加藤さんのレビュー一覧
投稿者:加藤
| 3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
水の時計
2002/07/07 22:46
第22回横溝正史ミステリ大賞受賞作。移植問題に深く切り込んだ傑作。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
脳死状態にありながら、月夜の晩に限り意思伝達装置を使って話をすることのできる少女・葉月。彼女は、自分自身の臓器を必要とする人たちに分け与えたいと願っていた。
こんな話は聞いたことがない。SFチックだし、ちょっと疑問に思うところもあるが、ぐいぐい読ませる! 会一致でこの作品が大賞当選したのも納得。
設定が魅力的だし、それを生かす文体が用いられている。人によっては句読点が多いこの文章が読みにくいかもしれないが、ここからどう成長してゆくかが(文体がどう変化してゆくかが)楽しみ。今後の活躍に期待したい。
むははは日記
2002/07/06 21:45
「むはシリーズ」初めての文庫化
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「本の雑誌」編集長、椎名誠が本や雑誌、活字文化にまつわるものたちへの愛を激しく語ります。朝日新聞連載「マガジン・ジャック」ほか幻のエッセイをまとめたパワフル本。
椎名誠は多作な作家さんですが、30代の頃はこんなことを考えていたのかぁ…と。
解説は沢田康彦氏。いつも文庫本の解説って何のためについてるんだ〜〜〜って思ってたんですが、この解説は一読に値しますよ!!!
ロストワールド
2002/07/06 21:48
業界らぶストーリー
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
バブル期の過去にとらわれながらも、愛の真実と可能性に賭け、再生を図ろうとするTV脚本家、瑞枝。「人はどのようにして希望を持つか」を現在、過去、TVドラマを舞台に描く。
分厚い本です。表紙の悲しさが胸にしみます。
林真理子さんといえば、メディアにも頻繁に登場しますし、アンアン連載エッセイもすごく面白い。しかし、ブルジョワと名高い彼女の作品を私はどうしても読む気がしなかった(それは自分が貧乏だからでもあるのだが…)。しかし、これは読んでよかったと思う。ドラマ化したらさぞかし面白いだろうなあ、と思う。
| 3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
