喜劇狂さんのレビュー一覧
投稿者:喜劇狂
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バスター・キートン自伝 わが素晴らしきドタバタ喜劇の世界
2002/09/05 06:08
知る人ぞ知る喜劇王の成功と挫折、素晴らしき半生の物
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「機関車でも何でもいいけど、おもちゃが一つあればいい。たいていのものはすぐ笑いの種にすることができる」。サイレント映画三大喜劇王の一人、バスターキートン。人を笑わせるためには自分は決して笑わない。この人ほど謙虚で観客の事を第一として考えた喜劇役者はいないのではないのでしょうか。作品での無表情はそういうキャラクターであったけど、私生活でも決して派手な人ではありませんでした。同じくサイレント映画三大喜劇王の一人、チャールズ・チャップリンがあまりにも有名なせいであまり知らない方も沢山おられると思います。本書はそんな人間としても尊敬すべき『偉大なる石の顔』キートンの半生を、とても面白くユーモアを含めて書かれています。幼い頃から舞台に立ち、各地で大活躍し、いつしか軍に召集、生涯最高の友達ロスコー・アーバックルとの出会い、映画界に進出、その成功と挫折、結婚、自分の歩んできたさまざまな出来事を楽しく面白く書かれております。歩んできた道には、とても幸せとはいえない出来事もありましたが、彼はそれを決して他人のせいにはせず、またそれを含めて素晴らしい人生賛歌をうたっています。ファンならずとも一読してはいかがでしょうか?
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