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すまいるさんのレビュー一覧

投稿者:すまいる

64 件中 31 件~ 45 件を表示

PC買い替えを検討中のあなたに。

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第1章:ハードディスクの基本メンテナンス
第2章:パーティションって何?
第3章:PartitionMagicでパーテションを操る
第4章:ドライブレターとは?
第5章:「Drive Image CD‐R2000」によるバックアップとレストア
第6章:ハードディスクの種類と基礎知識
第7章:ハードディスク増設・交換の実際
第8章:複数のOSをインストールする
第9章:FDISKによるパーティション作成とドライブのフォーマット

 数年前に購入したパソコンを使っている方の中には、そろそろパソコンの買い替えを検討中の方もいらっしゃると思います。でも果たしてその必要はあるのでしょうか? (僕もそうなのですが)インターネットやメールを主に使っている人は、最新型の機種の性能は必要ないかもしれません。しかもハードディスクの容量が少なくなってしまったからって、諦めることはないのです。本書を参考に自分で増設・交換にチャレンジしてみては?

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あなたはどっち派?

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 小説家・村上春樹さん主宰の「村上朝日堂」ホームページの単行本化第二弾で、今度も本とCD−ROMがセットになっています。いまのところ読了したのは本の部分だけですが……というかCDの方はあまりにも内容が膨大過ぎて、おそらく一生読了できないと思います(汗)。あの量をモニターでず〜っと見てたら目が大変なことになってしまいそうですしね(笑)。気が向いたときにちょっとずつ眺めて、ちょっと微笑んだりする。この本(というかCD−ROM)の場合、そんな楽しみ方がよいかもしれない。

 評価はHPでリアルタイムに読者とのやりとりをしている状態だったら、勿論もっと高かったと思いますが、それを単行本化してしまうとこんな位ではないかと思います。こうゆうのは鮮度が大事ですものね。

 まあなんだかんだ言っても「春樹ファン」の僕としてはとっても楽しめる嬉しい一冊です。タイトルの意味は読んでいただければ分かるでしょう。僕は信長家臣団も捨て難いですが、やっぱりスメルジャコフ派ですね(謎)。さて、あなたはどっち派?

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紙の本風に桜の舞う道で

2002/07/04 16:24

過去の大文豪の作品では決して味わえない感覚。それは?

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 10年前の1990年を、浪人生として予備校の寮で共に過ごした仲間たち。彼らは今、どうしているのだろうか?

 この物語は、2000年の今の彼らと、1990年の彼らの日常が並行して語られる構成で成立っている。高畑監督の映画『おもひでぽろぽろ』や、村上春樹『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の構成を思い浮かべてもらえると良いかもしれない(本当は違うのかもしれないけど、異なる時系列が並行して進行していく点は、たぶん同じだと思う。たぶん)。

 この作品を読んで感じたのは“同世代感”ということ。僕は本好きといっても、残念ながらそれほどコアな本読みでは無いこともあり、今まで自分と同世代の作家の小説を、ほとんど読んだ事が無かった。学生の人などは大抵僕と同じなのではないだろうか? 著者と僕とでは、厳密に言えば同世代ではないのだけれど、それでも僕の読書経験の中ではずば抜けて、同世代の作家の作品だと思う。それはとても新鮮な感覚だった。

 もちろん小説には、実際の自分とは異なる、生活、世代、時代、国、世界観、考え方、などなどを活字を媒介して擬似体験する楽しみがある。しかし、それが同じ世代、同じ世界観であってもいいはず。音楽やマンガなどでは当然のように感じていた「その感覚」を、今回読んだこの作品で味わえた気がする。

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紙の本R.P.G.

2002/07/04 01:13

インターネットに一度でも繋いだことのあるあなたに。

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 今をとくめくミステリー作家、宮部みゆきさんの文庫書き下ろし作品。物語はインターネット上の(ここと同じですね)擬似家族のひとりである「お父さん」が何者かに殺害されてしまうことから始まる。やがて、被害者がネット上で擬似家族を持っていた事を警察もつかむ。果たして犯人は擬似家族の誰かなのだろうか? 同時期に起こったもうひとつの殺人事件との関係は?

 正直、予想以上に面白く、最後の最後に起こる「大どんでん返し」にも意表をつかれた。インターネットにはまっていればいるほど、よりいっそう楽しめる作品。そして、読書家であればあるほど、思わず「にんまり」としてしまう会話や登場人物。著者ほど本好きの気持ちがわかっている小説家も少ないのではないか? そして、そんな著者の作品を読める読者は幸せ者である。

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紙の本ピギー・スニードを救う話

2002/07/04 00:58

何度も何度も。いつまでも。

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 今現在ジョン・アーヴィング唯一の短篇集である。僕はアーヴィングの本領が発揮されるのは長篇小説だと思っているし、今回再読してみてもその気持ちが変わることは無かった。この短篇集の売り文句は「アーヴィング入門に最適!」というものだが、はたして本当にそうであろうか?

 個人的にはその意見には反対である。何故かと言えば、アーヴィングの長篇作品の溢れる魅力を、アーヴィング初体験の読者がこの短篇集から読み取ることが出来るだろうか? と疑問に思うからだ。逆に、数々のアーヴィングの傑作長篇を堪能した経験のある読者にとっては、本当に意味深い本だと思う。彼の長大かつ面白い作品群のとりこになっている読者にとって、アーヴィングの創作の秘密を垣間見ることができる本書は宝物である。

 もし僕のアーヴィング入門がこの短篇集だとしたら、2冊目のアーヴィング作品を手に取ることは無かったかもしれない。もし実際にそのようなアーヴィング入門体験をしてしまう人がいるとしたら、それはとても不幸なことである。なぜなら、ジョン・アーヴィングの長篇小説は「こんなもんじゃない!」からだ。

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紙の本たのもしき日本語

2002/06/28 23:37

たのしき日本語

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 マンガ家の吉田戦車さんと、作家の川崎ぶらさんによるあほあほ(失礼)日本語研究。五十音順に選んだ「たのもしい」日本語を、おふたりのちょっと不思議な語らいによる対談形式で解説していく、という、ひらたく言えば、まあそうゆう本です。

 え〜と、吉田戦車の代表作『伝染るんです』を思い出していただければわかる通り、かなりユニークな感じの本であるところの本書は、もし読まれるのならそれなりの覚悟を持ってのぞまれることを、期待せずにはいられないのが不思議である。間違っても『日本語学習帳』などの系統のものと混同することは許されまいよ…(謎)。と、本書を読むと読者はこんな口調になっている自分に気がつくことでしょう(笑)。お楽しみに♪

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紙の本走れ!タカハシ

2002/06/27 13:12

隠れた名作

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 「ヨシヒコが走るとき、何かが始まり何かが終わる。」そんなキャッチコピーの村上龍作品。僕の個人的ないきさつを書くと、だいぶ前に買って読んでいなかったものを本棚を整理してたら発見、しかも読んでみたらなかなかの面白さであったという嬉しい一冊だったりします♪

  タイトルの「タカハシ」とは広島東洋カープのプロ野球選手高橋慶彦選手の事です。でもタカハシ選手にまつわる物語、というわけではないんです。う〜ん何て言ったらいいのかなあ? 「帰宅後何気なくスイッチを入れたTVに」「かつて子供の頃父親に連れられて行った野球場で」等々、みなさんもいいろいろなところで野球選手を目にしたことがあると思います。本書に収められている連作短篇は、そういった何気ない日常を送っている人々の物語です。ですから勿論、野球に関する知識は無い人でも十分楽しめる作品なのです。安心して手に取ってください。

 村上龍作品の中ではあまり知られていない部類に入るのかも知れませんが、実はかなり面白く、特に村上龍作品では『69』が好きだ! という方にはおすすめの一冊です。え、理由ですか? 読めば納得してもらえると思いますので、ぜひ一読を(笑)。

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紙の本奇跡の人

2002/06/27 12:11

奇跡の人・人の軌跡

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 交通事故による瀕死の脳死状態から、主人公の相馬克己は奇跡の回復をみせる。しかし彼は事故以前の記憶は失ったままである。唯一の肉親であり支えであった母親の亡き後、彼は事故以前の自分自身への欲求を抑えることができない。そして……。 という「いわゆる記憶喪失系」のミステリー。

 物語の前半は主人公の長期にわたるリハビリや、母親の献身的な看護などが抑え目のトーンで淡々と(しかし、感動的に)語られる。すべての知識を失った主人公が回復していく過程には、何となく『アルジャーノンに花束を』ともイメージが重なるものがあり、僕は感動しつつも平穏な読書を楽しんでいました…。しかし! しかーしである! この小説、その平穏な読書のひとときを、いともあっさりと覆してくれちゃいます。

 主人公が事故以前の未知の自分を探し始める後半から(彼は、事故以前の彼の情報が意図的に隠されていると感じて、過去の自分の人間性に疑問を抱いちゃってます。みんなが優しさから情報を隠蔽してる、と思うわけですね)、作品のトーンががらりと変わるのです。人間の持つ「負の側面」とでもいうべき要素が溢れ出てきますので、読者は覚悟して読んでくださいね(笑)。僕はこの話は全体としても面白いと思いましたし、むしろこの作品の存在意義は後半部で、ああゆう形である意味読者を裏切ることは作者の「すぐれた」意図であるとも思う。だけども、読者は前半で主人公に共感し感情移入してしまっているだけに、なにしろ辛く哀しい……。

 はっきりいって気分が落ち込んでいる時に、本書を読みはじめるのはあまりおすすめできないです(笑)。ウキウキ気分で元気いっぱいの時に読んでください。そして著者には、この作品のような挑戦を今後も続けていって欲しい。そうすれば、近い将来、この著者はすごい作品を読ませてくれそうな予感がします!

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紙の本蒲生邸事件

2002/06/27 11:50

現代人・過去人・未来人

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 平河町一番ホテルに宿泊していた受験生・尾崎孝史は、二月二十六日未明、ホテル火災に見舞われた。危うく焼死するところを、謎の男に助けられた孝史は、その男とともに昭和十一年二月二十六日にタイムスリップ—雪の降りしきる帝都では、今まさに二・二六事件が起きようとしていた。その日、蒲生邸では蒲生陸軍大将が自決。三宅坂一帯は叛乱軍に占領され…。この叛乱の結末、これからの昭和の戦争への悲惨な歴史を知る孝史たちにできることはないのか。“運命の四日間”に交錯する人々の命運! 当代随一のストーリーテラーが時を超えて描く。

 基本的には、いわゆるタイムスリップものの定番そのものなのだけれど、魂のこもった魅力的な登場人物、2・26事件という特殊な舞台設定などによって、「ありがちな設定」という弱点をしっかり補えていたと思う。「さすが宮部みゆき!」といったところだろう。

 ただ、納得できない点がひとつだけ……。既にその時代の成り行きを知ってしまっている未来からやってきた(作中の言葉を借りるなら)「未来人」が存在するのに、何故その時代より過去からやってきた時間旅行者「過去人」が出てこないのか? 登場しない明確な理由は示されていなかったと思うのですが、僕が気付かなかっただけなのだろうか?

 例えば、タイムスリップは時間旅行者が明確にイメージできる時代にしか行くことが出来ない。だから結果的に「過去人」が現れないだとか、何とでも理由付けはできると思うのですが、それを何故文章にしなかったのだろう? 少し丁寧過ぎるくらいに読者に配慮した作品を書かれるのが宮部みゆき作品の良いところのひとつだと思うのだけど……。

 主人公の青年がそのことに疑問を持たないことが不自然にすら思えた。いつになったら「過去人」について触れるんだろうって、そればかり気になっていたのに、結局最後まで説明されないまま終わってしまった。宮部ワールドの面白さ炸裂の本作であるだけに、その点が残念である。

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紙の本インターネット的

2002/06/24 00:02

イトイシゲサト的

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 何かちがう気がするなあと思うときには、その作家の人生観や世界観に、観ているあなたの考えがフィットしなかったわけです。しかし、ちがうなあとは思いながらも、作家が本気で問いかけた時には「おれはそうは思わないけれど、その幸せもあるだろうなあ」と、何となく納得できたりします。(本文より)


 僕は糸井重里さんの運営のホームページ『ほぼ日刊イトイ新聞』が大好きで、それこそほぼ毎日読ませてもらっているし、糸井脚本のTVゲーム「MOTHER」なども大好きだったりするし、糸井さんと同じように魚釣りがすきだったりもする。かといって「あなたは糸井重里氏のファンなのですか?」と問われたら「よく分からない」と答えるしかない。

 『インターネット式』と題された本書についても同じである。彼の発言は、僕にとってとても興味深いものであることには間違いはないのだが、完全に納得しているわけでもない。

 はっきりしない。

 そこで僕は気がついた。僕にとって糸井さんとは「常につるんでいたわけではなく、むしろ殆ど会話すらしたことが無かったのだが、心の中では評価し合い認め合っていた高校のクラスメート」のようなものなのではないかと。当然糸井さんは僕の存在すら知らないわけだから、その喩えは矛盾しているのだが、そういった気持ちを読者に感じさせる彼の文章が、本気の文章であることは間違いないだろう。

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紙の本辺境・近境

2002/06/22 02:47

カンガルー脚の行く先は?

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 著者の村上春樹さんは『遠い太鼓』や『雨天炎天』などの旅行記を書いていますが、おもしろさとバリエーションの豊かさでは本書が一番かもしれません。

 今回の村上春樹さんは、瀬戸内海の無人島でのキャンプ、讃岐うどんをめぐる冒険、そして大作『ねじまき鳥クロニクル』にも登場したノモンハンの戦場跡まで、相変わらずのフットワークの良さで、さまざまな場所へ意欲的に足を運ぶ。

 本書をじっくりと楽しんだ読者は「交通機関や情報網が高度に発達した現代では、アメリカ大陸を横断するよりも、香川でうどん屋めぐりをするほうがより辺境を旅することになるのかもしれない」という著者の言葉に、思わず頷かされてしまうことだろう。
 
 そのときあなたは、著者と同じ「カンガルー脚」への道を歩きたくなっているはずです!

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紙の本青ひげ

2002/06/20 16:31

映画より映像的な文章

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 大邸宅に孤独に暮らす元抽象表現派の画家であり、前大戦において多くの勲章を得たアルメニア人の老人ラボー・カラベキアンの回想録。そんな彼の元をおとずれた謎の女性は何者なのか? カラベキアンがひた隠しにする納屋の中にはいったいどんな秘密が隠されているのだろうか?

 ヴォネガットの作品にしばしば見られる回想録の形をとっているこの作品。過去と現在が交互に語られているのにもかかわらず、読者に少しも読み辛さを感じさせないところがすごい。うっかりしていると、読者はいつのまにか著者の紡ぎ出した映像的な文章の世界の真っ只中に!

 著者の文章とあなたのイマジネーションは、一体どんな情景を生み出すのか!?

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紙の本

2002/06/20 15:39

侍は今?

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 豊臣から徳川へと時代が移り変わっていく中、藩主その他もろもろの人達の思惑によって、遠く異国の地へ行くことになる一人の下級武士。彼は日本を離れる事によって、当時の日本では弾圧の対象になりつつあり、自分とは待ったくの無関係なものだと考えていたキリスト教と、正面から向き合わなくてはならない立場に追い込まれていく……。

 同じ著者の『沈黙』や『深い河』といった作品ともに「信仰とは何か」を考えさせられる作品。信仰とは言っても特定の宗教についての問題よりもむしろ、「日本人であるということ」、「人間であること」とは、一体どうゆうことなのか。と思わず考えさせられてしまうスケールの大きな作品です。

 主人公の侍の、あまりにも世間ずれしていない人物像には多少違和感を感じないわけではないが(今は小学生だってもうちょいすれているのでは?(笑))、当時の時代背景などを考えれば「それはそれでありかな」と、充分に納得できる許容範囲内。

 歴史にも宗教にも関心が無いという人でも、思わずのめり込んでしまうはず!

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紙の本地下街の雨

2002/06/20 15:18

わかりやすい解説

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 大作『模倣犯』が大人気の宮部みゆきさんの作品で、わりとさらっとした短篇集です。って思って読み始めたのですが、この本、そんなに簡単に通過させてはくれません。だれもが違和感なく物語の世界に入っていける、わかりやすい著者の文章ですが、作品の面白さは一筋縄ではいきません。思わず「むむむっ!」って唸らされちゃいます。さすがは宮部みゆきさん、侮れません。

 どの短篇も「世にも奇妙な物語」的な、一風変わったちょっと恐いような雰囲気を持った作品ばかりです。中でも僕のお気に入りは「さよなら、キリハラさん」。どんな話かというとですね、元老院直属の音波管理委員会の太陽系第3支部から派遣されてきたキリハラさんに音を抜かれちゃうようなタイプのお話ですね。‥‥え〜と、わかりやすい解説に出会えて良かったですね(なんつって…笑)。

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紙の本ホワイトアウト

2002/03/25 15:47

冬山のスーパーマン

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 とにかく、過酷な雪山をひとり果敢に武装グループに立ち向かっていく、主人公のスタミナ・体力・気力が尋常ではない。

 捕われの仲間の救出やダムを守る(ダムの決壊は下流域の壊滅に繋がってしまう)という使命感がそうさせたということなのだろう。だけど、最後のほうなんてほとんどスーパーマンですね。

 もちろんスーパーマンではない彼の心の内側の描写も多々あるのだけど(心の中で弱音を吐いてみたりね)、彼の英雄的行動は、むしろそっちが嘘っぽく見せてしまうくらい…。それくらいに彼の活躍はすごい。圧巻ですよ。

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