tomaさんのレビュー一覧
投稿者:toma
| 3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
捩れ屋敷の利鈍 森ミステリィの極致驚倒の密室
2002/01/22 20:28
総袋とじで期待
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
本を手にとってまず驚いたのが、中身が全部袋とじになっていて、それをやぶらないと1ページも読めないこと。「密室本」というふれこみで、いやがおうでも期待はあおられます。ひさびさに萌絵ちゃんの推理が読めて、ファンとしては嬉しいです。密室のトリックそのものより、ねじれ屋敷という建築に興味をひかれました。建築学専攻の萌絵ちゃんがいかにも好きそうな建物にくわえて、もうひとつ、どう見ても入り口のない密室が用意されています。保呂草も本業で現われて、萌絵ちゃんと知恵くらべをします。森ファンには贅沢な趣向がこらされた一冊です。
そして二人だけになった 摂理の深遠森ミステリィ
2001/12/25 21:15
禁じ手すれすれ?不思議なミステリー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ノンシリーズということで、キャラクターの魅力に頼らず、ミステリーとしての出来具合いだけで勝負する作品でした。海底で地上といっさい接触を断たれた密室に、六人がとじこめられ、そして二人だけになった、という、クリスティばりの連続殺人ものです。切迫した状況と、主役ふたりのそれぞれの特殊な事情がからみあい、最後まで心地よい緊張感にひたりながら、一気に読めました。が、解決でびっくり。こんなすごいラストを、見破ることのできる人がいるんでしょうか。フェアな本格を期待した人は腰をぬかすかもしれませんが、おもしろかったです。
六人の超音波科学者 森ミステリィ凛然たる論理
2001/12/05 20:36
シリーズ未読だとつらいかも
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
前シリーズとの雰囲気のギャップに、こちらは1作目を読んだだけでとまっていたので、ほとんど初めて読むのとかわりない状態でとっかかりました。やはりシリーズものというだけあって、出だしのレギュラー陣の会話や、読者が人物関係を把握しているという前提のもとでのエピソードには、未読ではつらいかも、と思いましたが、それはそれで、シリーズの前の本にさかのぼって読んでみよう、という興味をひくことも事実です。実はわたしも好奇心が。一冊読み終わったあとは、登場人物たちのファンになっていました。おもしろかったです。
| 3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
