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Xdriverさんのレビュー一覧

投稿者:Xdriver

31 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本湾岸リベンジャー

2002/07/18 13:33

堕ちていく

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 妻を殺された元レーサーの男と、殺した走り屋。二人の対決の場所は高速だった。元レーサーが走りで勝負するために公道へと降りたとき、歯車が狂い始める。妻のためという大義名分はだんだんと薄くなり、走りそのものに酔っていく主人公。そんな人間の落ちていく様をたっぷりと楽しみながらも、ラストはそんなものを全て吹き飛ばす衝撃を持っている。息を吸うことをためらうようなスピード感にたっぷりと酔った。

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紙の本入門C言語 新装版

2002/06/26 12:41

実際に演習ができます

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単なるC言語の解説書からもう一歩踏み込んで演習や、バグの実例などが載っています。カラーなので見やすいのもポイントです。付属のCD-ROMにコンパイラがついており実際に手を動かして演習ができる形になっています。初級者が独学で身につけるのに役に立ちました。

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紙の本Rommy 越境者の夢

2002/06/19 23:33

真実は最後まで

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 素顔の分からない天才ポップシンガーROMMY(ロミー)。その時代の先駆者の歌声は賞賛と罵声の両方を浴びていた。しかし突然録音スタジオでROMMYの死体が見つかる。隠された真実は如何に?
 謎があちこちにちりばめられ、二転三転しつつも、最後には一本の線としてきれいにまとまっていくという作者お決まりのパタンではある、だが今回の謎のきれいさがそんなワンパターンの不安などは吹き飛ばしてしまった。たった一つの謎がすべてを支配するという美しさ、これが本格の醍醐味だろう。惜しむらくは脇を固める細かい謎の拙さだろうか、いっそ触れずに済ませればよかったような点まで書いてしまったのが、興味をばらけさせることにつながったようだ。

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紙の本倒錯の死角 201号室の女

2002/06/14 10:49

初めての?

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 地方から出てきたOLと隣に住むアル中の翻訳家、二人は覗き、覗かれる関係にあった。覗きの欲望と翻訳の仕事への義務感、板ばさみから逃れるためにやめたはずの酒で再びノドを潤したとき、狂気が渦巻き始めた。
 折原一の処女長編作であり、倒錯シリーズの第一作目でもある本著は、その後の折原作品へとつながる点があちこちに見えている。その一つが誰が正気かわからない、という読者がだまされる喜びだろう。ミステリにだまされる不安はつき物だが、自分が読んでいるのは果たして本当なのだろうかと常に不安にさせ楽しませるのはこの倒錯シリーズならではの特徴ではないだろうか。
 “だまされる”ということを楽しみと考える人に。

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紙の本私書箱9号

2002/05/11 15:39

エロ・グロ

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 女刑事レノアは新型麻薬を追い、郵便局勤めの弟は今は使われていない私書箱9号に奇妙な包みを見つける。二つの事件が如何に交錯していくのか?
 全編を通じて扱われているのはsex&violenceだ、登場人物の誰と誰が関係したのかをみるだけで、頭が混乱してくる。間に挟まれるのは暴力またはグロいシーン。怒涛のように起こる出来事はよくも悪くもアメリカ的なエンターテインメントといえるだろう。
 解説でエルロイの、この小説は知的人間のための劇画云々〜といったコメントが紹介されているが作品の狂気に飲み込まれると頭の悪くなるような感覚を覚える。狂気に飲まれるか消化できるかで楽しみが大きく違うだろう。

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紙の本死体を買う男

2002/06/19 23:21

どんでんがえし

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 日本のミステリにその名を轟かす江戸川乱歩が友人の萩原朔太郎とともに殺人事件の謎に迫るという作中作をベースとして、現実の出来事が展開する。そこから事態は二転三転し…
 どんでん返しの妙を味わいたいならば間違いなく楽しめる作品だが、私は何度も左右に振られすぎて食傷気味になってしまった。ここまでやらなくともどんでん返し前までの展開で十分楽しめたのだが、少し残念。

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紙の本折り顔

2002/05/18 09:38

みてるだけー

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 芸能人等の著名な人々の顔を折り紙で表現した折り顔の作品集。作品の写真とエッセイの見開きで一ページとなっていて、ぺらぺらとめくっていきながら気になるところを読むといったスタイルで楽しんだ。
 巻末に折り方も載っているのだが、ごく一部しか載っていなかったのがやや不満。どうせなら全部の折り方を載せて欲しかった。

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紙の本水の殺人者

2002/07/18 13:40

リストの恐怖

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 人にたいして文句も言えない気弱なサラリーマンが気晴らしに作った殺人リスト。だがいつの間にかそのリストは自分の手を離れ、順番どおりに殺人が起きはじめた。いったい犯人は誰なのか?
 殺してやりたい、と実際に人を殺すの間には大きな壁があります。どんな人間も「あいつがいなかったらいいのに」と思う人間の一人や二人はいるでしょう。しかしもし実際にその人間達が死んでいったら…そんな恐怖と犯人の分からない恐怖、二重の恐怖が淡々と描かれています。静かに迫る恐ろしさを堪能しました。

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紙の本毎日は笑わない工学博士たち

2002/06/19 22:17

まじめに生きましょうね

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 森博嗣がWEB上で公開していた日記を本にした第二弾。なぜか一冊目よりも過去の96〜97年の日記が収録されている。見た目よりも軽いのはソフトカバーのせいだろうか、まあ何とか持ち運ぼうかなあという気にさせる程度の重さではある。
 読み通した感想としては、好きなミステリ作家の新たな一面を見てみたいという欲望よりも、実際の理系の研究者の日常やその考え方に触れたいという欲望のほうが多く満たされた。人の生き方を見るのがこんなに自分に対して影響を及ぼすとは読む前には考えもしなかったが、日々を真摯に生きている人を例え間接的にも見ることは、楽しくことだった。

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紙の本ちょっと探偵してみませんか

2002/06/12 14:35

ロジック?

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推理小説の楽しみの一つに作者と読者の知恵比べがある。今ではもう古典の中にしか見られず、声高に叫ぶのには少々気恥ずかしさを感じるがそれでも推理ゲームは楽しいのだ。はじめに書かれたのが85年とあってやや社会常識なども変わってしまい、完全に同条件で推理ゲームを楽しむのは不可能だろうが、それはそれと割り切って、どれだけ妄想の世界に浸れるかを楽しむのも悪くはないだろう。

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紙の本殺人者志願

2002/06/11 20:50

平凡な部屋の一室で

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 隆友と鳩子の夫婦は借金に困り果て、金策のため知り合いの社長に会いにいく。社長の示した借金肩代わりの条件とはとある人物を殺害することだった…
 いわゆる本格ミステリの中では割合簡単に人は人を殺してしまいますが、実際に平凡な人間が他人を殺そうとすると、どんなふうになるのだろうと思ったことがミステリファンなら一度ならずあるのではないでしょうか。そんな平凡な人間が慎重に行動していながらも段々と事件に巻き込まれていく様が描かれていながらも暗くならず、文体の軽妙さが明るさを感じさせました。

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紙の本ユニオン・クラブ綺談

2002/06/08 17:37

定番

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 アシモフの短編ミステリといえば『黒後家蜘蛛の会』があるが、これも同じくワンパターン物。三人のメンバーと探偵役のグリズウォルドという設定は同じで毎回話の内容のみが変わっていく。
 しかしその内容は毎回期待を裏切ることなく楽しい謎を私達に与えてくれる。毎回グリズウォルドにやり込められる三人のメンバーが慌てるのを意地悪く見るのも楽しみの一つだろう。十ページの謎を楽しみたい人に。

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紙の本心の砕ける音

2002/06/08 17:03

混乱するかも

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 兄が弟と触れ合った過去、兄一人が捜査を続ける現在、この二つが一章ごとに入れ替わり全体像がだんだんと作り上げていくが、その入れ替わりの激しさに少々混乱してしまうことがあった。そういった点を除けば、田舎の牧歌的な雰囲気の中に真実へと迫る兄の緊迫感が感じられる一冊だった。

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紙の本七日間の身代金

2002/05/30 21:12

コメディ

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 ミュージシャンのカップル、千秋と要之介の二人が誘拐事件に巻き込まれる。身代金の受け渡しは湘南の孤島。果たして犯人は何処に?
 誘拐の謎や密室の謎を解く楽しみよりも、二人の主人公のやり取りが楽しめました。日常の会話から謎解きに移り、また日常へと戻る。普段私達も多分こんな風に脈絡のない会話をしているのでしょう。ラブコメに近い楽しみ方が出来ます。

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昭和

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 巻末の解説に拠ればこの作品の刊行されたのは昭和35年、現在から遠く離れた感のある時代であり、言葉や風俗の変化こそ感じされたが内容のほうは古びてはいないようだ。
 鬼貫警部が調査を命じられたのは線路沿いに落ちていた他殺死体、殺された人物の背後には新興宗教と労働争議という二重の騒動があった。いったい彼はどこで、なぜ殺されたのか?
 こう見ると今の推理小説と何が違うのだろうという気がしてくる。変わったのは風俗だけではないのか?日本の古典に触れる一冊として楽しめた。

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