ジョージさんのレビュー一覧
投稿者:ジョージ
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はくちょう
2004/03/13 08:51
愛するときに
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春になって白鳥は遠い北国へ群れをなして飛んで行った。
ところが一羽だけ池に取り残された。傷ついた白鳥を「池」が温かく見守った。
やがて、傷の癒えた白鳥は一羽だけで旅発つときが来た。「池」は想った。
白鳥との別れ、一羽だけで遠い北国へ旅する白鳥のことを。切ない思いが、その時「池」を白鳥に変えてしまったのだった! 画家は、この瞬間をすばらしい表現力で“絵”に現してくれた。
子どもたちにこの絵本を出会わせてあげたい! 私は街の書店でお話会のプログラムにこの一冊を加えた。
生きる力をさがす旅 子ども世界の文化人類学
2002/02/19 19:52
生きる力
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著者の波平恵美子氏は「文化人類学」の研究分野で活躍されている女性です。「文化人類学」という学問で調査をした農村や漁村や山村のお話を通して『生きる力』を考えさせてくれます。
漢字には全てルビが振ってあり、小学校三年生から中学校三年生までの子どもが興味を持ってくれそうな材料で書かれています。学問の中で培われた成果が分かり易くお話として書かれています。“援助交際”については、このように書いています。
人は、自分以外の人との関係を、赤ちゃんの時のお母さんの身体の触れ合いをスタートとして学び始めます/さまざまな触れ合いの中で、人は自分を確かめています。
なかでも性行為をとおした関係は、昔も今も人間関係の中でも特別に大切な関係として考えられています。
お金のやりとりのたびに、まったく知らぬ人と安易に性行為をくり返すことは、そんなふうにして長い間確かめながら作り上げてきた、自分自身を壊してしまうことになります。
自分がわからなくなり、自分と親しい人との関係がぼんやりして、やがて自分自身さえぼんやりした、よくわからない存在となってしまうのです。「援助交際」と呼ばれる売春は、底なし沼のような恐ろしさをもっているのです/と。
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