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はづきさんのレビュー一覧

投稿者:はづき

25 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本まろ、ん? 大摑源氏物語

2002/08/22 15:51

これで挫折しないで最後まで源氏物語がつかめる!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 今まで何度となく挫折してきた源氏物語の通読。最初のころの桐壺の話は何度も読んでいるので知っているのだが、最後のほうなんて全く知らない。どんなに分かりやすく現代語訳してあっても、やはり、長いものは長いのだ。
 そんな、誰もが挫折しかけた源氏物語の全部を1冊の本で分かりやすく楽しく見せてしまおうというのがこの本。表紙に書いてある栗のキャラクターがなんと光源氏(著者はこの本の中で光源氏のことを「まろ」と呼んでいる)。こんなかわいいキャラクターが登場して、全ページカラーでしかも、マンガで解説してしまっているからすごい。著者はこの本の構想から6年もかかってしまったというから、この本にどれだけの力を注いでいるかが伝わってくる。面白いので、読むのが遅い私でも1日で読んでしまった。
 どんな現代語訳を読んでも挫折してしまうあなたにとっておきの1冊です。これで挫折しないで最後まで源氏物語をつかむことができます。

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紙の本

紙の本肩ごしの恋人

2002/07/11 15:13

新しい形の友情!?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 直木賞を取った有名な本です。私は直木賞とかには興味なくて、ただ、唯川恵さんがものすごく好きなので、買ったのですが、本当に面白い本で、感動系の本ではなかったのにも関わらず、読み終わったときには目に涙がたまっていました。
 男をどこか信用できなくて、いつも結婚に踏み込めず、不倫など、絶対に結婚に踏み込むことがない相手との恋愛を楽しむ萌と、自分の美貌を駆使しどんな男も必ず自分のことが好きになると思っている自由奔放わがまま女のるり子、そして家出少年の崇。3人の奇妙な同居生活が始まる。それぞれに複雑な背景があって、特に、性格の悪いるり子と腐れ縁である萌の2人のコンビは最高。萌はるり子に自分の彼氏を取られ、るり子はその彼と結婚までしたくせに、萌が文句も言わないのを不満に思い、結婚まで辞めてしまおうと思う始末。そんなはちゃめちゃな二人だけど、お互いのこと本当に理解してくれるのはお互いだけなのだ。最後に3人がとった決着とは……。
 「こんな友情もあるのか!」と盲点をつかれた気がするでしょう。

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紙の本

精神病患者の「性」の問題と家族

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 私はこの本を読んで初めて「移送」というものがあることを知った。精神病患者が入院を拒否しているとき、この「移送」業者に依頼をして、強制的にではなく、説得によって患者を病院まで送り届けるというもの。著者はその「移送」という仕事を始めた最初の人なのであるが、この本でくり返し述べられていることは、精神的に煩っている人のほとんどは「性」の問題を抱えているということである。外面的には、裕福な家庭でエリート育ちの何ひとつ不自由のない生活を送っているように見える人でも、いざ、その家庭の内面に踏み込めば、抑圧された「性」が患者の心を病気にさせていることが分かる。
 画期的なアプローチで精神病に向かっていく著者に私は衝撃を受けた。精神病=危険とかそういった間違った認識を捨てて、「なぜ彼らはそうなった(病気になった)のか」という角度から患者を見て、また、その問題の突破口を家族に見い出しているという新しい考え方に驚かずにはいられないだろう。

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紙の本

紙の本愛より速く

2002/07/11 15:21

これが実話!?〜性に奔放に生きる女性〜

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 表紙が安野モモコだったので、思わず手にとってしまった本だけど、内容が驚くほど過激で、とても実際にあった話だとは思えなかったです。著者の斉藤綾子は一体何者なんだろうか? 水商売かと思えば、そうでもないらしい。だが、バイセクシャルで、SMやら乱交やらいろいろ楽しんでいる彼女は、誰よりも性に関して真剣に向き合っているのかもしれないと思った(性に奔放に生きるということは、ある意味、性に関して知り、向き合っていなければできないと言える。でも、病気にならないのかなあ…。ちょっと心配です)。
 「こんな人生を送っている人もいるんだなあ…」。そんな感じで軽く読める1冊だと思います。

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紙の本

それでこそ室井佑月!!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 よくやった!! 室井佑月!! あんたはそれでこそ室井だよ!! 私は室井佑月が大っ嫌いだったが、これを読んで初めて好きになれた気がする。
 見ての通り、この本は作者室井佑月の妊娠から出産、育児に入るまでのことが書いてある書き下ろし体験談みたいなものになっているのだが、好きな人の子どもを授かり、苦しみながらも出産をし、旦那似の息子を可愛い可愛いと育てるといった、まさに幸せの頂点へまっしぐら!! な本なのだが、やはり、室井!! それで終わりではなかった。あとがきも書き終わり、さあ、出版だ!! と思いきや、旦那の浮気が発覚!! そして離婚!! あとがきの後にさらにおまけのページが2〜3ページあって、そこに書かれている内容がまさに今までの内容は何だったのか!? と落胆させるほど衝撃的な内容だった。まさに不幸のどん底、地獄へのジェットコースターではないか。
 ちょっと応援したくもなってくる室井佑月のびっくりなエッセイ。

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紙の本

紙の本「ひとりの時間」を楽しむ本

2002/10/20 15:32

「ひとりの時間」を楽しめる女はかっこいい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 私は最近一人旅に憧れているのだが、この本を読んでいると、無性に一人旅に出たくなる。女の一人旅の必要性が分かってくる。人間には「ひとりになる時間」というものが必要なのだ。これは男性でも同じこと。「ひとりの時間」を味わうことは「孤独」を味わうことと似ている。たとえ旅に出なくても、ひとりでドライブに出かけたり、ひとりで映画館に行ったり、ひとりでカフェに行ったり。そういう時間がいかに大切であり、そして、自分の人生を有意義にしてくれるかがこの本から分かる。私は今までにひとりで映画館に行ったり、レストランに行ったりしたことがあるが、常に他人の目線が気になっていた。「寂しい女だって思われはしないか…」。だが、今は違う。堂々としていれば、心からひとりの時間を楽しめるのならば、女がひとりでそういうところにいるのはかっこいいことだと思う。
 ちょっと人間関係に疲れたとき、失恋して失意のうちにあるとき、この本を読んでみてはどうだろうか。意外と身近なところに「ひとりの時間」を楽しむ素材は転がっている。

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紙の本

紙の本あなたが欲しい

2002/07/27 13:37

まさに私が読みたかった本

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 唯川恵ファンの私はこの本を読み終わった瞬間、「これだよ!!求めていたのは!!」って思いました。まさに私が読みたかった本です。うん。実に面白い内容でした。
 主人公の理沙子は一流商社に勤める恋人がいて、結婚を考えるにしても申し分の無い相手だった。ところが、彼の親友を紹介された時にその確信は揺れ動くことになる。会った瞬間から何か心引かれるその人に、気持ちが揺れ動く理沙子。しかし、そんな気持ちを押さえるために彼女は自分の親友にその人を紹介してしまう。そしてその二人はひっついてしまうが…。嫉妬と愛欲の絡み合ったドロドロの四角関係の行く先は誰も知る由もなかった…。
 ああ、ここで全部語ってしまいたいのですが、あまりバラしてしまうと、つまらないので、ここらで黙っておかないとね。でも、この本を読み終えた時、本気で友情とは、愛とは、と、考え込んでしまいました。もし、自分が結婚間際に婚約者以外の人を熱烈に愛してしまったら…?それが自分の親友の彼氏だったら…?

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紙の本

紙の本海を抱く Bad kids

2002/07/27 13:34

リンクして2倍楽しめる本

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 私の大好きな村山由佳の小説です。だいぶ前に『BAD KIDS』という本が出たのですが、その本の内容とこの本の内容がリンクしているので、2倍に楽しめます。2つのサイドから物語を読むことができますヨ!ぜひ『BAD KIDS』のほうも読んでみてください。
 さて、『BAD KIDS 海を抱く』ですが、読んでて心が本当に広い海に抱かれているようで、ラストなんかジーンときました。物語はものすごい性欲を持っている女の子とひょうきん者のサーファーの男の子の罪な行為(本能をむき出しで絡み合うこと)と生きることを理解し、成長していく過程を描いたものですが、とにかくドキドキして面白いので、一気に読み上げてしまいました。エッチな描写が多いのに、それほどいやらしさを感じさせないのが村山由佳の魅力ですねえ!

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紙の本

ブラックすぎる大人の絵本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 こんな本があるなんて知らなかった…。売れているということも聞いたことがないし、誰かが読んだという話も聞いたことがない。私はたまたま、本屋をぶらついている時にこの本の背表紙を見つけた。(笑)…やけにブラックだ。手に取ってみるとメルヘンでかわいい表紙。ああ、なんだ。どこにでもあるかわいい絵本ね。そう思ってページをめくってみて、私は衝撃の世界へ引き込まれるのであった。

 この本には同じ世界で起こった2つの出来事が描かれています。1つめの話はあまりにもブラックで邪悪すぎるかわいい主人公たちが笑いを引き起こします。どのページもイラストが芸術作品に見えて、感動の連続です。2つめの話もまたブラックなのですが、真面目に悲しいお話です。最後にはショックで涙が出てきました。
 私は今まで、このようなショッキングな絵本に出会ったことがありませんでした。子どもが読んだら泣いてしまいそうなこの絵本。ブラックすぎる大人の絵本として、是非みなさんにも読んで頂きたいです。作者の多才ぶりにも要注目です。

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紙の本

紙の本姫君

2002/07/11 15:32

幸せの定義と死への恐怖

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 『MENU』『検温』『フィエスタ』『姫君』『シャンプー』の5作品が入った本。やはり山田詠美に共通して見られる幸せの定義と死への恐怖が感じられました。1ページ目からいきなり人が首を吊って死んでいるあたりが衝撃的であり、生きているものにより「生」を感じさせます。何で幸せの絶頂で人が死んでいったりするんでしょうかねえ。この本には特に共通して見られるような気がします。これからやり直そう、生まれ変わろう、生きて行こう、幸せだ、って思ってる矢先に死が訪れる。少し残酷な感じもするのに、幸せな気持ちも残していってくれる作品です。

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紙の本

紙の本スキ。

2002/07/11 15:25

恋する切ない気持ち、嬉しい気持がいっぱい

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 このシリーズの詩集で『サヨナラ。』というのも出ていますが、私は『サヨナラ。』のほうが好きだったりします。
 写真と詩がとっても素敵な詩集。恋をして切なく痛む心や、一緒にいて嬉しかったり悲しかったりする気持ち。そんな恋する女の子の気持ちが書かれています。ちょっとしたときに読むと、心が洗われるようで、いい気分転換になると思います。世の中に数ある詩集の中でもかなりセンスのある詩集だと思います。

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紙の本

紙の本史上最低元カレコンテスト

2002/06/29 00:29

恋愛書を読む前にこれを読め!

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世の中には、こんなにも最低の男たちが沢山いるのかと驚いた。年齢別に、数々の最低談が載っているのだが、若い最低男にはどんな行動が多くて、中年の最低男はどんなひどいことするか、ということがよく分かって面白い。読んでみて、最低元カレのキーワードになってくる言葉は大体「ヤリ逃げ」「浮気」「ケチ」「自己中」「変態」「ストーカー」だった。最低男はこれらの言葉が当てはまるのだ。
 この本は、他のどんな恋愛書よりも参考になる本ではないかと思った。きれいごとだけ言って、理想論を述べているんじゃなくて、実際にあった最低の出来事を吐いて忘れようとしている。彼女たちのこと、バカだなあって思いながらも、どこか自分の当てはめて考えてみてしまうはず。
 この本で、どんな男に注意したらいいのかよく分かったように思う。

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紙の本

紙の本オトコとオンナの深い穴

2002/03/27 02:20

表紙に尻込みしないで

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 本屋で見かけて思わずぎょっとしてしまった、この衝撃的な表紙。買うのがためらわれていつも買えずにいたけど、ついに購入した。
 しかし、読んでみると、表紙から想像していたものとは違ってかなり真面目でためになる本だった。テーマが「性」なのであるが、女性の知らない男性世界(風俗)がよく分かる本である。普段男性が風俗でどんなことをしているのか、また風俗にはどんな種類があって、どんな人が通っているのかなど、分かりやすくイラストで書かれている。
 一見男性が読むための本だと思われるが、女性に是非オススメしたい本だと思う(特に風俗の世界を知らない方に)。

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紙の本

紙の本恋する★からだ 恋愛上手になる100のレシピ

2002/07/11 15:27

ありきたりの恋愛相談に飽きたら…

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 整体学に基づいたお話がいっぱい。体から綺麗になっていい恋をしよう!! 本は先生と主人公男女2人の会話形式で進んでいく。章ごとに相談者が現われて、いろんな相談事を持ち込んできて、その相談についていろいろ会話しながら悩みを解決していく。中にはものすごく興味深いことも書かれていて、かなり楽しめる本です(特に、昔の人のHってどうやってるの!?っていう内容が面白かった(笑))。普通の恋愛相談の本とはちょっと違った角度(整体学)から書かれているので、ありきたりの恋愛相談にあきたあなたはこれを読んでみては!?

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紙の本

紙の本すべてがEになる

2002/07/11 15:19

理屈人間の面白日記

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 インターネット上で公開されていた、ミステリー作家・森博嗣の日記(エッセイ)を1年分まとめた本。 
 私は森博嗣の本を全く読んだことがない。それにも関わらず、この本を手に取ってしまったのは地元ネタがふんだんに使われていたからと、彼がものすごく理屈で考える理系人間だからである。この本を読んでいて、理屈はへ理屈なんだなあってつくづく思ってしまった。私が普段疑問に思わずに生活してきたことも、彼はものすごい勢いで突っ込みを入れて、「何故」「その定義は?」と疑問や理屈を掘り出してくる。目から鱗とはこのこと!? 今まで全然気付かなかったことに気付かされて、はっとさせられた。彼のあまりの理屈人間っぷりに、憤慨したり、呆れたりもしたけど、どうしても嫌いになれないのは、やはり彼の魅力だからであろうか。

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