じんえいさんのレビュー一覧
投稿者:じんえい
アジャイルと規律 ソフトウエア開発を成功させる2つの鍵のバランス
2005/06/08 12:49
アジャイルv.s.規律
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とかく、メインフレーム v.s. Unix、SA/SD .vs. OOA/OOD、ウォータフォール v.s. アジャイルと新しいものがでてくると旧来のものとの対局の構図に待ってきて、白黒つけようとするきらいがある。
本書では、従来型開発を計画駆動型開発と定義した上で、「アジャイル」と「規律」のバランスをリスクの観点からとりましょうという書籍です。そして、そのリスク分析の仕方について述べている。
本書によって、アジャイルか規律かという議論が終焉することを期待する。
ソフトウェア開発へのSWEBOKの適用
2005/05/25 18:30
ソフトウェア開発者、必携の良書
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ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系—SWEBOKの改訂版と思い過って買ってやってしまった。実際は、著者による書き下ろしでしたが、読み物になっているので、読みやすくかえって幸いした。
この本は日本の実情に照らし合わせた、SWEBOKの解説書なので、単にSWEBOKを読むよりも実務に近いので役立つ。また、よく整理されていているので、基本的知識の学習によい。必要に応じてPMBOKを引用してきているところもよい。気に入ったので一気に読んでしまった。
これだけ読めば、ソフトウェアエンジニアリングの基礎知識は十分であろう。
アルテミス・ファウル 3 永遠の暗号
2006/03/28 10:08
ファンタジーSF
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シリーズ物とはしらず3巻から読み出してしまったけど、楽しめました。エルフやドアーフの役割がファンタジーとはちょと違い、ファンタジーSFかな。前作も読まなくちゃ。次作も楽しみ。よい作家を見つけました
リピーターをがっちりつかむホームページ戦略128の法則
2005/03/28 00:21
筆者の実績に納得
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タイトルはホームページ戦略とあるが、コンピュータシステムなどにいろいろ置き換えても、通用する戦略である。章タイトルを少し並べると、はじめる前に目的を絞ろう、先立つものはお金と努力、ユーザとの関係で戦略を考えよう、ユーザへのかかわり方で戦略を練ろう、高価の持続時間で前略を練ろう、といった感じである。目次だけ見るといろいろな戦略立案に使えることがわかる。もちろん、具体例はホームページを対象にしており、この具体例が本書の売りである。
相場格言に「人の行く裏に道あり花の山」とあるように、定石を述べた書籍は出揃ったので、定石破りで行くという、出版の定石に従ったのであろう。たとえば、「ページの煩雑な更新はアクセス数の維持に不可欠ではない」とこれまでの定石を否定しています。そして、「ロングセラーを狙えとしています」。アフリエイトで年間300万円の収入を上げているという筆者の言葉には納得できるものがあります。
筆者のホームページ(http://www.mm-labo.com/)のMETAタグのキーワードを調べると、linux、windows、vine、設定、インストール、install、サーバーだけであった。筆者の「リピータを確保するために、アクセス数は重要ではない」という信念が表れています。
なぜ、私のホームページはアクセス数の割には、売れているか腑に落ちるものがありました。もう一度精読して、自分のホームページに生かしてみたいと思う。
空想プロジェクトマネジメント読本
2005/04/04 09:39
メタファーの使い方がナイス
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ここでとりあげている、キャラクタたちを知っている世代が成長し、ちょうど、プロジェクトマネージャになっているので、なかなかうまいメタファーの使い方である。内容も納得できるものが多く、付録の30分で知ったかぶりができるPMBOKも「PMBOKガイド第3版」に対応しているので便利。
MySQLコマンドブック
2005/03/29 11:33
まさに、コマンドブック
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SBPもこのようなコマンドブックを出しているとは知らなかった。ナツメのシリーズのような感じです。著者は、MYSQLの草分け的存在であり、多くのMYSQLの書籍を執筆している方です。MYSQLのコマンドをすべてテストして、動作するものだけをリストにしたそうだが、動作しなかったという情報も貴重なので載せてほしかった。用例索引というのがあり、目的別にコマンドを引けるので便利である。
StrutsによるWebアプリケーションスーパーサンプル
2005/02/15 13:48
Struts完結編
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「〜しょう」という章タイトルが、好みがわかれると思いますが私は、好きです。なにより、目的別索引が便利です(欧米では、索引作成というのがひとつのビジネスとして成立しているくらい索引は重要だと思っています)。
「Strutsとはなにか」については省略されていますが、あくまで使うための方の書籍であり、これらの書籍はあまた事情に出回っているので、重複せずありがたいです。
サンプルコードが122本もあるのは、この書籍シリーズではもはや驚くに値しないのですが、warで提供され、つまり理解していなくても使え、使うことで理解できるというのもありがたいです。
また、サーブレット/JSPの著者だけに、実務を意識した内容になっています。その上、単に実装技術としてではなく簡単な設計を示し、設計から実装に入る道筋を示してくれています。また、MVCやDAOを意識させず(知識を持たず)に、使用例をあげているので敷居を下げています。本書は設計のテンプレートとしても使用できるでしょう。
入門オブジェクト指向設計 変更に強く生産性が高いシステムを
2004/12/27 12:42
ロバストネス分析入門
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MVCは、生産性、信頼性、保守性を向上させるためのひとつのアーキテクチャである。これをロバストネス分析のBCEとJ2EEとのマッピングさせて、どのようにシステム開発の生産性、信頼性、保守性を向上させるかについて述べているロバストネス分析の入門書である
また、オブジェクト指向の原則やパターに基づいてるので、オブジェクト指向の入門書として最適である。
実例で学ぶサーブレット/JSP
2004/05/28 13:29
JSTLサンプルコード集
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おそらく本邦初のJSTLサンプルコード集ではないであろうか。サーブレット2.4、JSP2.0にいち早く対応してくれているのがうれしい。さらにTomcat5に対応しているのもうれしい。もっともうれしいのがサンプルコードが160本もあることだ。単にJSTLサンプルコードだけでなく、ゲストブック、ショッピングカート、アクセスログ解析のサンプルアプリケーションもとりあげている。これだけあればほとんどの開発で利用できるであろう。
JUnitによるテストファースト開発入門
2004/04/09 16:49
現代版、テストの教科書
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ちょっと待て! まだコーディングするな! テストを作ったか。本書は単にコーディングの前にテストを作成するというテストファーストの解説書にとどまらない。開発工程全般においてテストファーストを適用するという野心的な書籍である。高品質なソフトウェア開発を望む方に最適な良書である。テストに関する小難しい理論については言及されていないので読みやすい書籍でもある。テストの基礎について網羅的に勉強されたい方はインターネットアプリケーションのためのソフトウェアテストを薦める。読み継がれて読者のノウハウを吸収して、改訂されていく書籍である。
ライオンボーイ 消えた両親の謎
2004/02/15 21:50
ネコと話せる近未来の少年の冒険物語
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タイトルはライオンボーイ(サーカスのライオン係)であるが、ネコと話せる近未来の少年の冒険物語である。主人公の少年がネコと話せる特技を生かして、誘拐された両親を助けに行くというストーリーはユニークである。
ハリーポッター以来というキャッチコピーであるが、魔法はでてこない。どちらかといえば、サーカスが舞台なので近未来の社会を描いたダレン・シャンではないだろうか。続編がどのような展開になるのか楽しみである。
JavaデベロッパーのためのUML入門
2003/12/23 16:54
丸の内とら、無謀にもUMLに挑む
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類似書に、管理者のためのJ2EE設計ベストプラクティス、プログラマのためのJava設計ベストプラクティスなど多数あるが、本書はプログラマからみたUMLの解説書である。平易な解説で定評のある監修者と、独特な挿絵を書く著者のハーモニーは52の例題とあいまって、とかく敷居が高くなりがちなUMLへの第一歩を容易にしています。
実践UML パターンによる統一プロセスガイド 第2版
2003/11/03 20:15
待ちに待った第二版の邦訳
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開発プロセスがOMG標準のUP(統一プロセス)対応になり、標準的な開発を目指す方のための教科書とした最適です。もちろん、UML 1.4に対応し、ユースケースはコーバーンのの書き方を取り入れ、文字どおり最新版となっています。なにより、全面改訂で、加筆増補版でないのがうれしい限りです。
適応型ソフトウェア開発 変化とスピードに挑むプロジェクトマネジメント
2003/09/26 15:40
アジャイル開発手法ASD
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アジャイル開発の第一人者である、Jim HighsmithのAdaptive Software Developmentの待ちに待った邦訳です。複雑系(複雑適応系)理論の視点にたったソフトウェア開発のプロジェクト管理の書籍です。やたらと高尚に訳されていますが、所詮、ソフトウェア開発はカオスであり、成果は予測不可能、プロセスは再現できないと認識してしまうと、複雑系理論に頼るしかないということです。このような前提に立ってソフトウェアのプロジェクトを管理しなければならないとしたら、従来の厳密なプロセスは役に立たちません。しかも、顧客の要件は、本書の副題にあるように「変化とスピード」です。
では、どのようにして、プロジェクトを管理し、成功に導けばよいのでしょうか。本書はこれらに示唆を与えてくれるはずです。
なお、本書でアジャイル開発手法に関心を持ったならば、アジャイルソフトウェア開発エコシステムを読むことを薦める。これはXP、DSDM、LD、ASD、FDD、スクラム、クリスタルについて解説している。
アジャイルソフトウェア開発スクラム
2003/09/14 21:56
やっとでたスクラム本
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スクラムは、XPと比べると管理的なアジャイル開発手法である。反面、ミーティングのプラクティスがシンプルで明確である。ところで、「スクラム」とは、すばらしいメタファである。ラガーマンがラグビーボールのバウンドが予測するように、ソフトウェア開発において予測したいものである。しかし、本書で書かれているように、ソフトウェア開発におけるプロセスは、定義されたプロセスではなく、予測不可能な経験的プロセスである。このため、確率の高い油田探索プロジェクトとしなければならない。その方策の一つが本書の主題である、スクラムである。
また、スクラムにおけるプラクティスで、目の前のプロジェクトに有用なのものを採用し、足りないものは他のXPなどのアジャイル開発手法から補う。このようなことが学べるのも本書の特徴である。
なお、スクラム以外のアジャイル開発手法に関心があるならば、アジャイルソフトウェア開発エコシステムを読むことを薦める。これはXP、DSDM、LD、ASD、FDD、クリスタルについて解説している。
