒、教師、先輩、後輩の壁を自分自身の力で乗り越えていく。
そんな巧と豪を見てると自分もがんばらなきゃ、って思える作品です。どんな重圧にも耐えて自分自身を貫き通す実力があって、信じてくれる仲間がいて、それでこそがんばれる要素をたくさん詰まった本です。
もう、私自身巧にベタ惚れで、こんな人がいたら即、告ってそうです(笑）。それくらい魅力的でカッコ良くてだけど、超生意気な少年です。
| 3 件中 1 件～ 3 件を表示 |
