氏名ロゴスさんのレビュー一覧
投稿者:氏名ロゴス
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安住の地 1 (Big comics ikki)
2002/10/15 18:36
世界観に圧倒されっぱなし
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タイトルや登場人物から、『ビリーバーズ』の続編らしきストーリー。中近東、もしくは中央アジアの架空の国家という設定からは、『僕らはみんな生きている』からの雰囲気が漂い、エロシーンは昨今の短編群において繰り返されてきたカタチを踏襲しているようにみえる。山本作品の登場人物、特に主役の女の子は性格から髪型までほとんど同じだし、なにより作品を覆う作者の冷めたような・醒めたような視線は全作品に共通している。
にもかかわらず、冒頭のシーン、砂漠の谷間にまるで現代日本の都市近郊新興住宅地のような視界がひらけると、いっきに未知の世界に飛ばされてしまう。
そう、いつもそう。部分部分は使いまわされたものばかりなのに、その想像力、世界観はどこまでもオリジナルで、新しく、圧倒されっぱなしなんである。
取り替え子
2002/02/04 04:35
これは、わかりやすいです!
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うじうじ悩む気の小さい理屈っぽいおっさんが、遠回りしながらゆっくりとある確信にむかって這いずりよっていく。ある確信とはありふれた悲しみ・悔恨、すなわち理屈を突き抜けた実感としての『再生』への道すじ。あらゆる引用は選ばれた言葉であり、模型のごとく組み立てられていくものがたりは無機質で、でも、だからこそ深いところに響いてゆく。
だりや荘
2004/10/08 01:45
こわいよぅ…情念グルグル
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登場人物もストーリーも、どこか類型的というかメロドラマなかんじ。
そのぶん読みやすく、サクッと読みきれます。
なのに、なぜか、読後たいへんコワくなるんですよなぜでしょう?
「情念」というコトバがグルグルする読後感。
ヒップホップ・ジャパン
2004/06/06 00:18
筋金入りのロックンロールよね!
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向井秀徳のやっておるのは、ラップちうか念仏。念仏ロックよね。
他のふたりの音楽も、この本に書いてあるような世界観であるなら、それはロックよね。ロックンローラーよね!
というわけで、この本でヒップホップを知ろう!とか勉強しよう!とか思っても無駄。世間一般でヒップホップと呼ばれておる音楽は扱われてはおらん。
だがしかし、ヒップホップでもロックンロールでも踊り念仏でもなんでもよい。オノレのコトバを絶え間なく・執拗に伝え響かす人間が紹介されておるのは確か。
鋼のコトバと音楽に導かれること必至の、良いガイドブックになっております。
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