サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. PX団さんのレビュー一覧

PX団さんのレビュー一覧

投稿者:PX団

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本地下鉄のザジ

2002/09/25 11:26

生意気なガキとへんな叔父さん叔母さんたちをめぐるドタバタ劇

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書「地下鉄のザジ」は、ただユーモア小説というだけに見えつつ文学的にも色々意味があるらしい。まず、「不思議の国のアリス」のパロディーだということだ。そう、「地下鉄のザジ」とは地下にもぐれずに、現実世界で悶々とするザジちゃんの物語なのだ。ふたつめは、この小説が、ジャリの「超男性」やイタロ・カルヴィーノ、ミシェル・トゥルニエの数々の作品、コクトーの「大股びらき」の流れを汲んだ「寓話小説」に分類されるということ。単なるバカ小説ではなくきちんと構成された、何度読みかえしても、読者を飽きさせないハイテク小説なのである。もうひとつは、演劇の台本みたいにト書きをあちこちに挿入した実験小説でもあるということだ。
—— そんな(どんな?)クノー先生について。
レーモン・クノーは日本ではあまり知られていないが、フランスのシュルレアリスム史、シャンソン、特に酒場ムーラン・ルージュのことを書いた本にはわんさか出てくる。具体的にはヤスケン先生の「奇人・怪人伝」、カルヴィーノの「なぜ古典を読むのか」、ミシェル・アルノーの「ボリス・ヴィアン伝」など(いっぱいいっぱいでした)。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示