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Uranoさんのレビュー一覧

投稿者:Urano

4 件中 1 件~ 4 件を表示

知的好奇心と空腹感をあおる1冊

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昼食会や晩餐会が開かれるたびに、ブリーフィング用のメニューが配布されるという、フランス大統領府。そのメニューに着目し、招いた賓客に応じて巧みにアレンジされるレシピを読み解いた秀逸な1冊。
同時に、食の国フランスを演出する裏方への取材も交え、芸術と文化の国フランスの外交政策についても興味深いエピソードが語られている。
戦前から第二次世界大戦、そして戦後と、フランスが位置した微妙な立場と役割を横軸に、ワクワクしながら知的好奇心が満たされていく著書。微に入り細にわたったメニューとレシピ、ワインリストが空腹時には注意が必要。

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日本経済空白の10年を読む

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読売新聞連載記事の文庫化。出版にあたって綿密な検証がなされていて読みごたえがある。
山一證券について知らなくても、記者会見で「社員は悪くありません! 悪いのは私らなんですッ!」と号泣しながら叫んだ社長の姿を記憶している人は多いだろう。かつて日本を代表する大手証券会社だった山一が、破綻への道をひた走った記録が関係者の証言、破綻までのエピソードの積み重ねであますところなく描き出されている。
バブル経済前後に本業以外での利殖をもちかけた金融業界と、損失補填に応じるしかなかった日本の悪しき習慣。会社のため、社会のために尽くした大半の社員たちのやりきれない思いが伝わってくる必読の書。

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紙の本食う寝る坐る永平寺修行記

2001/10/10 18:34

自分に厳しく生きようとする人へ

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数ある寺院の中でも、特に修行が厳しいことで知られる永平寺での1年間の記録。単行本発刊時にも注目していたが、文庫化で手にとりやすくなったことを評価したい。
まさに「修行記」で、門前にたたずんでから修行を終えてふたたび門を後にするまでが詳述されている。ともに修行する仲間の大半は同じ宗派の跡取りか婿。先輩僧侶たちの理不尽な扱いと現代では考えられない質素さ、簡素さが、普通に働いて食い、寝て、生活している我々に突きつけるものは重苦しく不快だ。が、きちんと過去の資料にあたって文献的な裏づけも十分なこの1冊は、読み進むうちに清々しささえ感じさせる。
“刺激”に飽きたら、読んでみるだけでも修行の一端に触れられる貴重な1冊。

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紙の本ホロヴィッツの夕べ 新装版

2001/10/10 18:27

真のヴィルトォーソが生きた“孤独な”晩年

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まず、表紙のイラストが秀逸。20世紀最大のピアニスト=ホロヴィッツを知らない人は、年老いた和尚か老人にしか見えないだろう。が、どこかユーモラスで滑稽。
まさにユーモラスで滑稽なホロヴィッツの晩年が丁寧に描かれている。著者は、名門ジュリアード音楽院で教鞭をとるかたわら、演奏活動を行うピアニスト。クラシック専門のFM局でディレクターを務めたことが縁で、ホロヴィッツ夫妻と知り合う。
ほとんど引退状態にあったホロヴィッツが80年代に奇跡的なカムバックを果たし、世界中から賛否両論の批評を浴びる。50年代までの全盛期のまま生きているホロヴィッツ夫妻と、世論との狭間にいる著者の立場が浮き彫りにされている。
かつて偉大なピアニストがいたことを、そして今日もその遺産に耳を傾けることができることの凄さを、あらためて感じさせてくれる貴重な労作。

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