LastThingsさんのレビュー一覧
投稿者:LastThings
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紙の本マンデルの経済学入門
2002/02/14 15:37
経済学を身近に感じさせる良書。
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人間の行動を経済学の切り口で見ると、また新たな発見がある。本書は、そのことを身近な例でもって教えてくれる。一読すれば「比較優位」「限界効用逓減」「価格効果」などの経済学の基本が自然と頭に入ってくるので、他の入門書を読むための準備にも向いていると思う。
星を一つ減らしたのは、固定為替相場制を前提とする時代背景のため。ただし、それを除けば、まったく古さは感じない。
紙の本小説の技巧
2002/02/13 19:13
小説の「思考」
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
小説を、よりおもしろく読むための本。
作家であり大学教授でもある著者が、小説を様々な観点から読み解く。元は新聞の連載ということもあって、一般読者に向けて書かれたその文章は極めて明晰で、特に予備知識も必要としない。
著者自身の作品について言及している部分もあり、作家が小説に「技巧」をしのばせるときの「思考」を、リアルな形で見ることができる。文句なしにおもしろい。
2002/02/13 18:19
継続は力なり…。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
コンセプトを簡潔に示した魅力的なタイトルで、思わずページをめくりたくなる。
前半部分は基本的な文法の解説で、初級者とっては役に立つはず。ただ、中級者以上には、やや物足りないのでは?
後半が本書のメインと言える部分で、日記に役立つ表現をシチュエーションごとにまとめている。これは、ある程度英語力のある人にとっても、「こういう時、どう書けば…?」という疑問に答えてくれる内容になっていると思う。
英語で日記を書く、つまり継続的に英語で思考する機会を持つことが、英語力のアップにつながる、というコンセプトは、誰もが納得するところだろう。あとはその継続を実践できるかどうか…。
本書は、そんな「継続」に自信のある人にお薦めします。
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