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REVさんのレビュー一覧

投稿者:REV

15 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本パーキンソンの法則

2001/09/07 11:30

改革?何を寝言をいってるんだね、小泉くん。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書は、人間行動について書いたものである。

 有名なもので「役人の数はなすべき仕事の軽重、時には有無にかかわらず、一定の割合で増加する」などを初めとする様々な人間行動の考察に満ちている。

 20年前で人間、それもイギリスの人が書いた本が、2001年の日本に綺麗にあてはまってしまうのは、ここ20年で表面的なことしか変わってこなかったのだ、と同時に人間行動の動機付けたる社会の制度の強固さたる所以だろうか。

 本書の背表紙には「本書の内容は、それを知るものが少なければ少ないほど、読者の高い価値をもたらす」とある。今、20年前の本書を読む人を知らない。つまり、これは、今が買い、ということである。
 でも、もしたくさん読まれてしまったら、価値が下がってしまうのも悩みの種である。

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紙の本勝てば官軍 成功の法則

2001/09/07 10:55

価値観の捨て方

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 藤田田(デンと発音して下さい)の本である。

 もちろん、秀作。経営の話をしているから? それもある、けどまだ足りない。この本では政治、文化、宗教について書いている部分が結構ある。あなたが教養としてそれらを知っていたら、時候の挨拶代わりにはなるだろう。

 でも、藤田田(デンと発音して下さい)はそんなことを言っているのではない。相手あってなんぼ、その相手の価値観を知らないと商売にならない、と言っているのだ。その価値観は、世界各地、さまざまな時代に渡っている。そして、価値観について自覚的である、藤田田(デンと発音して下さい)は今も時代に追いついている。

 人は、いったん身に付けた価値観を捨てることはしない。自分を否定した気になるからだ。でも、価値観は一人で凝り固まっていてもどうしようもない。自分が活かせるかどうかは、お客様、相手、社会、要は自分でないものがあって成り立つものなのだ。そんなすばらしいことを惜しげもなく、そして様々な形で、藤田田(デンと発音して下さい)は書いている。

 経営の本には流行り廃りがあり、5年前と言ったら、まったく役に立たなくなってしまう。しかし、この本は、今読んでも、そして30年後に読んでも、色あせることなく、そして読んだ人のずっとつけていて汚れてしまった価値観を磨きなおすきっかけをくれるだろう。

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誰が誰をカモるのか

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書はアメリカの大手証券会社(投資銀行)の一社員の視点から書いたその会社での体験を書いたもの。

 内容としては、エマージングマーケット(あまり注目されていなかった南米などの金融市場)が盛り上がってきたのにあわせて採用された著者が、金融工学の名を借りたギャンブルを目の当たりにしつつ、やがてマーケットの盛り下がりとともに会社を去る、という過程が書かれたもの。同じ構図のものとして、「さよならメリルリンチ」などもある。

 教訓をあげるなら、よく分からないものに手を出すな、というものだろうか。それは、デリバティブを買って大損した客にも、結局去らざる得なかった著者にも見て取れる。

 あの頃、金融工学とその商品としてのデリバティブはできたばかりのもので、知ってる人は知らない人からカモることができた。しかし、今はある程度の金融工学に対する知識、そして教訓をもっている人がマーケットにいて、そう簡単にカモられる人はいない。
 でも、知ってる人が知らない人をカモる、という構図は世界に満ち溢れ、また今日もあらたら形を変えた「デリバティブ」が生まれているだろう。そして、そんな世界では自らルールをつくり、知ってる人にならなければ、知らないでカモられる人の仲間入りをするしかないだろう。

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企業と軍隊の違い

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 著者はもとは将補という自衛隊でもそこそこ偉い位の人で、その人が書いたものが本書である。

 企業に比べると、軍は、人間に拠るところが大きな活動で共通しているが、異なるのは、とんでもなく生産的でない活動であることだ。だって、人が育つためにはお金がかかる、つまり投資するわけだが、それが銃弾ひとつで、人が死んでしまう、つまり投資分が消え去ってしまうのだ。そして、用いるテクノロジーなどその他の違いなどは生産的でない活動を補うものにすぎない。

 静かな文面の中に、この違いがまざまざと描かれている。

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紙の本中村天風のすべて

2001/09/07 10:28

すごい人がいた、らしい

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 中村天風、という人についての本である。内容としては、中村天風という人についての紹介、とあとは各界の著名人が彼について語っている。

 中村天風って人はなんかすごいらしい、でも単なる「ポジティブ思考」なだけじゃん。各界の著名人が語る、って言っても、一言二言なんか言われただけだったり、下手したら見ただけだったりする。なんだろう? トンデモ?

 しかし、そうではない。中村天風は本物なのだ。でなければ、いったい誰が自分とほとんど会ったことのない人からこんなに熱い、思いのこもった言葉を言わせることができるのだろうか。また、中村天風を撮った写真もあるが、すごい。自然と動物が寄ってくる、などという写真もある。

 一見、言葉だけを見てしまうと、そこらの路上詩人と変わらないかもしれない。でも、言葉の間から漂ってくる思い、は普通ではない。

 すごい人は、いたのだ。

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これでは試験は受けられないけど

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 題名のとおり、調理師試験の本。

 調理師試験に関係する事柄をイラストを入れて、分かりやすく解説をしている。しかし、このシリーズの特徴のだが、分かりやすくていいのだが、肝心の試験には内容が足りないのだ。

 ということで、一番お勧めなのが、調理師試験ってなんだろう、を全体的にみてみたい人。次にお勧めなのが、普通の人。意外と調理に対して知ってることが少ないな、って知らされます。

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知性がない人のために

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書は、著者の東大入学式などでの講演の原稿集です。

 なんで著者はこんな言い回しをするのだろう、なんでここまで迷ってるのだろう、それを読んでみましょう。
 そして、著者の映画の本も読んでみましょう。
 映画も見てみましょう。
 そうしたら、またこの本を読んでみてください。
 すると、また様々なことをしてみたくなります。

 僕みたいな「知性のない人」はこうやって、くるくるまわってみると楽しいのでしょう。

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あなたの使命は、なんですか?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 あなたがもし「手段はどうでもいいから、埼玉にある全ての図書館の本を、北海道に運んで、新しい図書館を3つつくってくれ。2週間ね」などと言われたら、どうするだろう。他の誰かが考えてくれて、その指示で行動するのではなく、あなたが考えて、指示を与えなければいけないとしたら。
 困る、などと言わないで、根気よく10分くらい考えたとしも、「2週間じゃきつい」「埼玉の全部の図書館、って分かんないよ」「図書カードとかも作らないといけないの?」と泣き言を言ってしまうだろう。

 本書は、湾岸戦争のときに、「アメリカ軍(多国籍軍)が戦争に必要とする資材を地球の裏側の砂漠のなかに持っていって、用事がすんだら、持って返ってきて」などというすごい役を仰せつかった軍人の話である。

 埼玉のそれも図書館の本を北海道に持っていくだけでも、泣きそうなのにどうしたらそんなことができるのだろう。すげー、と思うかもしれない。でも、本書を読むと、できるかもしれない、と思うかもしれない。なぜなら、使命を果たすため、考え、そして実現させればいいからだ。

 自分がなすべき使命を実現させるために、考えることができれば、成功するかどうか分からない、でも前に進む事ができる。

 あなたの使命は、何ですか?

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紙の本処生術

2001/09/07 11:52

きちんとした人

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 テリー伊藤とテレビに出ていたりする著者が、生きる、ということについて書いた本である。

 観点は、日々の暮らしを見つめなおすこと。そう書いてしまうと、することがない人が身の回りのことについて、だらだら書き連ねる、という形式も多くあるが、すぐれたビジネスマンである著者は、そんな暮らしの状況を見つめなおし、どうしたらいいか、と考える。そして、考えた事を実践していっている、この本でも、今でも。

 この本を通じて、著者の人柄がよく伝わってくる。きちんとした人だ。普通にちゃんと仕事をして、そのなかで感じたことを、地道に解決していく、というタイプだ。流行に追随したり、騒ぎ立てたりするだけで、自分では何もしない人たちもいる。自分で何を言っているのかもよく分かっていない人たちだ。
 テレビにでているからなどと勘違いをしないでほしいけど、そうではない、きちんとした、分かっている人なのだ。

 自分の周りを見渡してみたくなるかもしれない。

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紙の本稲盛和夫の実学 経営と会計

2001/09/06 15:25

京セラ創業者からの経営のための会計

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 本書は、京セラ創業者である稲盛和夫が「会計」について書いた本である。

 世に「会計」という言葉を冠した本はたくさんあるが、多くは簿記の説明から始まるものや分析のためのもので、「会計」というものは既成のもの、完成されたものととらえ、著者の知識をだしているだけのものである。

 しかし、この本では、技術を専門にしてきた著者が事業を進めるにあったって、「会計」というものに触れるなかで、「会計」を既成のもの、完成されたものとしてとらえるのではなく、なぜあるのだろう、事業のどういかせるのだろう、正しいあり方はどうなのだろう、とゼロベースから考えていったものを示している。
 例えば、そのなかでうまれたのが、京セラの経営の特徴といえるアメーバ経営をささえる時間当り採算制度であったりする。

 この本は、経営に関わる人に大きな示唆を与えてくれると同時に、著者の世の中の既成のものを本質から見直す姿勢が「会計」というものを通じて読み取れると思う。

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5年前の本で「未来」と言われましても…

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 経営の流行単語の有効期限、遅れたときに使ったら体に悪い分だけ、賞味期限の方が正しいかもしれない、はとても短い。3年もったら上出来で、過去の物はなかったことにされる。SISとかCIOとか今言っていたら、やばい人ですね。

 本書は、そんな分野の本。今、これをネタ本に話をしても、やばい。

 と、思われるかもしれない。
 でも、この5年前の本に書いてあることでも、ちゃんと実現しているのだろうか。やばい単語に挙げたSISなどにしてもそうだ。いまだに、経営と情報システムがうまくいかない、CIOはいるかいらないか、のようなことが話題になっている。表面的な単語は変わっても、経営の問題はあまり解決してない、ってことだったりする。

 おまけに、ハーバード・ビジネス・レビューなんて、経営コンサルタントや学者さんがセールスの材料にするための新しいコンセプトを発表するだけの場所だから、流行ものがありがたがられるってだけで、みんな表面をかじるだけで、よく読んでなんかいやしない。

 5年前の本書を読んみれば、これは活かせるな、という内容に満ちてるだろう。そして、それをあなたが使えばいい。どうせ他の人はよく分かってないものを流行だからと追いかけているだけなんだから。

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こいつは役に立つか?

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 本書はアメリカの陪審員に関するコンサルタント、要は依頼人に有利な陪審員を選ぶという仕事をしている人、が書いた人の見方についての本である。

 その仕事のなかで、著者が使っている人の見方のポイントについて書いている。

 ニューロンの集まりに過ぎない人間について、人間の本質とはという議論を昔の人は延々としてきた。

 でも、そんな本質なんてないんだから、こいつは自分の役に立つか立たないか、そんだけの観点で人を見てみること、その徹底さにおいて、これほどいいものはない、と言える。

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紙の本思想家志願

2001/09/07 09:41

って、食べれるの

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 本書は、当時あった社会的な事件・事象について、著者の観点から語っているものです。例えば、オウムや自衛隊派遣など。

 これらの事件の中で、知識人と呼ばれる人たちのどうしようもなさとかが見えたり、見えなかったりした。

 思想をよく知っている、知識のある人たちが、どうしようもないことをいう。よく考えれば、困った事である。思想を知っていてもどうしようもないってことだから。

 それに対して、著者は、それは思想・知が広い社会に行き渡らないで、仲間内・蛸壺のなかだけで流通しているから、そんなことになったんだ、と言っている面もある。

 思想・知識・教養があれば、無い人よりも世の中の事を分かっている人間である、と考えてしまうかもしれないが、そうではない。

 思想は、社会の役に立つ、もっと丁寧に書くと、社会の合理性・仕組みではどうしようもないときに、人に力を与え、なにかに動かすことができるかもしれないから、可能性があるのだ。

 全編にわたり、そのような知のあり方を示してくれるものが本書である。

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マイクロソフトには誰がいるのか

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 本書は、マイクロソフトのNT開発についてのものである。

 マイクロソフトでの新たなソフト開発にかける人たちを描いている。ある意味この世界でのスターといえる彼らの、大きなプレッシャーのなかで見せる人間くささは、面白さすらある。

 では、面白だけか、というとそうでは全く無くて、大規模プロジェクトとはどのようなものなのかを丹念に描いている本書からえることのできるものは大きいだろう。

 ITは終わったなどとマスコミは騒いでいるが、このNTをつくった人たちのはてしのない開発に向ける情熱を、新たにIT業界で働く人、そしてもしかして情熱を見失ってしまったかも知れない人に、感じてほしい。

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紙の本コピーライター入門

2001/09/06 15:20

言葉に力を!

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 本書は、コピーライター入門ということで、広告におけるコピーについてのさわりを書いたものである。

 コピーといえば、イメージとしては、「よく分からない珍奇な」言葉をもっともらしく並べれば、コピーである、ととられるかもしれない。しかし、コピーはそんな「よく分からない珍奇な」言葉をどのように書くのか、ではない。

 何を書くか。それがコピーなのである。

 心に届く、ありきたりではない「何か」を見つけること。そして、その「何か」をとどけるのは、写真かもしれないし、映像かもしれない。ただ、とどけようとする時に、言葉をつかうとき、それがコピーと呼ばれるのである。その「何か」を書いてしまったら、たまたま「よく分からない珍奇な」になってしまっただけなのだ。

 近年コピーの影が薄い。「何か」を表現する力が、他のものの方が強いと思われているからかもしれない。しかし、わたしは言葉を通じて、ものを考え、感じることができるのは素晴らしいと思う。

 この本を読んで、言葉の力を見つめなおす時間が創れますように。

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