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一寸法師さんのレビュー一覧

投稿者:一寸法師

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

紙の本人生と財産 私の財産告白

2004/09/01 08:40

財産形成の絶好の古典

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 丹念に積み上げていって財を成すを説いた絶好の古典といえる。
 第一に、収入の四分の一を天引き貯金すること。
 第二に、いくらか貯まったところで、巧みに投資に回すこと。
 第三に、ムリをしないで最善をつくし、辛抱強く時節の到来を待つこと。

 77頁で、現在の貨幣価値で76億円以上の資産を積みたいという青年が著者に相談を持ちかけて来る。このくだりが、私にとって最も面白かった。私も、この青年ほどではありませんが、芯となるものを作りましたので今後どうしたらよろしいでしょうか、と著者に相談したいのだが、著者は遠く昭和27年に逝去しており、本著を心に刻み漸進するほかはない。

 また随所にユーモアがある。

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紙の本

紙の本風が強く吹いている

2007/01/25 09:01

読んでみました

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

jiro 殿
さっそく買って読んでみました。
なかなか感動的でストレートな青春小説だった。
自分の高校時代を思い出すと
その走りのつらさと、暗い体育館と、カーブが急なトラックと、
勉強のつらさと、友人関係をうまくつくれないもどかしさと、
勉強時間が足りない焦燥感と
そしてほのかな懐かしさと
が思い出されます。
しかし最近やっとそのつらかった高校時代の意味合いがわかりはじめ
それはそれでよかったのだと思えるようになってきました。
そんな思いとはまた別にこの物語は良いものでありました。
ありがとうございました。
山田太郎
>
>
>
>年末から新年に欠けて、三浦しをん 作 「風が強く吹いている」(新潮社)を読ん
>だ。
>
>
>箱根駅伝が舞台の小説です。
>
>読んだ感想は、思わず、街中を走りたくなる、といった感じです。
>
>陸上非経験者に対してさえ、是非、読んでみたらどうか、と勧めたくなる一冊です。
>
>陸上経験者に対しては、なおさら勧めてみたくなる一冊なので、兄貴にメールを書い
>てみました。
>
>中長距離陸上選手の育成に関しても、いろいろ取材したのだろうな、と思える点も
>あった。
>
>
>山田次郎
>
>
>
>

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紙の本

事業経営のヒント

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ファーストリテイリングの柳井氏の解説つきで、事業経営のヒントを、著者の経験した現場から提示してくれている。

 現場主義は世情よく耳にするが、現場主義についてこの本から何かを「気づく」人も多いだろうと思われる。
 たとえば、(1)ヨーロッパからの質問や要求に対して、私がニューヨークにいてくだす決定は、仮に私がヨーロッパにいたとした場合とは違うものになることがしばしばある(p.49)としている点。
(2)事実を客観的に知ることを強調し、事実には表面的な事実、仮想的事実、報告された事実、希望的事実がある(p.108)とし、また、事実は権威である(p.298)としている点。
(3)正確度に対する時間の逆比の法則があるとして、低い地位にあればあるほど、自分の行動の拠りどころとなる事実を確かめるのに多くの時間をかけることができるにもかかわらず、なかなかそうしない。地位が高まり、大きな責任を託されるようになればなるほど、事実をゆっくりチェックしている時間がなくなるにもかかわらず、そうすることはますます重要になる(p.131)としている点などである。

 問題解決については、たとえば、ある問題を解決するのに22通りの方法を試み、それでもまだ成功しなかったら23番目の方法を試みなくてはならない。「必要なら私は会社で徹夜でもしよう。しかしこの問題は必ず解決してみせるぞ」という態度でいなくてはならない(p.120)として、著者の熱情が分かる。

 トップ像として、この著者をトップに頂く社員たちは幸せであっただろうと思う。なぜなら、「私に固有のリーダーシップの感覚の傾向として、それをなし遂げる最善のやり方として選んだのは、ほかの人びとと一緒にボートに飛び乗り、オールをつかんで漕ぎ始めることだった」(p.143)とし、また、ボートを漕がない人間を解雇するというリーダーの厳しい役割について定見があり、さらにまた「良い人間が窮地に陥っている時(最優秀の人間にも、そういうことは起こる)できる限りその人物を支え、助けてやるのはリーダーの責任である」(p.154)としているからである。

 収益改善については、まず足元の収益を改善せよと訴えている。すなわち、最初の四半期に目標を達成できなかったら、けっして年間の目標を達成することはできない。まずとにかく最初の四半期に予定された収益目標を達成するのだとした上で、本を読む時は初めから終わりへと読む。事業の経営はそれとは逆だ。終わりから初めてそのボトムラインに到達するためになさねばならぬあらゆることをするのだ(pp.50-51)としている。
 そして柳井氏は、ユニクロのロンドンでの失敗の原因は、「3年で50店舗」という言葉が一人歩きし、まず一店舗から儲けを出すことを基本に、儲かる仕組みを徐々に拡大するという基本を怠ったことにある(p.312)と解説している。

 セールス・テクニックについては、セールス本を1冊紹介した後、この本よりはるかに大きな影響を私に与えたのは、セールスについてのもう1冊の本だった。というのは、それはセールスを超えたビジネス一般の領域で私を導いてくれたからだ(中略)良いセールスマンであるためには、何よりもまず、良い人間でなくてはならない。良いセールスマンの条件は身なりでも、売りこみ口上でもない。それは顧客の信頼を勝ち取るに足る人間性そのものである。セールスマンとして成功するには、肉体も頭脳も精神も清潔そのものでなくてはならない。正直で率直でなくてはならない(p.65)とビジネスの真髄を紹介している。

 書籍の安価のわりにヒント満載である。難点を言えば、活字のせいか、文体や訳文、文章量のせいか判然としないが、少し読みづらさを感じた。その難点が、成功への壁かもしれない。

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紙の本

紙の本サーファー・ショーンの教え

2004/08/17 13:10

フラッシュバック

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 よい本である。私はゆっくりと読んで、自分の過去がフラッシュバックされた。それで、夏休みに故郷の中学校のグランドに行ってみたりした。過去は美しく映り、その懐かしさに感涙にむせぶこともあるだろうが、しかし、いま眼の前に居る人が大切なのであり、日々の生活を大切にしたいと思った。
 あと、飛躍するかもしれないが、日本の禅は意識的に「悟り」を開こうとするが、ある種の自然な追求はそれを獲得させるかもしれないと思った。つまり、サーフィンを追求することによって、波を追い求めることによって著者はある種の「悟り」に達しているのではないか。

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