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citarnさんのレビュー一覧

投稿者:citarn

20 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本ビールと古本のプラハ

2001/06/21 11:40

本とはどうあるべきか、まで考えさせてくれる本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「プラハのガイドブック代わりに。」と思って読むと奥深い本であるので、あてが外れる。じっくりと読めば読むほど、また、プラハの街やプラハに関連する作家、などに精通すればするほど、おもしろさが湧き出てくる本である。そして、プラハの古本屋とのやり取りを通じて、「本の文化とはどういったものか」ということがわかってくる。短いエッセイを一冊にまとめたものであるが、各文を貫くしっかりとした縦糸(例えば、作家フラバルとの交流)があるので、読了の満足感がある。
 本好きの著者のための表紙だけあって、表紙の絵も極めてしゃれている。

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紙の本あいうえおの本

2002/01/17 10:31

親子で楽しく読めるあいうえおの本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 あいうえおの字を教えるためのあいうえおの本というのは、いろいろ出ているが、この本は、左のページに字があって、右ページがそれに対応した絵という正統で普通の構成ながら安野光雅作だけあって、異色。第一にあいうえおの字が木製立体模型を描写した感じの絵、それも木目などだまし絵風となっている(書き順とかめちゃくちゃな子供に書く順番があることを教えるのにいいかもしれない)。そして、それに対応する右ページの絵も、安野光雅タッチとともに、だまし絵なんかも加わって、楽しいものとなっている。その字で始まる絵も一つだけでなかったり(例えば“い”のところの絵は、高山の民家風の風景画が描かれていて、“家”以外に、犬と井戸がさりげなく描き加えられている)、今では見かけない物品(練炭、けん玉、回り灯ろうなどなど)もでてくるので、子供と絵の示しているものを当てながら読むと、難易いろいろで、楽しいゲームになる。

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紙の本結婚式のおきゃくさま

2002/02/01 11:50

『眠りの精ってどんな人なのかな?』と子供と一緒に探し当てるのはなかなか楽しめる。

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 この作者の『ドラゴン』の絵が気に入って、どういう本かわからないが試しに購入してみた。
 ドラゴン同様の期待を裏切らない幻想的な絵である。1ページに一人描かれているのだが、みんななんか1)へんてこな乗り物にのっかって、2)手には風変わりなものをもって、3)帽子も奇妙な面白いもので、4)顔は、それぞれユニークで奥深い表情。これらの1〜4)の部分がそれぞれ置き換われるようにページが4つに分かれている。これらを組み合わせてみると8000通りの人物ができるということらしい。最後のページにスペシャルゲストの記述があって、その記述にあうようにページを組み合わせていくと、スペシャルゲストがどんな人なのか絵となってわかる形となっている(組み合わせの正解は、裏表紙にのっている)。『眠りの精ってどんな人なのかな?』と子供と一緒に探し当てるのはなかなか楽しめる。幼児向きとの表示だが、この記述は、漢字まじりなので、親が読んであげなくてはならない。逆に、この漢字が読めるくらいの小学生でも十分に楽しめる面白い絵本である。

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紙の本星空キャンプ

2002/01/17 16:59

『ようこそ森へ』と二冊セットがおすすめ

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 同じ作者による最近出版された『ようこそ森へ』と主題は、同じである。しかし、『ようこそ森へ』がカケスを語り手としているために絵の視点は、上空から下という形となっているが、この本は、小さな女の子が語り手で、視点は子供の視線である。いずれも甲乙つけがたいが、視点の違いにより、二冊を一緒に見ると、よい立体的に雄大に大自然の描写が感じられる。キャンプへの準備に、キャンプの思い出の反芻に最適。

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紙の本ミツビシトンボ

2002/01/17 16:47

『さて、夏になったら、また、トンボとらなきゃ』って気にさせられる

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 子供と虫とりをするのに、トンボは、格好の相手。なんといっても、手ひとつで技術さえあれば捕まえられるのは、『パパとってよ』とせがまれたときに困らない。それに、しばし遊んでも離せば元気に飛んで行ってくれる(遊び方をきちんと教えた場合だけど)。そんなとんぼ採りに興じる親子にこの絵本は、よかった。初歩のとんぼ採りの方法が最初にきちんと描かれているし、夢の大きなとんぼ(ミツビシトンボ)なんてのを『どうやったら捕れるかなあ』なんていろいろと考えている段もわくわくさせられる。

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紙の本ろくろっくび

2002/01/17 16:32

ほのぼのとした、ろくろっくび

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 貼り絵を基本とした柔らかいタッチの絵だから、いくらろくろっくびの首がず〜んとのびても怖いどころかユーモラスで笑ってしまう。だから、それにびっくりする『かみなり鬼』とか『みこし入道』とかにも、思わず笑ってしまう。「こんなろくろっくびの女の子が隣にいたらおもしろいなあ」なんて、ほのぼのとした気分にさせる絵本。

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字が読めるようになったら、まずはこの一冊

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 通常のあいうえおの本のように、一字に対応する絵を添える形態(例えば、「あ」なら赤いりんごの絵とあかいりんごってかいてある)ではなく、例えば あいうえおの見開きページであれば、あ、い、う、え、お、で、それぞれ始まる(もしくは含む)句で文章を構成したものに、絵を添える形である。だから、通常のあいうえおの本にありがちな断片的な絵、文ではなく、きちんとした風情のある文章に絵が伴うちゃんとした絵本にしあがっている。子供の好きなお化けが題材なので、少々字を読むのが大変な字を覚えはじめたばかりの子供でも、がんばって読む。普通のあいうえお本であいうえおを読めるようになった子供に文章を読ませる練習として次に与えるのによいかと思う。おばけの絵は、この作者の常として怖くなく微笑ましい、子供に適度なものである。

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おばけで数え唄の絵本を作るとは、面白い

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 せなけいこ絵の微笑ましいお化け達が数え唄と共に次々と登場。
 ひとだま、から始ってちょうちんおばけまで、ページをめくるたびに、ひとつづつ数を増やして登場するのは、数え唄の絵本の基本なのだが、おばけでこれをやると、こんなに面白い絵本となるんだなあと感心。数え唄なので、文の調子もよいし、ユーモラスで怖くないお化けだから怖がりの子供でも、寝る前に読んであげられます。

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アッシジの壁画を十分に堪能できる本

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 大判の鮮明なカラー写真がふんだんに掲載されており、その描かれている事柄への詳細な説明もあり、中世絵画を写真で楽しむ本としても秀逸であることは、もちろん、アッシジへ行く際にガイドとしても使える重宝な本である。大地震により破壊されてしまった天井画の被災直後の写真と修復された後の写真もあるので、あの大地震の大被害と共にその後の修復努力と成果がいかばかりのものであったかがよくわかり感動的ですらある。

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紙の本ゆうれいのたまご

2002/01/16 16:10

かわいい幽霊の話

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 なんかわからないけど拾った卵3つ。育ててみると、ひとつは雷の鬼、もう一つは、カッパ。そして、最後は、なんと幽霊。この卵からでてくる絵がなんかユーモラスでよい。最後の幽霊は、まったく正統的な幽霊(三角を頭につけた足のない白い着物の女の幽霊)なのだが、住み着く柳がないからと戻って泣きついてくる。小さな柳の盆栽を買ってやると、嬉しそうにしている…というなんともかわいらしくて楽しい話。正統的な幽霊が出てきながら怖くない絵本ということでも貴重。

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紙の本ばけものづかい

2002/01/16 16:05

こわくないお化けの本

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 切り絵を基本としたタッチの絵本で、絵がとても柔らかく優しい感じである。話は、落語にある『化け物使い』の話をダイジェストしたもの。人使いの荒いじいさんが、化け物がでるという家に越してきて、でてきた化け物(大入道、かさおばけ、ろくろっ首など)をこれ幸いと使いまくる。もともと怖くない話だし、絵も優しいので、“ちょっと怖いけど、お化けが見たい”怖がりの子供に最適。

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おねしょの経験を思い出す?

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 昔、おねしょをしたときって、なんか変な夢をみていたよなあって、読後思い出してしまいました。この絵本の話くらい変だったか、それとも、もっと変だったかなあ? なんて懐かしかったりして。ガイコツ用トイレとかコウモリ用トイレとか迷路トイレとか、まあへんちくりんなトイレが次々と登場。マンガっぽいイラストで、話のおもしろさとうまく調和しています。

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サービス満点の消防絵本

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 はしご消防車のせいのびくんが、いろいろな最新鋭の消防車に出会って自身喪失しかけていたけど、最後は、少年を助けたり、ホテル火災を消し止めたりの大活躍。わかりやすい話に、いろいろな消防車を登場させて、救援&消火活動と盛り沢山で、サービス満点の絵本。

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石の三兄弟がかわいい

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 大きいでかくん、中くらいのごろくん、小さなころちゃんの3つの石の兄弟の話。山の工事現場の爆破作業で生まれた石の3兄弟は、それぞれ、いろいろな働く自動車(ダンプ、シャベルカーなどなど)で運ばれ、それぞれの持ち場へと連れて行かれます。しかし、最後には、意外な再会が。微笑ましい話と子供の好きな働く自動車をうまく組み合わせた絵本。

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紙の本はろるどまほうのくにへ

2002/01/17 17:32

一本のクレヨンが導く不思議な魔法の世界

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 つなぎの白い服を着た赤ちゃんは、それだけで、かわいいなあと思うけど、はいはいしはじめ、歩きはじめの頃だから、親は目が離せないし、動けば、はらはらどきどきの連続。そんな風情の赤ちゃんが主人公のはろるど。だから、はろるどがクレヨン一本もって次々と不思議な世界にさまよい歩くこの絵本は、なんか一緒にはらはらどきどきしてしまいます。そんなどきどき感というのは、赤ちゃんが世の中とはじめてであう時の驚きの疑似体験に近いものかも。
 同じシリーズの『はろるどのふしぎなぼうけん』と共にビデオ化もされていて、映像でもこの不思議な世界が楽しめます(ヤマハ、世界絵本館)。

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