かなめさんのレビュー一覧
投稿者:かなめ
2002/07/02 09:11
これから化けるかも。
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短編集。今までに無い視点で展開するストーリーは面白いが、まだまだ荒削りのような印象がする。たぶん作家自身がこういう攻めと受けが好きなのだと思うが、だいたい同じようなタイプの話が多い。面白い作家だと思う。今後に期待する意味でも評価は★4つ。
紙の本ソルフェージュ
2002/01/30 10:07
本気の恋。
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やる気のない音楽教師久我山は学校では浮いた存在。そんな時、卒業生田中が久我山にレッスンして欲しいと尋ねてくるのだが?
恋愛なんて軽いものだと思っている教師と純粋無垢な元生徒の話。久我山が田中のことを本気で好きなのだと解る。読んでいて、大人と子供の恋愛のようだと思った。田中が純粋でホントに可愛い。
2002/07/14 00:05
腑に落ちない。
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こういう展開、ありですか? 結婚という形式に拘らなくてもいいと思うが、2人の女性と関係を持つというのはどうなのだろう。お互いに好きなのは解かっている。お互いに自分に必要な人なのかもしれない。バレなければいいのか? 浮気じゃないのか? 最終的に3人で暮らすのが一番という結論にたどり着くが、曖昧な感じがして複雑な気分だ。
2002/07/10 15:02
それぞれの思い。
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中学生時代、一体どんなことを考えていただろうか。恋に友情に進路に。多くの選択肢を前に何を選び今に至るのか。中学生の平たちを通して、中学時代を顧みることが出来る。現在の受験戦争、イジメ、家族関係がリアルに表現されている。平たちがどのように成長していくのかが見ものである。
2002/05/17 23:41
女性の不思議。
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女の子は極端に男性を嫌悪する時期があると思う。それは父親に限らず。それなのに成長してしまうと、そんなことさえも忘却のかなたへと葬ってしまう。女性特有のものなのかもしれない。著者はそれを文字で表現するのではなく、絵で魅せてくれた。詩的な印象を受けた作品。読者によって好き嫌いが分かれる作品だと思う。
紙の本マドンナの片想い
2002/05/13 00:40
ほのぼの恋物語。
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ボーイズ要素がほのかに漂う話です。マドンナとは、馬の事。乗馬クラブに通う少年の淡い恋物語。主人公の少年が乗る馬の名前がマドンナ。そして、そのマドンナはその少年が大好きなのです。だからマドンナの片想い(笑)。友情か恋情か、この時期の青少年は同じような思いを抱えているのかもしれないと思う作品でした。
紙の本俺様なペット
2002/02/17 17:17
意外に新鮮。
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短編集。タイトルからして、下僕としていじめられたりするのかと思っていたら拍子抜け。好きな人に気にかけて貰いたいから、あえて不器用に振舞っているところが可愛いと思う。新鮮さを求める人は是非一読を。
2002/01/30 09:23
伝わるもの。
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従兄瑛一の家で暮らす克。最近瑛一のスキンシップに過剰に反応してしまう自分。瑛一に妙な態度をとってしまう克だったが?!
好きだからこそ触れたくなるのが心情というもの。知らず知らずのうちに克を追い詰めてしまう。克自身はそんな気持ちになる自分こそが変だと思っていて。自覚していない恋心ほどカワイイものはないと思う。
紙の本アフター5はKissの雨 3 (Be boy comics)
2002/07/20 16:03
こんな会社は無いでしょう(笑)
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両思いでなければセクハラ以外の何ものでもないこの話。それにしても攻めが屈折してます。自分とは正反対の部分を好きなったのでしょうか?
この会社、経営は成り立っているのか心配です(笑)
紙の本天使のココロで 1
2002/07/18 01:06
展開が読める。
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物語の展開が読者に読めてしまう本というものがある。展開が読めても、続きを読みたいと思うもの、逆にもういいやと読者を飽きさせる本と。この著者は前者。1巻の途中から次の展開が読め、どうなるの?というところで終わっている。展開の次が知りたくなる本なのだ。ボーイズラブ要素は低く、あまり前面に押し出していない。まだ絵にバラつきがあるものの、面白い作家だと思う。
紙の本いつもみているものだから (Bamboo comics)
2002/07/17 19:05
おバカ!!
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短編集。表題作は表紙を見ても解かるとおり、バレー漫画。といってもバレーをしている場面はあまり登場しません(苦笑)バレーの才能に長けている島田とごくごく普通の藤井。今は同じ高校だが、中学生時代に対戦したときに藤井は嫌な思いをしている。それは好意を抱いての島田の行為だが、藤井はバカにされたと思っていて、高校で同じバレー部に入っても仲良くなれずにいた。
もうねぇ、おバカ!! 受けの藤井が可愛いんですvそしてえっちぃ。笑いを追及していると思います。端々に笑いが溢れてます。お笑い好きは是非手を伸ばしてみてはいかが。
2002/07/17 09:21
恋の行方は。
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元嫁の旅行会社が倒産しそう。義父は入院。結婚していたとはいえ、もう赤の他人。それなのに、元嫁に騙され旅行会社の経営に当たることになってしまった。借金を重ねているため、借りた金すら返すことができない。オレは山登りをして普通に暮らしたいのに!!
もう何だか可哀相。会社を任されるわ、連帯保証人にされるわ、恋の相手は男でしかも恋人(勿論男で、しかも上司)がいる相手を好きになるなんて。踏んだり蹴ったりとはこの事です(笑)。タイトルの楽園というのは、山頂で見る景色のことで、あともうちょっとというのは登り終えるまでという意味。山を登り終えたとき、隣にいるのは誰だろうか。
紙の本最遊記 1 (GFC)
2002/07/10 13:15
こんなのアリ?
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「西遊記」峰倉かずや版。読み始めから、こんなのアリ?と思うハズ。何故なら、玄奘三蔵は銃をぶっ放す、沙悟浄は妖怪と人間のハーフ、猪八戒は人間→妖怪へと変化していて。一番原作に近いのが孫悟空でしょうか(笑)ただ、読者に伝える言葉や行動は何よりも雄弁で。是非一読あれ。
2002/07/09 21:49
すれ違い。
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同級生同士の恋を高校生の時代から追っている。シリーズ第2弾。大学生編。別々の大学に通うようになってから2人は一緒に過ごす時間が無くなっている。それはお互いの生活を考えての事だったが、飲み屋で偶然出会ったときにお互いの不満が爆発する。
可愛いすれ違い(笑)。結局は相思相愛なのに、お互いを気遣って言葉を交わさなかった為にすれ違いが生まれた。嫉妬心を上手に操って巧く纏めていると思う。
2002/07/03 14:23
今後の展開に期待。
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CLAMP作品は物語に破綻が無い。吸い込まれるような話の展開。主人公二人のプロフィールがあまり明かされていないにも関らず、どんどん話が進んでいく。今後この二人がどのような繋がりをもっていて、二人の関係がどのように変化していくのかが見もの。ボーイズを匂わすようなシーンがあるので、苦手な方は要注意。