サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. 星野真美子さんのレビュー一覧

星野真美子さんのレビュー一覧

投稿者:星野真美子

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本東京タワー

2002/03/31 21:27

恋を何年も休んでいるあなたへ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 すでに結婚している人に聞いてみたいことがある。
「家庭をもってから、恋したことありますか?」と。
たいていの人は、「ない」と答えるかもしれない。
私も「ない」ととりあえずは答えておこう。

結婚後の恋は、誰にも知られてはいけない二人だけの秘密なのだ。このお話に登場する大学生、耕二と透は、性格が正反対なのに、2人とも、人妻と恋愛中。
耕二は、自分の思い通りに二十四時間を使える活発な男の子。勉強も、バイトも、恋もすべて完璧にこなす。頭のよい、かわいい同級生の彼女がいながらも、大好きなのは、年上の女、しかも人妻に限ると思っている。年上の女の精神的なかわいさ、無邪気さ、そしてその肉体のすばらしさを耕二は知り尽くしており「別れは、自分の方から」と決めている。
一方、透というのは、人妻とか、年上が好きなのではなく、たまたま恋に落ちてしまったのが、そいうひとだったのだ。二十四時間いつも、彼女の事を思っている。彼女からの電話をひたすら待ち、相手と過ごした至福の時の満ち足りた想いを胸に毎日を送っている。彼女の好きな本を自分も読み、彼女の好きだという音楽は、すべて聴き、彼女と同化することが、愛であり、自分らしいことだと思っているのである。
 ある程度、人生の半分ぐらい過ごしてきた私としては、耕二も透も、とても一生懸命で、ひたむきで、なぜかとてもいとおしく感じてしまいました。昔、誰でもが一度は経験したことがある危うさそして、せつなさ、すべてを投げ出してでもぶつかっていくような情熱・・・
 そして人妻である詩史のずるさとやさしさ、そして残酷さ、喜美子のストレート&パワフル&ヒステリックな気持ちも、ものすごくわかってしまう自分がこわい。
 でもこれだけはいえる。もしも、耕二的あるいは透的なひとが、私のことをまっすぐにみつめてくれたなら、たぶん、私も恋に落ちるだろうなあ・・・と。

とても「酔える」ストーリーをありがとうございました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示