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mypenlaiさんのレビュー一覧

投稿者:mypenlai

10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

まさしく「旅の指さし会話帳」

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この会話帳があれば特別な勉強をしないでも(勉強した方がいいのはもちろんだけど…)、ベトナムの人とコミュニケーションを図ることができてしまう。ベトナム語と、その単語の発音のカタカナ表記と日本語の意味が書かれているので、こちらが言いたいことの単語を指さしてカタカナ語を読めば、発音の関係で通じなくても、相手は指さしたベトナム語表記の単語を見て意味は理解してくれるし、相手に何か言ってもらうときは、該当する単語を指さしてもらえばいい。まさしく「旅の指さし会話帳」だ。
 一見、面倒くさいようだが、文章だけの会話集を見て発音しても、ベトナム語の発音は難しく、カタカナを読んでも通じないことが多いので、この本を見ながら指さしていった方が簡単でわかりやすい。また、他の会話集との大きな違いとして、この本にはイラストが多用され、カラフルな作りになっているので、見ているだけでも楽しい。眺めているうちに単語も憶えるかもしれないし、相手も興味をもって会話(指さし)してくれることが多い。巻末には日越・越日単語集として約2500が収録されているので、ちょっとした辞書がわりにも使えて便利だ。

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紙の本

紙の本すべての男は消耗品である

2002/02/06 21:37

バッサリ言い斬ってくれる潔さが爽快

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「すべての男は消耗品である。」というタイトルからして興味をそそられるが、「五年後が見えると、女は安心し、やがて退屈し、そして失望する」「飼い殺しの時代を生きる知恵」など、目次にも魅力的な活字がたくさん並んでいる。肝心な内容もタイトルに恥じない面白さです。
 いかに日本がダメか、男がダメなのかを、これでもかというぐらいに全編にわたって披露しているけれど、面白おかしく書きたてる、というのではなく、どうしてダメになってしまったのかも随所でチラリチラリと説明してくれている。そして、「男はダメだ、日本はダメだ」と言い、「まあオレには関係無いことだけどね…」とつぶやきながらも、最後に小さな声で「でも、まぁ、も少し頑張れよ…」と応援しているような、説教じみてない説教本といった趣さえ感じられる(氏は説教が嫌いと書いていますが)。
 あらためて村上龍という人の観察眼に敬服させられる一冊で、毒舌の一歩手前くらいの心地よいリズム、歯切れのいい文体に、サクサクと読まされてしまう。まるで直感に訴えてくる論文のようだし、一つの話題が5〜6ページと短くまとまっていて読みやすいので、普段あまり本を読まない人にもオススメ。
 個人的に村上氏の作品は小説よりもエッセイの方が面白いと思ったので、★の数を多くしました。

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紙の本

紙の本死刑囚の最後の瞬間

2002/07/27 20:19

人知れず訪れる瞬間

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法務大臣が署名したので死刑が執行された。とか、死刑が確定したといったように「死刑」というキーワードはニュースで耳にしたことはあるが、それはその瞬間だけ通りすぎる多くのニュース達に紛れて、長い記憶に留まることはあまりない。それは、一人一人の死刑囚の顔も見えず、事件も時間がたっているせいもあるだろう。
この本では、それぞれの紙幅は少ないものの、一人一人の死刑囚の生い立ちから事件の経緯、裁判の様子、そして最後の瞬間まで追いかけている。無味乾燥だった「死刑」という言葉がリアルに感じられるようになり、人知れず訪れる「死刑囚の最後の瞬間」に立ち会ったような気がした。

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紙の本

本物と偽物の見分け方

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 科学者は少しでも真実に近づきたい、という切実な願いをもって研究に臨みながら、より正しい結果を得るために自己批判的な姿勢を持ち続けなければならない。このような姿勢は科学者だけに課せられたものなのだろうか?
 そうではなく、一般の人…国や職種の如何に関わらず、全ての人々に必要なものなのだ。そうでなければ、世の中にあふれる誤った情報にいつまでも振り回され続けることになるのだろう。もし、騙されることに甘んじたくないと思うならば、一見、簡単ではないような方法…科学的懐疑をもって検証を怠らないよう注意するべきだろう。
 人々は不思議なものや未知な物事に対して、安直な答えに満足することも可能だ。けれど、それは本当に幸せなことなのだろうか? 人間というものは常に誤りを犯す可能性をはらんだ存在であり、不完全である。だからこそ科学的懐疑を身につけることが必要だ、とカール・セーガンは説いている。
 UFOや超能力にまつわるエピソードだけでなく、こうすれば必ず痩せられる! とか、この方法で確実に儲けられる、など。怪しげな話、まがいものは身の回りにたくさんあふれている。魅力的な話に飛びつくのは簡単だけど、それが本物か偽物なのかを見分けるだけの眼を持っているだろうか。そんなことを考えさせられる一冊。

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紙の本

紙の本死刑執行人の苦悩

2002/07/27 20:18

誰にも言えぬ苦悩

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死刑囚を取り上げた本は多いが、執行する側の視点に立った本は少ないのではないだろうか。世の中には様々な職業があるが、死刑執行人は小説か物語の世界の職業ではないかと思えるときがある。が、しかし死刑囚がいるからには死刑執行人も現実に存在するのだ。死刑囚が、悩み、苦しみ、怖れながら最後の瞬間を待つように、死刑執行人もまた、その最後の瞬間の訪れに苦悩している様子が、著者とのインタビューを通じて伝わってくる。死刑を受ける側も執行する側も、立場は異にしていても、どちらも苦悩を抱えている存在なのだと思った。

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紙の本

授業料タダでスクールに通うためのトラの巻

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 自分で会社を辞めたにしても、リストラされたにしても、雇用保険に加入していた人が失業したらお世話になる失業保険。本書は失業手当をもらうだけでなく、再就職に役立つスクールにタダで通うための、おいしい方法が満載のマニュアル本だ。
 この本によれば、普通に通えば高い学費のかかる調理師専門学校も、職安を通して都道府県から委託されているスクールに入校すれば、授業料は無料になるうえ卒業時には免許までもらえてしまうのだという。これはほんの一例で、他にもさまざまな分野のスクールや資格取得に役立つ事例が紹介されているし、巻末には都道府県別に技術専門校のコースガイドも載っているので、これを参考に最寄りの機関に問い合わせをすることもできる。
 勉強してみたかったことや役に立ちそうなスクールを探すための手順を読んでいると、失業期間を利用して自分に合ったコースやスクールでブラッシュアップするのもいいかもしれないと思えてくる。得意分野を磨くのもいいし、興味のある職種に関連する分野にチャレンジすることも可能だろう。失業しても再就職を焦っていない人は、この本を参考に「おいしいスクール生活」を目指してみるのもいいかもしれない。

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紙の本

紙の本タイ 改訂版

2002/02/25 01:11

予算に余裕のある旅行者向きガイドブック

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 全頁カラーで、写真も多用されているので、眺めるだけでも楽しい気分になれるガイドブック。ホテルとレストラン情報は高級、中級、経済的と、費用別のランクづけもされているので、ホテルのクラスを把握する目安になる。ただし、このガイドブックにおいて経済的というのは800バーツ位(日本円で3000円前後)のホテルを指し、レストランもツーリスト向けのところが多いので、旅費を少しでも安く済ませたいバックパッカーには目の保養にしかならない。
 長期旅行者よりも短〜中期のツーリスト向きで、成田や関空への行き方、空港内の詳細な立体Map、出国手続きの流れ、入出国カードの書き方などの解説も載っているので、海外旅行は初めてという人にオススメ。短期決戦の旅行者には★四つ、長期滞在者やバックパッカーには★二つということで、間をとって★三つの評価としました。

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紙の本

これで、あなたもメルマガ発行人

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 インターネットの普及によって、自宅にいながらにしてホームページを見たり、世界中の友人とメールのやりとりをしたりと、手軽に情報収集ができるようになった。ホームページを眺めるだけでなく、メールマガジンを購読すれば、自分の興味ある分野についてのメールが定期的に送られてくるし、その多くは無料で発行されているので、安く気軽に購読できてしまう。
 実に様々な分野のメルマガが発行されているが、これらのメルマガを読んでいて、自分でもメルマガを作ってみたいと思ったことはないだろうか。自分の趣味や研究内容などを発表する場が欲しいけれど、ホームページを作るのは大変そう…という人にはメールマガジンがピッタリだ。 
 メルマガは購読するのも簡単だが、実は発行するのもとても簡単。ただ、ホームページを作るほど難しくはなくても、やはりメルマガにも、ある程度のルールやマナーといったものもあるので、それを理解したうえでメルマガ発行作業にかかりたい。
 本書には、メルマガの発行の仕方、運営方法などがわかりやすく書かれているので、特別な知識がなくても、普段からメールを読み書きしたり、ワープロを使っている人なら、この本を読みながら作成していけば、数日でメルマガ発行人になれてしまうことは間違いない。

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紙の本

紙の本医学生

2002/02/16 19:17

甘くて、ほろ苦い懐かしさを彷彿とさせる青春小説

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 秋田の医大を舞台に、育った環境も、医学部に入った動機も異なる四人の医学生が学び、巣立っていく過程と、その後の進路を描いた青春小説。筆者が医師というだけあって、解剖実習や国家試験受験の際の様子などがリアルで、なかなか馴染みのない医学部の世界を垣間見ているような気にさせてくれる。
 解剖実習で、班を同じくしたことをきっかけに、親交を深めていく四人の医学生が、それぞれ揺れ動きながらも成長していく過程を、遠くで見守るように読み進むうちに、自分のなかにある「学生時代」を懐かしく思い出してしまう。

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紙の本

紙の本トパーズ

2002/02/02 19:14

トパーズは幸福の象徴

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 主人公アキコはママさんからの指示で客の元へと出向く娼婦だ。嫌な客でも拒むことはできない。そんな彼女が、憧れの男と街ですれ違い、近くにあった宝石店でトパーズを買ってしまう。その指輪は自分のお金で買ったのだけれど、それを眺めていると、まるで彼が買ってくれたかのような気分に浸れるアキコ。
 彼女たちの環境を、リアルに想像することは難しい。けれど、彼女たちの考えること、想うことは、その辺にいるOLたちと大してかわらないんじゃないんだろうか。トパーズは娼婦たちにとってのたったひとつの夢のかけらなのかもしれない。

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