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みのたきさんのレビュー一覧

投稿者:みのたき

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本

紙の本おふろでちゃぷちゃぷ 改版

2002/01/16 15:12

意外でした

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「おすすめの絵本」として色々なところで紹介されていて興味はあったのですが、私としては絵にインパクトがないかなーと思っていました(いわさきちひろさんの絵は好きなのですが、キャラクター大好きのうちの娘(1才3ヶ月)にはどうかな?と)。でも、このサイトの書評欄を見て、えいっと購入。どうかな? と見ていると…、なんと気に入った様子で、ごきげんで眺めています。
 他の方も書かれていましたが、いわさきちひろさんの絵には不思議な魅力があるんですね。そして、長い間親しまれてきた絵本にはそれなりの理由があるんですね。これから、どんどん読んであげたいです。

 ちなみに、娘のお気に入りは、表紙にもなっている「はだかんぼ」の絵と、最後の「あたまあらって、きゅーぴーさんっ」の言葉です。シャンプーも「きゅーぴーさんっ♪」で嫌がらなくなりました。

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紙の本

紙の本錦繡

2002/01/17 16:17

泣きました

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 泣きました。通勤電車内で読んでいたにもかかわらず、最後の手紙のところで、「あ、泣いてしまいそうだな」という予感もないままに、本当に突然、泣けてきました。

 この作品は、ある事件がきっかけで不本意ながら別離した夫婦が、時を経て偶然に再会し、それをきっかけに1年弱に渡って手紙のやりとりをする。その手紙のやりとりのみによって綴られる作品です。

 物語の前半は、離婚する原因となった悲惨な事件を中心に書かれていて、好奇心のまま読み進めました。ずっしり重苦しい雰囲気で進みます。中盤では「命」「生と死」について、モーツアルトの楽曲等、様々なエピソードを絡めながら掘り下げられています。「喜びと悲しみの同居」「生きていることと死んでいることは同じようなことかもしれない」「宇宙の、人生の不思議なからくり」……。私には理解の及ばないところも多く、実感としてつかみきれないままに読み進めました。そして最後は、未来に向けた希望、強い意志が少し描かれ、物語(二人の手紙のやりとり)は、終わりを迎えます。

 読み終わった後、一筋の光をみたような、癒されたような気持ちになりました。でも、それと同時に、どうしようもなく哀しい、淋しい気持ちも感じて、何とも表現しようのない気持ちになりました。そして、「人生の不思議なからくり」という意味不明な言葉の意味が、少しだけ分かったような気持ちになりました。

 私の心のどこに触れて涙が出てきたのか分かりません。でも、何か、人生のどうしようもなさ、それでも前に進むしかない『人』についての漠然とした思いが、読み終わって1日たった今もあります。

 さらっと読める本ではありません。じっくりと読む本だと思います。そして、10年後、20年後に、また読み返したい本です。

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紙の本

紙の本大統領のクリスマス・ツリー

2002/02/28 02:03

読んでいて胸が苦しいほど切ない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 一人の人を心から愛し、愛され、かけがえのない時を過ごし、そして…。
 この本は、ある二人の出会いから別れまでを描いた、あらすじで書けば、とてもシンプルな話です。でも、それがまた、とても切なく表現されていて、読んでいて胸が苦しいほどです。

 心の底から人を好きになったことがある、すべての人にお薦めします。

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紙の本

紙の本わかりやすい恋

2002/01/16 14:28

ページ全体を心で感じる本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 高校の頃、何度も何度も見た本です。今でもページを捲ると、あの頃の切ない気持ちを思い出します。
 思春期の頃の恋の様々な場面が、一人の少女の写真と詩で表現されています。例えば、見開きの左頁に少女の顔のアップ、右頁に「清らかなままでいさせてください」。たったこれだけの言葉が添えられているだけです。それだけなのですが、紙面全体から、何か切ない空気が伝わってきます。よく「行間を読む」といいますが、この本は「ページ全体を心で感じる」本だと思います。そういう意味では写真集にも近いかもしれません。

 蛇足になるかもしれませんが、モデルの少女は歌手デビュー前の森高千里さん(えっ! 本当に? と思ってしまうほど初々しいです)、撮影場所は北海道の礼文島だそうです(後に出版されたエッセイ集「つれづれノート」(角川文庫)に記されています)。

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紙の本

紙の本おつきさまこんばんは

2002/08/06 03:03

真っ暗な紺色の世界に、何か光る黄色いものが…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

夜空の真っ暗な深い紺色の世界に、何か光る黄色いものが屋根の上から少しずつ見えてきて、やがて正体を現す…。「あ、おつきさまだ!」
ページをめくり進めておつきさまの全体が現れた時、本当にこの本のセリフのように「あ、おつきさまだ!」という言葉が自然に出てくるような感じがします。

娘(1歳9ヶ月)は、「おつきさまがないちゃう」というところでは、えーん! と泣きまねをし、最後の満面の笑顔のおつきさまには、自分もにっこり笑顔で答えています。

短い中にも起承転結があり、夜空の「深い紺色」とお月様の「黄色」のコントラストもよくて、とてもいい絵本だと思います。

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紙の本

紙の本くつくつあるけ

2002/08/06 02:28

娘(1歳9ヶ月)のお気に入りの一冊です

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

娘(1歳9ヶ月)のお気に入りで、夜眠る前に必ず「読んで」と自分で持ってきます。
ストーリーは単純なのですが、その単純さが子供にはおもしろいのか、何度読んでも飽きないようです。ぱたぱたと早足で歩くところやすってんころりんと転ぶところなど、大げさに変化をつけてあげると、とても喜びます。
読み方に変化をつけやすい本なので、読み聞かせる大人の方も、何度でも楽しくつきあえます。

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紙の本

紙の本ケナリも花、サクラも花

2002/03/11 01:36

ケナリも花、サクラも花

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「ケナリも花、サクラも花」。韓国で愛されている「ケナリ」(日本で言うところの”れんぎょう”)も、日本で愛されている「サクラ」も、どちらも花。
 よく「お互いの国の文化を尊重し…(云々)」という言葉を聞くが、表題はそれを端的に表した言葉だと思う。そして、私はこの表題の言葉が大好きだ。
 これは、著者が韓国に留学した半年間の、留学体験記である。

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紙の本

紙の本ユキの伝言

2002/02/25 16:22

幼いユキのけなげさ

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 2歳のユキの「ママ」は、とんでもない母親。読みながら、昨今、耳にする「育児放棄」や「幼児虐待」という言葉が頭に浮かんだ。
 幼いユキのけなげさに胸を打たれると同時に、「世の中にこんな思いをする幼子がいなくなりますように…。」と祈る気持ちで胸がいっぱいになった。

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紙の本

紙の本海の鳥・空の魚

2002/01/10 11:03

海の鳥・空の魚

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 本当は空で飛んでいるはずなのに海にいる鳥、海で泳いでいるはずなのに空にいる魚。その人その人が一番魅力を発揮できる場所や仕事につければ一番いいのだけれど、現実はそうもいかない。いつの間にか「ちょっと違うな…」というところに着地していたりする。でも、それでも、小さな幸せや輝き、ときめく瞬間を見つけてみんな生きている、みんな頑張ってる、そう勇気づけてもらえる一冊です。

 入社したてで「こんなはずじゃなかったよー。本当は違うことしたいよー」と、もがいていた時に出会った本です。読んでいるうちに、心がすっと軽くなりました。

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紙の本

紙の本家族の標本

2002/01/22 01:01

家族の標本

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 文字通り『家族の標本』です。一見何事もなく穏やかに暮らしているように見える家族にも、いろんなドラマが隠されている。作者が見聞きした、様々な家族の断片を、淡々と綴る一冊。

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紙の本

紙の本1歳のうたとおはなし

2002/01/10 12:07

大活躍してます

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 娘がちょうど1才になったばかり頃に買った本です。ひとつのお話や歌が2〜4頁で構成、絵柄も作品ごとに違います。どんな絵本を与えればいいのか分からず、試しに購入したところ、大正解でした。
 我が家の場合、最初は歌のページを中心に、一緒に見て歌ってあげていました(「いとまき」や「手をたたきましょう」「きらきら星」「さんぽ」など)。何日かすると「このページは何の歌か」というのを覚えて、歌って欲しい歌のページを開き「んーっ!(歌ってー)」と要求するようになり、何度も何度も歌わされるはめに。いじわるして他の歌を歌うと、違う! とばかりに絵を指差し「んーっ! (これ!)」と要求。何度も歌うのは面倒だったけどうれしい成長でした。
 娘の中にも「はやり」があって、しばらく(何日又は何週間)同じページばっかり見て喜んでいたと思うと、今まで素通りしていたページに突然興味を持つようになったりして、おもしろいです。
 1才3ヶ月の今では、4頁ものの「おはなし」にも興味を示すようになりました。子供も興味が尽きないようですし、まだまだ活躍してくれそうな本です。

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紙の本

紙の本海辺の扉 下

2002/01/09 16:20

「再会」の物語

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 もうどうひっくり返っても、二度と会えない。それも、とても大事な人に…。
 主人公は愛する一人息子を、悔いても悔やみきれない思わぬ事故で喪った。それが原因で妻とも別れた。仕事も失った。そのどん底から、再生までを描いた物語である。
 しかしこの物語は、単純に主人公の「再生」を描いているだけではなく、もう一度どうしても会いたい人との「再会」を描いている。もう一度「息子に会いたい」という切実な想いを捨て切れずにいる主人公は、息子と「再会」できるのか…。
 私には、最後まで読んでも「再会」をしっかりとしたイメージでとらえることはできなかった。でも、「人は、いつどこで永遠の別れと遭遇するか分からない。だから、毎日を、愛する人たちを、大切にして生きていきたい」と、読後に強く思った。

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