みずのさんのレビュー一覧
投稿者:みずの
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星空ハンドブック カラー版 全天88星座、明るい星雲・星団、季節の天文現象をわかりやすく解説
2002/01/24 09:46
300gの星空
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タイトルの300gは、この本の重さ(自分で計りました)。星空がとてもコンパクトにまとめてあります。各月の東西南北の星座を知るハンドブックとしてはベスト1でしょう。
右ページに半天図、左ページに拡大図。星座名、一等星、目印になる星が一目でわかります。親切なことに、同じ空が見える別の月と時間も記してあります。四季の星座ハイライトでは、主な流星群の輻射点が! 南半球の星空も網羅! 88星座のストーリーも楽しいです。2004年までの月齢表つき。いたれりつくせり。
キャンプに、南半球への旅行にも持っていくといいですね。
星空を歩く 巨大望遠鏡が見た宇宙
2002/01/24 09:23
星空浴への誘い
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1月から12月まで、各月の星空の話題から説き起こして、全体として天文学上のやさしい話題を網羅しています。やさしい語りかけは、まるで、プラネタリウムにいるようです。「宇宙の遠距離恋愛・七夕伝説」「ウルトラマンの故郷M78の秘密」「幻の流星群」など楽しく読めます。
森林浴と同様な意味で、著者が名づけたという「星空浴」。ゆっくりと星の瞬きを見ていたくなりました。
同窓生
2002/02/12 13:29
記憶に棲む存在の怖さ
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大学時代の友人達と14年振りに会った史子。思い出話に「鈴木友子」がでるのですが、史子には友子の記憶がありません。友人達から、友子は史子の親友だったと言われ、史子は不安になっていきます。史子は数日前に頭を打つというアクシデントがあり、一部の記憶の欠落に怯えていたのです。
怖さで震え上がりました。事件の怖さではなく、人の心の中に潜む悪意の怖さです。自分の記憶に甘く、他人の記憶に厳しい。それは、誰もが思い当たるところではないでしょうか。自分の記憶から消してしまいたいほど忌まわしい存在があったら…。存在を強く求めるあまり、記憶に棲む存在があったら…ぞっとしました。
女同士の複雑な関係がていねいに描かれていて、嫉妬が行間から立ち昇るかのようです。読後感は、どんよりと息苦しく、疲労感と怖さで気分が悪くなりました。
星と生き物たちの宇宙 電波天文学/宇宙生物学の世界
2002/03/15 15:45
面白そうです宇宙科学
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電波天文学の平林久さんと宇宙生物学の黒谷明美さんがメールで語り合っています。科学者の堅苦しい対談集にならなかったのは、メールでのやりとりとおふたりの話題の多さでしょう。
地球外知性体の探査、ブラックホールや衛星と生き物の共通点など、楽しくわかりやすいです。面白そうですね、宇宙科学。
小中学生にも読んでほしいです。
22歳、季節がひとつ過ぎてゆく
2002/02/12 14:04
傷つき悩んで成長する季節
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大学最後の初夏、征子・早穂・絵里子の仲良し三人は、それぞれ新しい人生を模索し始めます。征子はバイトに励み、早穂は公務員試験に備え、絵里子は遊びまわります。そして、絵里子の婚約をきっかけに三人の仲が少しずつ変わっていくのです。物語は静かに女の嫉妬をさぐっていきます。絵里子の婚約者の女性関係を密告する電話が、思わぬことに…。
征子の恋人もからんで、いかにも恋愛小説の装いなのですが、甘くもせつなくもありません。それは、この三人の女性が、恋人以上に友情に目を向けているからでしょうか。
傷つき悩む彼女達は痛々しく、考えることで成長していく様子は読んでいて嬉しくなりました。振り返る22歳の頃は、ただまぶしいです。
宇宙のキーワード
2002/01/30 16:04
科学への情熱、宇宙への憧れ
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宇宙の極大から極小までの構造や宇宙の理解を助けるキーワードについて解説しています。宇宙と文明を考える、宇宙を観察する、太陽系を探る、宇宙物質の旅、膨張する宇宙へと、対象を広くとってあり、興味をもつところから読んでも良いでしょう。
そして、著者は「認識する」と述べています。認識=自然を識ること。人間は、時には命をかけてでも新しい認識を獲得しようとしてきました。これが科学の基礎であり、人間の重要な一部であると、著者の科学への情熱が伝わってきます。読み終えた時、宇宙への憧れをも確認することでしょう。
夏と花火と私の死体
2002/01/23 11:52
うーん、非凡だーー!!
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この作品、書いたのは16歳のときと知って驚きました。
ストーリーは、友達の五月ちゃんを木から突き落として死なせてしまった(殺意アリ)弥生ちゃんが、兄の健くんと死体を隠す話ですが、殺された五月ちゃんが、「わたし」の一人称で語っていくのです。
つまり、自分の死体の場所や様子を実況中継しているかのようなのです。
うーん、非凡だーー!!
死体は何度も大人たちに見つかりそうになるのですが、健くんの頭の良さと運に助けられて…ラストは…せつないです。大人たちの会話にちらほらでてくる「最近の誘拐事件」も、そんな! そうだったのか…と幕を下ろします。
のどかな夏の田園風景、淡々と綴られた夏休みの日々も心地よく、夏と花火と死体がいっしょに並ぶことが自然に思えたりします。
ホラーは苦手な方にこそ、読んで欲しいです。
ラブ・ダイアリー 恋についての365問
2002/02/15 11:02
世界でひとつのラブストーリー
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パルコ出版の質問ダイアリーシリーズの恋愛版。
恋についての質問が1ページに1つで、365問。ふたりのプロフィールから始まって、すぐに答えられそうなものもあれば、考えこんでしまうものまでいろいろ。世界にひとつのラブストーリーを書いていくうれしさで、今、恋人がいなくても、うっかり、恋をしてしまいそうな一冊。
素敵な質問がたくさんある中で、目に止まったのは、時間についての質問。「ふたりが一番長く一緒にいた時間はどのくらい?」「ふたりが過ごす1時間を金額に換算すると?」「これから1時間後ふたりは何をしていますか?」など、ダイアリーに綴られていくのは、ふたりの恋が静かに育まれていく時間であり、かけがえのない自分の人生の1ページなのですね。
本の最初と最後には、ツルツルの何も書いてないページが。これは、プリクラ用ですね。たくさん貼れそうです。
ひとりで書いても、ふたりで書いても、イラストを書いても、書き込まずに眺めるだけでも、使い方に決まりはありません。
恋をしたくなる一冊。評価は自分しだいなので保留です。
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