naoさんのレビュー一覧
投稿者:nao
12 件中 1 件~ 12 件を表示 |
2001/07/09 13:06
読んでしまったら眠れない!!
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12時間労働で、へとへとになって帰る。寝る前に、ちょこっと読もうと思ったのが、このマンガ。疲れてるんです。寝る前の、ちょっとした娯楽。
なのに…
…徹夜で完読しちゃいました、はい。
なんといっても見所なのは、ふたりの高校球児、天才ピッチャー国見比呂と怪物バッター橘英雄の対決!! もちろんただの対決じゃない! 比呂の幼なじみ・雨宮ひかりは、英雄の彼女なのだけれど、比呂のことが気になってしょうがない!さらに、比呂に対してあまりに純粋な恋心をいだくマネージャー古賀春華!
…と、ただのスポコンマンガとは一線を画す、あだち充氏十八番の、スポラブマンガ(…なんだそれ?)なのです。
とにかく、比呂と英雄は親友同士で天才同士、ライバル同士。比呂はごまかしているけれど、やっぱりひかりちゃんが好きなんです。すっとぼけた性格の比呂が、徐々に徐々に、ヒート・アップしていくこの物語。親友の彼女を取るわけにはいかない気持ちと、どうしようもなく好きな気持ち。付き合う前、ずっと共有していた比呂とひかりの時間は、英雄に春華に、大きな陰となる! というかほんとに、比呂とひかり、ふたりだけの場面は、ほとんど台詞がないのに、ふたりの気持ちが痛いほど伝わってくるんです! あの描写力はいったい何!? といった感じです。
どうにも叶わない恋心を抱え、この親友4人の恋の行方は…? 天才たちの勝敗は…!?
けっこーまえに、すでに完結しているので、今なら徹夜できます。間違って、数巻ダブッて買っちゃったけれど、ぜんぜん損した気分がしないほどの内容です。眠気も疲れも吹っ飛ぶこのおもしろさ……ぜひご覧くださいませ!(でも次の日が、地獄だけどね…)
紙の本ラブひな 11
2001/04/22 23:41
小生意気な妹をお持ちの諸兄でも、だいじょーぶ!
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『少年マガジン』誌上で大人気連載中の『ラブひな』、最新刊には(2001.4現在)いよいよ待望の浦島加奈子が登場です!
主人公・景太郎の妹なのですが、これがまた可愛い!
いつもけだるそうな半眼に、無口・無表情。やることなすことすべて強引で独りよがりで身勝手で、ざっと上げただけでもこれだけ悪女なのに、あの可愛らしさはいったい何!? といった感じです。
時折見せる微かな笑みに、不器用な思いやりに、はたまたけっこうお茶目だったりして、読者はもう、つっぷします。
何よりも、兄・景太郎ひとすじ〜! なのがサイコーですよね。赤松先生ならではの、こてこてのラブコメ! ブラコン少女も、あそこまで描かれては、もう参った!というしかありませぬ。
というわけで、小生意気〜な妹をお持ちの諸兄みなさまも、「うちの妹も、あんなだったらなぁ…」とため息をはかせる一品でした。
2001/03/16 23:00
とにかく切なすぎ!
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とにかく、男=犬夜叉(いぬやしゃ)と、女=かごめ・桔梗(ききょう)の三角関係が、それはもう切なすぎるんです。現実の世界ではあり得ない三角関係なんだけれど、だからこそ切ない! 切なすぎる!! コミックス18巻の三人の関係は、もうキリキリな展開で、息をするのも忘れそう…。
留美子先生って、いつも回を重ねるごとにパワーアップしていく気がします。後半追い上げタイプみたいな。創作する『のり』が、徐々に徐々にわき出てくるのでしょうか。
『犬夜叉』では、桔梗がでてくるあたりからガンガンおもしろくなります。かごめの純粋さ・素直さに胸が締め付けられ、桔梗の一途さにいたたまれなくてもんどり打うちます。どっちも幸せになってほしい。でも犬夜叉は、一人しかいなくて…!
全体として、バックグラウンドが薄い気もするけれど、もーそんなの関係ないです(微妙なところだけど)。かごめの扉絵なんかは、もはや神憑ってます。
戦国絵巻ということでかなりシリアスですが、『うる星やつら』『らんま1/2』からの、ボケオンリーのほのぼのコミカルタッチも健在の逸品。ぜひ読んでもらいたい作品です。
紙の本だれが「本」を殺すのか
2001/03/16 22:38
作家になりたいひと必読!
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小説家に漫画家にノンフィクション作家、さらには編集者・印刷会社に本屋さん…とにかく将来本に携わる仕事をしたい人必読の書!
2001年現時点における、出版業界裏の裏まで語ってくれております。
本はどこからきて、どこへ行きつくのか? 当たり前のように読者の手に渡るはずの本の真実は、すべてシュレッターの中なのかもしれない。作って売る…一見単純に思えるこの行程の中に、かくも凄まじい人間同士のドラマとジレンマと、憤りとあきらめがある。その中で、なんとか必死でもがいている人々は、今、何をやろうとしているのか? これからの本は、どんな場所で売られていき、どんなモノへと変容していくのか?
作家志望の人が読んだら、なりたい気持ち、なくなっちゃうかもしれません(笑)。
もはや制度疲労で崩壊寸前の出版業界に、その真っ暗な将来に一握りの希望を掴みたい…そんな想いが、1000枚の原稿用紙にたたきつけられたかのような大作でした。
紙の本あずまんが大王 1 (Dengeki comics EX)
2001/06/19 15:20
とにかく笑える女子高生エンターテイメント!!
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5人の可愛らしい女子高生と、2人の個性派教師を中心に冴えわたる、コミカル学園4コママンガ!
子供な社会人・ゆかり先生
天才こども高校生・ちよちゃん
猫好きクールガイ少女・榊さん
暴走女子高生!・滝野智!
はーとぶれいかー・にゃも先生
あだ名は『大阪』!・春日歩(大阪)
つっこみ達人・暦ちゃん
…と、そうそうたるメンバーでお送りされているコミックスです。
何はともあれ、とにかく笑える! ほんとにおもしろい! あの、のほほんとしたギャグセンス、絶妙な間に、そしてつっこみ! それを4つのコマで表現しきっているあたり、もはや芸術でしょう(笑)。
あんな楽しそうな高校生活なら、みんなすくすく育つでしょうねぇ(^^;)。
現在(2001年)も、『電撃大王』という月刊誌で連載されている模様です。回を追おうごとに男子の影が薄くなり、女子校化が進んでいるように見えるのはnaoだけではないはず…!?(笑)。
そんなわけで、それはもうむっちゃおもろいねん。一度読んでみ〜。
紙の本F・COMPO 14
2001/03/16 23:31
好きなら認めちゃえばいいのに。
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パパの性別は、実は女性。ママの性別は、実は男性。そんなめずらしすぎる家庭に育った紫苑の性別は、さてどっち?
北条司先生ならではの、ほれぼれする画力で進行するファミリーコメディ。傑作『シティーハンター』とはまた違ったおもしろさあふれる作品です。
主人公の雅彦クンは、絶世の美女・紫苑に絶対惚れてるはずなんです(注:筆者の思い込み)。でも「男かもしれない」と言い訳をし続けて、あっという間に最終巻。しかもご丁寧に、ちゃんとした女の子の恋人まで作っちゃって…。
紫苑も紫苑で、絶対雅彦クンが好きなはずなんです!(再び思い込み)。だって今までに、そんなそぶりを随所で見せてきた。でも雅彦には恋人がいるから、よき従姉妹であり続けようと…(?)。
雅彦クンの長所にして最大の短所は、優しすぎるところ。でも相手を傷つけたくないという気持ちの裏には、自分を傷つけたくないという本音があることを、彼は紫苑に鋭く突きつけられる! こうなったらもう男を見せるっきゃない!
自分としては、とにかく雅彦と紫苑がくっついちゃってほしいとずっと願いながら読み続けました(笑)。最終巻を読んだときは、ひとしおでしたねぇ。“あの結末”の後も、もっと読みたかったと惜しまれる秀作でした。
紙の本T.R.Y.
2001/06/19 15:39
「問答無用におもしろい」…綾辻行人氏談!
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明治44年の、上海、そして日本を舞台に繰り広げられる痛快な冒険小説! 主人公の伊沢修は詐欺師。革命を目論む一団とてを組んで、詐欺で武器を調達しようとするのだが…。そんなお話。
しっかりとした小説で、その分文字もちっちゃくて、活字アレルギーの人は開いただけで「うっ…」と思われるかもしれないけれど(そーゆー方は、ここ読まないかも…)、それを超えるだけの内容が詰まってます!
確か作者曰く「ルパンのような冒険小説を書いてみたかった」とのこと。このフレーズに、デザインのいい表紙に魅せられて買っちゃったけれど、ほんと久しぶりに文句なしの小説でした!
明治という時代を彷彿させる資料は詰め込みすぎずに、しかも会話からも窺えて比較的すんなり読むことが出来るのがよいですね。ストーリーの流れも、速すぎず、遅すぎず。あの本の厚さに対して、ちょうどいい展開の流れなのではないでしょうか。naoの好みだと、もうちょいテンポが速くてもよかった気もするけれど。
印象に残ってるのは、随所にでてくるスピード感溢れる描写ですねー。特に中盤、伊沢修が暗殺者に追われて逃げる浅草の場面。文字なのに、はっきりとその場面が見えました! しかも見たことない明治の浅草が! ある意味、マンガや映画では表現できない迫力がそこにはある! ちょっと感動。
絶対詐欺に引っかからないような、狡猾な官僚を果たして詐欺れるのかというハラハラさや、ラストのラストまで結末が予想できない緻密さは、もう必見! ちなみに飼い犬の武丸は、なかなか可愛い(笑)。
どこから敵がでてくるのか、わかんない! 伊沢修は、至る所で狙われている! これも詐欺師の宿命でしょう。
満場一致で横溝正史賞正賞を受賞した力作! 「問答無用におもしろい」と宣った小説家・綾辻行人氏の言葉も納得の一冊、その文庫版でした。
2001/06/19 15:35
それはもう、聞仲ひとすじ!
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中国の4大怪奇小説の一つといわれている、『封神演義』。それをもー、むっちゃわかりやすくコミカルにした逸品!
原作では、かなりえぐい場面も多々あるようですが、まぁ少年誌ということもあるのでしょうけれど、そこら辺もコミカルにすると、奇妙な悲劇感が演出される!
それにしても、藤崎氏独特の世界観が思いっきり現れていて、原本を知っている人はそれなりに、知らない人は1からじっくり楽しめるのではないでしょうか?
naoが大好きなのは聞仲! むっちゃかっこいい! スーパー宝貝『禁鞭』をひっさげて、常に冷静沈着、悠然にして果敢。烈火のごとく猛攻する孤高の男! (宝貝(パオペエ)とは、仙人が使う武器のこと。『禁鞭』(きんべん)は、むち状の武器。超強力)仙人になるためには、先天的な才能がないとダメで、聞仲にはそれがなかったんだけれど、とある理由から肉体が腐るほど修行した結果、仙人になってしまった猛者なのです!
コミックス第16部は、いよいよ主人公の太公望と聞仲が戦うのだけれど、太公望たちの最大戦力・総攻撃を前にして、彼はたった独りで応戦することに。そして聞仲は宣う! 漆黒の外套をなびかせて…!
「私が本気を出した以上…仙人界は今日、滅亡する!!」
うきゃ〜! かっこいい〜!! どんなにどんなに攻撃されても、聞仲は倒れない! 負けない!
「これが…殷の太師…」
「これが…聞仲 !!」
「…仙人界は聞仲たった一人のために滅ぶことになるだろう…」
「こうなったら全員で総攻撃です。それでも歯が立たぬとあらば、もう仙人界の力では聞仲を止められません」
「師表たる崑崙十二仙の名にかけて !」
「聞仲! お前を倒す !!」
まさに死闘!
ふぁ。のぼせすぎました。とにかく聞仲好きなのです。これじゃぁ主人公・太公望の立場はいったい…。
そんなわけで、ぜひご一読あれ〜。
紙の本ラブひな 1
2001/06/19 15:42
1冊で、2度も3度もおいしいコミックス!
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主人公の浦島景太郎は、2浪生。東大目指してがんばっております。それがなぜか、女子寮『ひなた荘』の管理人になってしまって…。そんなお話。
2001年6月現在も、『少年マガジン』誌上で連載中の人気マンガ! 当初、コンセプトも何もない、べたべたなラブコメかと思ったけれど、なかなかどうして違うのですね〜。 まぁ少年誌ということで、男の欲望が見え隠れしますが…(笑)。
何よりも、絵が上手い! 人物はもとより、バックグラウンド(背景描写)もこれでもかってほど描き込まれてます。 作画するに当たっては、『合成』という一風変わった手法を取り入れているとのことで、赤松氏の原稿はやたらと厚くなるそうです。
ストーリーは、回をますごとにテンションあがっていきますね〜。ひなた荘の住人は、それはもうむちゃくちゃパワフルで個性的で、笑えます。どうすごいのかは、これはもう読んでもらうしかないですねー。可愛かったり生意気だったり、鉄拳パンチは出てくるわ奥義斬岩剣はぽこぽこ飛ぶわ(笑)。
ヒロインの成瀬川なるは別格として、naoが大好きなのは、素子かなぁ。コミックス9巻の素子の話は、作画の力がこれでもか!! っていうほどみなぎってましたもんね〜。赤松氏自身もお気に入りっていってたから、それだけリキが入ったのでしょう(えこひいき!?)。
まずはストーリーを読んでみて、それから絵柄で楽しんでみる。読むたびに、細かなコメディが描かれているのを発見できて、笑えます! 二度も三度もおいしいお話でしょう。
2001/06/19 15:26
いったいどこまで実話なの!?
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現在の脳科学は、いったいどこまで進歩しているのか!?
人里離れた山奥に、最新脳科学総合研究所『ブレインテック』が作られて、主人公の孝岡さんは、そこに赴任してきた脳科学者なのです。そこでこの、ごく一般的に見える中年男性が足を踏み入れてしまった“世界”とは!?
圧倒的なリアリティを構築するために、これでもか!というほど詰め込まれた専門用語! これぞ瀬名氏! としかいいようのないほどの書き込み量ですわなぁ。活字アレルギーなnaoは、討ち死にです…。
上巻では、ほぼ科学知識の解説に当てられております。もちろん、ストーリーをおいつつも。
naoがいちばん興味を惹かれたのは、デジタル生命ですね。これって実際に、研究が進められているのかしら…? もはやここら辺の区別が付かないあたり、『BRAIN VALLEY』が持つ途方もないリアリティに呑み込まれちゃってます(^^;)。
デジタル生命とは、電子世界のなかで活動している生命のこと。初期の段階では、基本設定的なプログラミングをしておいて、あとは個々のデジタル生命たちに、そのいっさいを任せる、というもの。電子の世界で、『彼ら』は、餌を食べ、村を作り、次第に抗争をし始め、やがて国ができてくる…。そしてなんと、『死んだ』仲間を埋葬し始めるのです! プログラマーは、そんなプログラミングをしていないのにもかかわらず…。
もしかしたら人間も、『宇宙』というコンピュータのなかで生かされているだけかもしれませんねぇ…。その作り手、神様は、人間やその他諸々の生命の生き様を眺めている、みたいな。
意志とは、心とは、いったいどこから来て、どこへ向かうのか?
脳が破壊されれば、人は言葉をしゃべられなくなり、思い出すことはできても新しい物事を覚えることはできなくなり、はたまたアルツハイマーになってしまえば人格はまるで崩壊していく…。さらに、人が作り上げたコンピュータの住人は、今や心を得ようとしている…。
人類最大の謎に歩み寄る、長大な野心作! 下巻・第三部からは、その謎が解き明かされる…というか瀬名氏が、今だその解明を未だ見果てぬ『心』という謎へ、一つの可能性を解き放つ! クライマックスが無限大200ページ丸々!! 圧倒的筆力!!!
第19回日本SF大賞を受賞した大作です。
ただ、どちらかというと、サイエンス専門書として楽しんだ方がいいかもね〜。
紙の本ハリー・ポッター裏話 An interview with J.K.Rowling
2001/07/22 22:25
全世界・1億部を突破する、作家の素顔とは…?
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全世界1億部、40ヶ国で訳され、愛され続けるハリーポッターシリーズの生みの親、J.K.ローリングとはいったい、いかなる人物なのか? ハリポタを好きになりすぎてしまった人は、はっきりいって必読の書ですね。
ローリング氏が、子供を抱えたシングルマザーで、生活保護を受けながら、喫茶店の片隅でこの話を書き上げたのは、もはや有名な話になっている、のかしら? 公園で子供をめいっぱい遊ばせて疲れさせて寝かしつけちゃったら、喫茶店に駆け込んで、コーヒー一杯で何時間も粘ったそうです。そりゃぁ確かに、喫茶店員はいい顔しないだろうなぁ(笑)。
それでも何とか書き上げたこの話、出版社や版権代理人には2度も突き返されて、引き受け手を見つけてからも、出版までには1年もかかったそうです。これだけ売れてる小説を、断っちゃった出版社って、今ごろどんな顔してハリポタを眺めてるのかしら…?
本書の後半からは、ハリポタの解説になっているので、やはりシリーズを読んでから、の方がいいでしょう。
まさに『飛ぶように』ヒットした作品の裏の裏。必ずしも、最初から大絶賛されて鳴り物入りで出版の契約をしたわけではないところが、実に興味深い一冊でした。
紙の本ちょびっツ 1
2001/07/03 12:05
パソコンのために、電車の切符を買わなくちゃ…
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とにかくすっごい驚いたのは、絵柄が全然違うじゃん!!
ご多分に漏れず、naoは『カードキャプチャーさくら』を読んで、ほんわかほのぼの雰囲気な絵柄に惚れて込んで買ったのですが、全く違う!?
あの思いっきり少女マンガな絵柄を、どう青年誌に移植したのか、興味あったんですけどねー。うーん。ちゃんと男用に描き改めたのかぁ。そういう描き分けができるのは、さすがプロといったところだけれど、naoはどっちかっつーと、あの少女マンガ的絵柄を、そのままとはいわないけれど、何らかの工夫をして残してほしかったなぁとも、思いました。
あるいは週刊連載で、あれほどのバックグラウンドを描き込めなくなったのかしら…?
そんでもって内容のほどは…。パソコン、だけが、進化しすぎてる!なんと『ちょびっツ』の世界では、パソコンは人型! ノートパソコンは小人型!?(ノートちゃうやん!(^^;))
男は女性の、女は男性のパソコンを持っていて…。パソコンは歩く。パソコンはしゃべる。料理して、洗濯して、掃除して。仕事では手書きの伝票整理までやるワ、プリンタないときの出力は、実際にパソコンが鉛筆を手にとって出力してくれるワ、もちろん入力も、話しかけるようにたとえば「ちょびっツが売ってる本屋さんを検索して」で、オーケー!(どんなにアバウトな言い方でも、理解するところがすごいのです)。しかもしかも、そのボディもすっごく柔らかいらしいです。いったいどんな素材使ってるのかしら…?(シリコン系?)。
でもパソコン以外は、ごくごくフツーの現代だったりして。予備校あり、居酒屋あり、電車もまだまだ切符買うし、しかもパソコンを連れてるときは、切符2枚買わないとだめなんだって…。やっぱり運搬スペースが、人並だからねぇ。
どっちかっていうと、パソコンつーかもはやアンドロイドだけれども、まぁとにもかくにも、あんなパソコン、ほしいです…ソニーとか、はやく作ってくれないかなぁ(笑)。家事とかしてくれるの、ほんといいなぁ(笑×2)。
そんなわけで、『ちょびっツ』。まだまだ先の見えない展開だけれども、『可愛らしさ無敵』のキャッチコピーは、伊達じゃぁなさそうですね。
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