気楽に、真面目なことを考えよう!さんのレビュー一覧
投稿者:気楽に、真面目なことを考えよう!
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渋沢栄一とヘッジファンドにリスクマネジメントを学ぶ キーワードはオルタナティブ
2001/11/11 21:23
結構、イケテます
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
なかなかの好著。
以下の3点から、この本は「買い」。
1.最新金融事情
ヘッジファンドやオルタナティブ投資といった、重要だけど、中身が分かりにくい分野を、実際の経験に基づいて書いてある。金融に興味がある人には、特にお勧め。
2.資本主義の原点探し
資本主義を原点から考えて見るのに良い。21世紀を迎えた今年の正月、アメリカは(IT不況と言われながらも)まだまだ好調だったけど、日本は完全にダメだった(その状況は、基本的には、いまでも変わっていない)。20世紀の最後の方で、ソ連が崩壊し、中国も(政治的には、共産主義だけど?)経済的には資本主義国家となった。ベストの経済体制と思える資本主義を採る日本が、(米国とは対照的に)上手く行っていないのは何故か? これが、21世紀を迎えた私の個人的な疑問だった。
日本の資本主義を作った渋沢栄一の血を引く著者は、その疑問に明確に答えを出している。(資本主義を発展させる上で大切なことは)「理念を持ち、極めて計算的であると同時に、直面する流れに対してしがらみを捨てられる柔軟性を持つ」(ことである。)この著者の一言は、閉塞感に満ちた日本を救える可能性が有る(もちろん、一人一人がちゃんと「考え」、そして何より「実行する」ことが、大切!)。
3.渋沢家の知恵
最終章にある渋沢家の家訓は面白い。
「人との交際には敬意を大切にすること。楽しみに浸り、遊び楽しんでいるような時でも、礼儀に欠けるようなことがあってはならない。」というようなところは、「飲み会」で飲み過ぎて、上司に「一言」言ってしまう私には大変役にたつ。
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